Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

手のひら返し

2016年01月31日 08時34分56秒 | Weblog
ドイツも中国に見切り…不要論まで飛び出す強烈な手のひら返し
 「そんなおり、面白い記事を見つけた。ARDの特派員が、上海での4年間の任期を終えるにあたって書いたものだそうだが、内容は、「西側諸国がイスラムテロとの戦いに敗退している最中、中国は静かに世界の頂点に近づいていく。北京の影響が膨張していくところでは、自由が死ぬ」というものだ。」

 「金の切れ目が縁の切れ目」とは、国と国との関係にも当てはまるようで、中国と蜜月関係にあったドイツでの中国批判報道が盛んになっているそうだ。
 遠くに住んでいると、相手の本性がよく見えないというのも、国と国との関係に当てはまるのかもしれない。
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過労自慢

2016年01月30日 09時27分02秒 | Weblog
[FT]ビジネスエリート、長時間労働はもはや「下品」
 「米国のエリートエグゼクティブの間では、状況が変わり始めているという。どれだけ消費しているか自慢することが不作法であるように、今では、どれほど長い時間働くか自慢することが下品なことになりつつあるというのだ。」

 日本の会社でもよくあるのが、「おれはこんなに頑張ってるんだ!」という働き自慢(長時間労働=過労自慢)である。
 これが「承認欲求」から発するものであることは明白だが、アドラーによれば、このような承認欲求は「他者との競争」を前提としており、結果的に人間を不幸にする。
 そういう意味からすれば、米国において、長時間労働を自慢することが「下品」とみなされるようになったということは、歓迎すべきことなのかもしれない(もっとも、日本では相変わらず絶望的な状況のままだが)。
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カット

2016年01月29日 08時03分14秒 | Weblog
「鑑定団」石坂の後任は福澤朗アナ 社長はパワハラ解雇否定
 「最近2年ほどの放送では、1時間の番組で石坂のコメントが放送されることはほとんどなく、インターネット上で「司会なのに発言がない」と話題となっていた。また、一部で担当プロデューサーとの酒席のトラブルによる確執が原因で、意図的に発言をカットして降板に追い込む“パワハラ解雇”などと報じられていた。」

 サラリーマン社会でも、酒席などの業務外の場面でのトラブルが人事上のトラブルなどに発展したという話はときどき聞く。
 例えば、飲むと先輩にも暴言を吐くというタイプの人がちらほらいるが、出世した人は一人も見たことがない。
 芸能界の場合、編集におけるプロデューサーの権限は大きいはずだが、発言の場面を「カット」するというやり方は陰湿で、大人げないと思う。
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失敗は振り返らない

2016年01月28日 08時24分46秒 | Weblog
 「週刊新潮」1/28号(PTに訊け)で、中野ジェームス修一さんが、「スランプを脱出するためには、失敗したら、その反省点を次に生かそうと考えない」ことが重要だと指摘している。
 ここで私は、「西郷南洲遺訓」の一節(二十七)を思い出した。

「過ちを改るに、自ら過ったとさへ思い付かば、夫れにて善し、其事をば棄(す)て顧みず、直に一歩踏出す可し。過を悔しく思ひ、取繕(とりつくろ)はんと心配するは、譬(たと)へば茶碗を割り、其缺けを集め合せ見るも同にて、詮(せん)なきこと也。」

 失敗のイメージは固定・定着しやすく、これはPTSDと同様の作用と思われる。だから、精神衛生上は、これを「棄て顧みない」ことが重要なのである。
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売上げ

2016年01月27日 08時15分59秒 | Weblog
廃棄カツ6万枚以上が流通 複数の卸売業者が認める
 この事件は、大きく扱われているわりには、違法事由としてはマニュフェストの虚偽記載しかないようである。
 単純に考えて、まだ食べられるカツを利用しているわけだから、地球環境には優しいはずであり、そういう目で見れば強い非難には値しないのかもしれない。
 さて、私が気になったのは、「横流し」とはいえ何らかの対価を得ていたはずだから、その売上げをどのように計上していたかである。ダイコーで計上すると分かってしまうから、別会社で計上していた可能性もあるのではないか。
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再就職

2016年01月26日 08時25分57秒 | Weblog
 大企業では、今でも55歳定年制を採用しているところが多いと思うが、年金支給開始年齢(65歳)までは10年あり、この10年間をどう過ごすかが悩ましい。
 金融機関の場合、関連会社や取引先に再就職することが多いが、問題がないとはいえない。取引先に再就職したものの長続きしないケースが結構あるからである。
 私が聞いたところでは、人間関係がうまくいかないのが最大の理由のようであり、中には、取引先に役員として再就職したが、オーナーから解任され訴訟になったというものもある。
 人間関係がうまくいかない理由としては、企業文化の違いや求められる能力の不一致などもあるとは思うが、やはり人格的なものが大きいのではないだろうか。というのも、私の元上司で、人格円満な方は、組織を離れてもうまくやっている人が多いと感じるからである。
 仕事を通じて人格を発展させていくことは現実には難しいことであり、仕事に懸命になる余り人格がゆがんでしまうこともある。そうならないためには、日々の意識が重要ということなのだろう。
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不在

2016年01月25日 08時21分46秒 | Weblog
さらば あぶない刑事
 2人の主役は定年退職ということで、今回が最後の映画となるようだ。 
 映画のプロモーションのため、舘、柴田、浅野と仲村の4氏が、精力的にテレビに出演しているが、私などは、ある人がいないのをさみしく思う。
 それは、近藤課長役の中条静夫さんである。
 中条さんは、平成6年に亡くなっているのだが、あぶない刑事の初期においてはなくてはならない存在だった。
 出演者の逝去という問題は、サザエさん(カツオや波平)やドラえもん(ジャイアン)などの長寿人気番組では避けては通れないことだが、こういう不在の感覚を味わうのはつらいものである。
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社員を守る

2016年01月24日 09時22分17秒 | Weblog
SMAPを「殺した」ジャニーズ・メリー副社長の傲慢
 芸能界やこの企業の特殊性を知らしめた事件といえるが、一番特殊だと思うのが、社内の不祥事について、責任者が「身を挺して」社員を守るのではなく、その真逆をいっていたことである。
 一般企業であれば、社長などの責任者が正面に出て、社員を矢面に立たせないというのが常識であるが、本件では、騒動の元となった二人(副社長とマネージャー)は全く表に出てこず、社員が「公開処刑」された。
 こういう業界・企業風土であれば、社員が自己防衛の措置を講じないといけないはずだ。
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本当の危機

2016年01月23日 08時47分08秒 | Weblog
 家庭裁判所の待合室には、離婚などの人生の危機に直面している人が集まっている。先日、あるベテランの女性弁護士が、依頼者と思われる若い女性に、こんな話をしているのを聞いた。
「家庭が円満で、仕事も順調なときにこそ、『人は何のために生きるのか』という本質的な問いが頭をもたげてくる」
 この弁護士は、人生における本当の危機は、紛争などの表面的かつ分かりやすい出来事であるとは限らないということを的確に指摘していて、横で聞いていた私も、心の中で大きく頷いたのである。
 もっとも私は、公私ともに順調という時期をもったことがないため、幸いなことに「本当の危機」に見舞われた経験がないようである。
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ギアチェンジ

2016年01月22日 07時52分37秒 | Weblog
バスのエンジンブレーキ利かぬ状態 ギアがニュートラル
 「長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故で、長野県警の検証の結果、バスのギアがニュートラルの状態だったことが関係者への取材でわかった。」

 弁護士になって最初に配てんされた事件の1つが、大型トラックとの交通事故(被害者側)だった。
 大型トラックの場合、ギアチェンジの際に体勢を崩してしまい、操作をミスしたり、直後にアクセルとブレーキを踏み間違えたりするミスが起きるようである。
 坂道だったので、体勢が崩れてしまったという可能性もあるだろう。
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