Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

同業者からの批判

2014年08月31日 06時48分19秒 | Weblog
福島・吉田調書 「撤退」も命令違反もなかった
産経記事巡り朝日新聞社が抗議書 「吉田調書」報道
 新聞社どうしで論争が起きている。朝日vs読売・産経という構図。
 どちらが正しいかは、吉田調書の全面公開で明らかとなるはずだ。いずれかの新聞社の見解が誤りだとすると、その新聞記者の読解力(国語力)が問われることになる。
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前兆

2014年08月30日 08時06分45秒 | Weblog
「倒産の前兆」逃げ出す準備いつから? プロが教える典型パターン
 融資・審査を担当していた人間として、倒産の前兆として最も多かったのは、「経理部長の退職」だったと思う。だが、同族経営で経理を家族がやっている場合、倒産の前兆が発覚するのは遅れることが多いと思われる。
 あと、「せこすぎる経費の節約」というのも当たっている。試算表をつくる経費すら惜しむ会社は、たとえつぶれないとしても、銀行から融資を得ることは難しい。
 最後に挙げられた「給料遅配」だが、その前に一方的な給料減額というのがある。もちろん違法だが、中小零細企業では珍しくない。
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批判する自由

2014年08月29日 07時04分07秒 | Weblog
週刊新潮の広告も拒否 慰安婦記事で朝日新聞 
 
 丸山真男氏は、「批判する自由こそが言論の自由の中核である」と強調していた。独裁国家を見れば、これが正しいことはすぐ分かる。
 本件は、ある新聞社の誤報問題について週刊誌が批判記事を掲載したところ、この週刊誌の広告掲載を拒否したというもの。「批判されたから広告を拒否するとは言語道断」という反論に対してはどう答えるのだろうか。
 それに、この件で、むしろ週刊誌の売れ行きを良くしてしまっていることに気づかないのだろうか。広告を掲載するよりも、掲載を拒否される方が売れるというのは皮肉である。
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携帯禁止

2014年08月28日 07時43分12秒 | Weblog
 近くの同業者で、事務員に携帯の使用を禁じているところがある。出社すると、まずロッカー内に携帯を保管させるらしい。
 その目的は、表向きは情報漏洩防止ということのようだが、実際には業務効率の向上を狙っていると思う。
 事務員は、おそらく家庭の主婦が多いと思われるが、業務中に子供や夫などから緊急の用件で電話やメールが来ることはまずないと思われる(確かめようと思ったら、同僚などを観察してみるといいと思う。)。だから、携帯の使用を禁止しない場合には、緊急でない電話やメール対応のために業務が中断されるという事態が発生してしまう。こうした事態を予防しようというのだろう。
 まあ、業務に専念するという意味では、いい制度なのかもしれない。
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前進せず

2014年08月27日 07時04分10秒 | Weblog
<民法>契約ルール200項目改正 法制審部会、最終案了承
 「保険契約などで細部を説明するために事業者側が示す「約款」の法制化は、一部が反対したため議論を継続する。」

 約款についての議論が「継続」(つまり、ほぼ現状維持)となったという点が気になる。
 約款に関する基本方針は極めて常識的なものであり、これが実現されないというのであれば、やはり業界の政治的な圧力が強かったと思われる。
 約款に関する限り、民法改正により前進することはなさそうだ。
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条件付き

2014年08月26日 07時14分06秒 | Weblog
保釈条件に市幹部との接触禁止 起訴の美濃加茂市長
 今回の保釈条件には批判が多いようだ。確かに、市長が市の幹部と協議できないというのでは、市政が停滞することは目に見えている。
 「市長と副市長は議場での席が隣同士で、接触禁止に抵触する可能性があるという。」というくだりに至っては、笑うしかない。
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先見の明

2014年08月25日 07時11分25秒 | Weblog
予備校から不動産会社に華麗な転身か
 これで思い出したのが、ホテルに転身した某ロースクール(さいたま市大宮のホテル エスポワール(HOTEL ESPOIR))
 出口戦略がしっかりしているというのは、さすがというべきか。ただし、後者の場合には、ロースクールが破たんすることを予見していたという点で、ある意味問題ではあるのだが・・・。
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自由の意味

2014年08月24日 15時42分32秒 | Weblog
山の音
 忘れられつつある名作。
 さまざまな読み方があるものの、「日本的な家の悲哀」が大きなテーマであることは大方の一致した見解のようだ。
 だが、著者(川端康成又はゴーストライター)が最も書きたかったのは、319ページの、

 「そう。菊子は自由だって、わたしから菊子に言ってやってくれと、修一が言うんだ。」
 この時、天に音がした。ほんとうに信吾は天から音を聞いたと思った。

ではないかと思う。
 このくだりの前には、修一の愛人である絹子が、「戦争未亡人」となったために家のくびきから解かれ、自由を獲得したことが描かれている。これと対比されるのが、修一の妻(修一の両親と同居している。)、すなわち、日本的な家における「妻」「嫁」という地位のために束縛されている菊子である。だが、その菊子も「自由」だというのである。これは何を意味するか。
 深読みかもしれないが、「戦争未亡人」は、戦争に敗れ独立と自由を失った日本の象徴であり、菊子=「庇護者の下での自由」というテーマは、日米安保体制下の日本の暗喩であるように思われる。ちなみに、この作品が刊行された昭和29年は、日本が主権を回復して間もないころであり、沖縄はまだアメリカの施政下にあった。
 「庇護者の下」でも「自由」ではありうるが、失った「独立」は一体どうすれば回復できるのか?これが戦後日本の最大の課題だというのが、この小説の隠れたテーマであると思う。
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本音を引き出す

2014年08月23日 06時47分10秒 | Weblog
舛添都知事の訪韓にブーイング「思うツボにはまった」
 何かと批判の多い知事の訪韓だが、「週刊新潮」の「週刊鳥頭ニュース」で、佐藤優氏がユニークな評価を行っている。
 佐藤氏によると、会談で朴大統領は、「正しい歴史認識を持たなければ首脳会談は行わない」という「本音」を吐露したのであり、これにより、当面、韓国との関係が改善することはないという現実を認識できたのが、今回の訪韓の成果だったと指摘する。
 概ね賛成だが、私は、知事がこれに対し「沈黙」していたかどうかが気になる。相手の発言に対し沈黙することは、わが業界では相手の言い分を認めたことになりかねないからである。
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避難

2014年08月22日 06時59分47秒 | Weblog
広島土砂災害、不明51人・死者39人に
 亡くなった方のご冥福、不明の方の生存・発見を祈ります。
 私の実家の近くでも、十数年前に土砂崩れがあり、10名ほどの方が犠牲になっている。その際、私はたまたま実家にいて大雨を経験しているので、避難が遅れた理由がある程度推測できる。
 まず、雨の状況は把握できても、地盤の状況は把握が難しい。そして、土砂崩れは、いきなりやってくるのである。
 次に、大雨が深夜に降った場合には、多くの人が寝ていることもあって、被害状況に気づかなかったり、情報の把握に手間取ったりするし、自治体による警報等が遅れるときがあると思われる。
 さらに、避難警報・指示が出た時点では、既に避難場所に至る経路が遮断されているというケースも想定される。山の上の孤立した集落などでは、安全に避難できないことも多いだろう。
 今回の事件では、避難が遅れたのが被害が大きくなった原因だと思われるが、自治体の対応に問題がなかったか検証される必要があると思う。
 
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