プエルトリコ、米政府の災害対応に怒り 「人々が死んでいる」
「 エレーン・デューク(Elaine Duke)国土安全保障長官代行は28日、これまで米政府が実施した被災地支援について「大変満足している」、「非常にうまく進行している」との見解を表明。さらに「われわれが(被災した)人々に到達できる能力があるかという面、そしてこれほど壊滅的なハリケーンに襲われても死者が少数であったという面では、非常に良いニュースだ」と語っていた。
これに対し、プエルトリコの中心都市で人口340万人を擁するサンフアン(San Juan)のカルメン・ユリン・クルス(Carmen Yulin Cruz)市長は猛反発。29日、米CNNテレビに対し「彼女(デューク氏)がいる場所からは良いニュースに見えるのだろう」「川の水を飲んでいる状況は、良いニュースではない。赤ちゃんに与える食べ物がないことは、良いニュースではない」「これは良いニュースではない。人々が死んでいるというニュースだ」と批判した。」
これはデューク氏が悪い。
死者が少数にとどまったのが「非常に良いニュース」だという発言は、被害者の家族などからすれば、とんでもない発言であり、そのことに気づかない感性はどうかしている。
まずは犠牲者の方や現在苦しんでいる人々に対し、弔意や同情を示すのが為政者としてあるべき姿勢である。東日本大震災時の日本の政治家は、おおむねこの流儀を守っていた。
合掌。
「 エレーン・デューク(Elaine Duke)国土安全保障長官代行は28日、これまで米政府が実施した被災地支援について「大変満足している」、「非常にうまく進行している」との見解を表明。さらに「われわれが(被災した)人々に到達できる能力があるかという面、そしてこれほど壊滅的なハリケーンに襲われても死者が少数であったという面では、非常に良いニュースだ」と語っていた。
これに対し、プエルトリコの中心都市で人口340万人を擁するサンフアン(San Juan)のカルメン・ユリン・クルス(Carmen Yulin Cruz)市長は猛反発。29日、米CNNテレビに対し「彼女(デューク氏)がいる場所からは良いニュースに見えるのだろう」「川の水を飲んでいる状況は、良いニュースではない。赤ちゃんに与える食べ物がないことは、良いニュースではない」「これは良いニュースではない。人々が死んでいるというニュースだ」と批判した。」
これはデューク氏が悪い。
死者が少数にとどまったのが「非常に良いニュース」だという発言は、被害者の家族などからすれば、とんでもない発言であり、そのことに気づかない感性はどうかしている。
まずは犠牲者の方や現在苦しんでいる人々に対し、弔意や同情を示すのが為政者としてあるべき姿勢である。東日本大震災時の日本の政治家は、おおむねこの流儀を守っていた。
合掌。