Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

勤続年数

2011年06月30日 07時48分06秒 | Weblog
 労働問題の報告会で、面白い指摘があった。裁判所は、解雇事案での解決金算定の際、いまだに勤続年数を重視しているというのである。
 確かに、「賃金カーブ」がいまも妥当するとすれば、勤続年数が長いほど、会社は「モトをとっている」=「会社に貢献している」ことになって、解決金の増額要因になると思われるが、この感覚はやや古いというしかない。有能な転職者ほど損をすることになる。
 
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5時半からの渋滞

2011年06月29日 07時35分56秒 | Weblog
弁護士接見「長時間待ち」  面会室増設を要望へ
 警視庁管内の留置施設では、一般面会は夕方4時半くらいまで、5時から食事である。そこで、5時半以降に、弁護士接見が集中することになる。
 つい先日も、接見室が1つしかない警察署で1時間以上待たされた。接見室が3つある渋谷署でも、2時間待ちと言われ、接見をあきらめたことがある。
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父親の面会交流

2011年06月28日 07時58分00秒 | Weblog
 研修で興味深い話を聞いた。それは、「表向きは熱心に面会交流を求める父親だが、それはほとんど偽物である」というもの。面会交流の支援を行っているその元家裁調査官によれば、東日本大震災後、子供の安否確認を行った父親は1割に過ぎなかったという。
 そういえば、訴訟・調停において、「離婚だけしたいけど、とりあえず親権も求めておこうか」という父親は非常に多い。まぎれもなく訴訟戦術なのだが、ちょっと違和感を感じる。
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精神なき専門家

2011年06月27日 07時34分00秒 | Weblog
 リーマンショックやホリエモン事件などの解説で、ときどきマックス・ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を引用して、「精神なき専門人、心情なき享楽人」と指摘する人がいる。だが、こうした用い方には要注意である。
 例えば、池田信夫氏による「姜尚中氏の通俗的ウェーバー論」。それに、プロテスタンティズムという「精神」がもともと資本主義の原動力となっていない日本で、この言葉を適用すること自体がおかしい。日本における「精神」を敢えてあげるとすれば、「イエ」と「協働」の論理だろう。
 
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晴れのち雨

2011年06月26日 09時33分52秒 | Weblog
 昨日は久々に天気の週末かと思ったら、正午前から暗雲が立ち込め、夕方から雨となった。
 近所の公園でゆっくりサイクリングでもしようかとしていた矢先、雨雲が空一面を覆ったため、やむなく帰宅。公園の運動場では野球、サッカー、陸上などの競技が行われていたが、幸い土砂降りにはならなかったので最後まで開催された模様。
 (関東地方は)例年より2週間以上早く梅雨入りしたのだから、早く梅雨明けしてほしいもの。
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発表までの過ごし方

2011年06月25日 08時33分25秒 | Weblog
 5月の司法試験明けのことだったが、添削指導をちょっとやらせてもらったロースクール生が事務所に来て、「合格発表までの間、何をすればいいと思いますか」と質問してきた。サラリーマン社会なら「自分で考えろ」と突き放すところだろうが、ここはまじめに、「1週間くらい休んだら、油断せずに元通りの勉強をすることだね。基本書を読むのもいいかもしれん。我妻はお薦めだよ」と答えておいた。
 旧試験のころなどは、論文試験の後は答案を再生したうえで、すぐに論文(来年用!)・口述(今年用)の試験にとりかかる人がいた。試験の怖さを良く知る人ならではの発想だ。
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逆転好き

2011年06月24日 07時59分16秒 | Weblog
 裁判所判例Watchを見ていると、東京高裁の第●●民事部が、比較的頻繁に「逆転判決」を下しているのが分かる。わが事務所でも、この部に配点された控訴審の事件で、逆転勝訴判決が2~3件、敗訴事件が1件ある。
 正しい判断であれば、国民にとってよいことなのだろうが、逆転判決がパフォーマンス化し、それ自体が目的になると、「地裁裁判官いじめ」の観を呈しかねない。ちなみに、逆転率の高い裁判官は出世できないとされ、将来有望な裁判官の判決をひっくり返すことは、その人の出世を妨げることになるという。
 
 
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財産隠し

2011年06月23日 08時36分17秒 | Weblog
金融庁:連帯保証を禁止…経営無関与の家族・知人
 確かに、従来の金融機関は、経営無関与の保証人にまつわる悲劇を生み出してきた。会社と代表者は破産すれば済むが、保証人になった知人まで破産しなければならないのはかわいそうだ。
 会社に融資する際、代表者を保証人にとらないと、実質的な会社財産を個人に移転するなどして、会社を「抜け殻」にしてしまう経営者が出てくる。それに、経営者を保証人にとると、必死で経営に専念するようになり、プラスの効果も生まれる。だから、代表者を保証人にとることは必須なのだ。
 さて、経営無関与の家族や前代表者が保証対象外となると、今度は、これらの者に会社財産を移転させる経営者が出てくるのではないか?
 
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最強の動物

2011年06月22日 08時06分32秒 | Weblog
最強の動物は?
 「トラ最強説」「カバ最強説」などがあるけれど、専門家の意見を総合すると、地上最強の動物は、アフリカゾウで決まり。
 強さに関していえば、体重、キバ・爪などの武器、皮膚の厚さ、敏捷性などが主要な要素のようである。1・5トンの強さを持つクマさんの一撃もゾウさんには及ばず・・・。
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エレベータに注意

2011年06月21日 07時30分44秒 | Weblog
 民事の尋問や刑事公判の後などに、傍聴に来ていたロースクール生とエレベータで一緒になることがある。その時、「これはマズいな」と思うのは、ロースクール生が弁護士の存在に気づかないまま、事件の評論を始めてしまうことである。
 ある刑事事件で、上記のような状況で、あるロースクルー生(らしき人)が、「あの被告人は詐欺の常習者なんだろうね」などと発言したため、当方が不快な思いを抱いたことがある。エレベータにはいろんな人が乗っているというお話。
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