Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

休めない職業

2019年04月30日 08時31分21秒 | Weblog
1日練習しなければ自分に分かる。2日練習しなければ批評家に分かる。3日練習しなければ聴衆に分かる。(アルフレッド・コルトー)

 この言葉は、コルトーというピアニストのものらしいが、これを見るだけでも、ピアニストをはじめ楽器の演奏家に休日はないことが分かる。
 この明言はほかの分野の専門家、例えばアスリートなどにも当てはまると思う(もっとも、体を使う職業は、必ずオフの日を必要とする。)。
 自営業者も似たようなものではないかと思う。
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プライバシー

2019年04月29日 08時20分06秒 | Weblog
教員「病休」のウェブサイト公表は違法 佐賀県に10万円賠償命令
 「学校だよりに教員の病気休暇を記載してウェブサイト上でも閲覧可能にしたことに対しては「本人の同意なく、みだりに公表することは許されず、違法」と判断して県に10万円の支払いを命じた。

 いまどき学校がこんなことをしていたのかと驚く事案である。
 そういえば、新聞社の中には、大学や高校合格者の氏名も、本人の承諾なく掲載していたところがあった。
 こういう取り扱いはプライバシー侵害に当たるからやめるようにという日弁連の要望は、平成8年のものだった。
 これはいい仕事だったと思う。
 合格者の中には、名前が掲載されることをうれしく感じる人もいるだろうが、これだと、田舎などでは不合格者が誰かまですぐわかってしまうのだ。
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休暇明けブルー

2019年04月28日 07時44分42秒 | Weblog
ゴールデンウィーク明け症候群を防ぐ6つの対策~寝坊は2時間以内に
 「毎年ゴールデンウィーク明けは休職者が増える傾向があり心配、と企業人事担当者から相談を受けることがあるのですが、今年はこれまでに例のない大型連休。連休明けには新入社員の離職増加さえ懸念されています。

 起きる時間を変えず、適度に運動すべきことが書かれているが、最も安全な方法がある。
 それは、「3日以上オフの日を作らないこと」である。
 つまり、2日休んで1日働く、というペースを作るのである。
 これだと、普段の週末とそう変わらないので、調子が狂いにくいのだ。
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裁判官の常識

2019年04月27日 07時54分00秒 | Weblog
裁判官に知ってほしい 私が父の性暴力に抵抗できなかった理由
 「名古屋地裁岡崎支部は、被害者が抵抗できない状態だったかどうかを判断するために、▼精神的なショックで「強い離人状態(解離と呼ばれる状態)」にまで陥っていたかどうか、▼「生命や身体などに危害を加えられるおそれがある」という恐怖心から抵抗することができなかったかどうか、▼性交に応じるほかには選択肢が一切ないと思い込まされたかどうか、という観点から検討していました。
 そして今回のケースは、いずれにも当てはまらないという理由で、無罪としました。


 判決が物議を醸している。
 記事を読む限り、伊藤和子弁護士の指摘のとおり、裁判官が「抗拒不能」の要件を厳格に解釈しすぎたような印象を受ける。
 抵抗できない理由は、必ずしも裁判官が挙げたものだけには限られないはずである。
 抵抗すれば「衣食住を失うんじゃないか」という心理は、十分理解できる。
 裁判官の常識と世間の常識とがずれている典型例かもしれない。
 
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立ち入り禁止

2019年04月26日 08時03分16秒 | Weblog
インドネシア、人を襲う「生きた恐竜」の島閉鎖 ドラゴンと観光収入の絶滅回避へ
 「最もコモドドラゴンが生息しているコモド島をインドネシア政府、地元州政府などが2020年1月から閉鎖する方針を明らかにし観光業界に波紋を与えている。 
閉鎖の理由は希少動物であるコモドドラゴンを密猟して海外に売りさばこうとする密輸事件が相次ぎ、種の保護が急務となっていること。また観光地化やコモドドラゴンのエサであるシカが減少するなど生息環境が悪化しているためという。


 タイのピピ島に続き、インドネシアのコモド島も人間の立ち入りが禁止されるようである。
 いずれも「島」という点が興味深いが、森林リゾート(東南アジアでいえば、チェンマイやウブドなど)にもpresevation の動きが活発化することが予想される。
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事理弁識能力

2019年04月25日 07時47分44秒 | Weblog
老年について(キケロー著)
 大カトー「ソポクレースは非常な高齢に至って悲劇を作った。それに熱中するあまり、家政を疎かにするように見えたので、息子たちが彼を呆け老人として家政から引き離してもらおうとした。われわれの習慣で、ちゃんと家の管理ができない父親は禁治産宣告を受けることになっているが、それと同じだ。ところが、その時老詩人は、最近書き終えたばかりで未提出であった作品、『コローノスのオイディプース』を裁判官に向かって朗読し、この詩が呆け老人の作と見えるか、と尋ねたという。この朗読の結果、裁判官の判決によって彼は放免されたのだ。」(p27~28)

 これを読むと、古代ギリシャ・ローマでも成年後見制度があったことが分かる。
 ソポクレースは、息子たちから後見開始の審判申立てをされていたのである。
 だが、90歳のソポクレースには、十分な事理弁識能力があった。
 法廷で、ソポクレースがオイディプスやアンティゴネなどの役を一人で演じていたのかと思うと、なかなか感慨深いものがある。
 
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平成11年

2019年04月24日 08時23分25秒 | Weblog
年表で振り返る平成エンタメ史・中編 広末の早稲田入学で始まった第2クール
 「7月31日 この日、「ノストラダムスの大予言」で唱えられた“1999年7の月”が何事もなく無事に終わる。著者の五島勉は朝日新聞のインタビューに「予言は警告であって、人間の意志によって回避可能なものだった」と今更なコメント

 平成を振り返ると、バブルの崩壊はあったが、世界の崩壊は回避された。
 なぜなら、五島勉氏によれば、1999年の「7の月」に、「恐怖の大王」が降臨して、世界は滅ぼされるはずだったからである。
 この話題がエンタメニュースのカテゴリーに入っているのは、「大予言シリーズ」はエンタメ本だったという理解なのだろう。
 週末論をエンタメにしてしまう時代だったのである。
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断筆前

2019年04月23日 07時48分38秒 | Weblog
 「狂気の沙汰も金次第」には、かなり過激な表現が散見されるけれども、そのような場合にはお定まりの、「なお本作品中、今日の観点からみると差別的ととられかねない表現が散見しますが、・・・」という断り書きはない。
 筒井先生のことだから、自作についてそのような断り書きはつけないよう、出版社に要求しているかもしれない。
 それにしても、断筆前は、次のような文章も書けたのだ。
 「ぼくはもともと、容貌の醜い女はそれ自体が罪悪であるという考え方であるし、世の中にはずいぶんひどい顔をした女がたくさんいるから、そういうのはどんどん整形した方がいいと思う。」(p456)
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オーシャン・ビルダーズ

2019年04月22日 08時21分35秒 | Weblog
タイ軍、海上ハウス撤去へ 建設したビットコイン長者の男女は逃走
 「問題の海上ハウスの位置について、当局は人気観光地プーケット(Phuket)沖約12カイリの海上でタイ領海内だと主張する一方、エルワータウスキー容疑者は13カイリ離れているので領海外だと主張している。
タイ海軍は、無許可で建築されたこの浮遊住居を撤去するため20日に巡視船を派遣したと述べた。同日中に作業を終える方針だが、海上ハウスの位置する海水の深さのため、作業が難航する可能性もあるという。
 カップルは起訴され有罪となった場合、死刑が言い渡される可能性もある。


 この企画のヒントをどこから得たかは、だいたい想像がつく。
 今回は犯罪とされてしまったが、公海上であれば、米国の軍艦でも来ない限り、オーシャン・ビルダーズの試みは成功するだろう。
 
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猫とキツネ(4)

2019年04月21日 07時26分21秒 | Weblog
夏目友人帳でニャンコ先生の正体の斑とは?強さと能力を紹介!

 「法学部に行くと猫とキツネが沢山出てくる」という話を何度かしたが、「猫であり、かつキツネである」と思われるキャラクターが存在することに気づいた。 
 それは、夏目友人帳に出てくる妖怪・斑で、普段は招き猫(ニャンコ先生)の姿をしているというもの。
 斑がキツネであるとは書かれていないが、見た目はキツネと言ってよいと思う。
 
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