Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

不本意な異動

2010年03月31日 08時02分04秒 | Weblog
異動の時期 (PINEさんのブログより)
 PINEさんは元地方公務員で、不本意な異動を契機に司法試験の勉強を始めたとのこと。だが、バーディーにも似た経験がある。
 ずっと海外勤務の希望を出していたのに、日本の隅っこの支店に異動となり、会社に見切りをつけて留学を決意したのだが、今では、「弁護士になって何年かたった今となっては、人事異動に憤っていた当時の自分が、いかに未熟であったかよくわかる」というPINEさんと同じ気持ちである。
 恨みや憤りなどの負のエネルギーだけで進んでいけるほど、人生は単純ではない。そんなことを続けていれば、人相も変わってしまうだろう。やはり、「穏やかな愛情」のようなものが根底になければ、大きな事業を成し遂げることはできない、と今では思うのである。
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偶然の一致

2010年03月30日 07時58分07秒 | Weblog
精神分析入門 下  新潮文庫 フ 7-4 (文庫)
 かの有名な「上位自我」(超自我)はなんと続編(p301)になって初めて登場する。フロイトはこれを「良心」と言い換えているが、ここでニーチェの「良心の疾しさ」という有名な文言が共振する。言ってることは同じじゃないか?超自我は生得的なものではなくて、いわば社会的に形成されるものであり、その点では「良心の疾しさ」を生み出す「道徳」とほぼ同じといえる。
 昔からニーチェとフロイトとの類似点はよく指摘されてきたし、「ニーチェとキルケゴールがあれば、フロイトはいらない」と断言した人もいる。こんな主張の類似が偶然起こるというのも不思議な話である(ちなみに、フロイトはニーチェをほとんど読んだことがなかったといわれている。)。
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辞めなくてもいいのでは?

2010年03月29日 08時17分08秒 | Weblog
辞めるのは野々村監督だけでいいのか (ゲンダイネット)
 高校野球の裏には大人たちのどろどろした世界があることは、いまどき誰もが知っていると思う。「21世紀枠」というのも、なんだか政治的な臭いのする言葉であり、裏がありそう。
 バーディーは、監督の発言は、相手校を侮辱するものというよりは高野連の体制に対する批判と理解する。監督GJ!
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日本は天国?

2010年03月28日 08時42分27秒 | Weblog
強制送還中のガーナ人が死亡 東京はアフリカ人のパラダイス (ゲンダイネット)
 「日本の女性の1割は黒人好きなんです。彼女たちは“シスター系”と呼ばれ、不美人が多いけど黒人にはとことん尽くす。ほとんどの黒人はシスター系に援助してもらっています。・・・」

 なるほど。裏返すと、日本人の女性の1割、かつ黒人好きであれば、「不美人」ということか。すごいことを書く人だ。
 そういえば、留学時代のクラスメートに、東洋系好きの黒人女性がいたなあ。
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コントロールできない

2010年03月27日 09時46分32秒 | Weblog
約束は守ろう(杉本先生のブログ)
 杉本先生の指摘とちょっと趣旨は違うが、依頼者を説得できない弁護士が相手方だと大いに苦労する。
 完全に負け筋の事件で、強気になる材料がほとんどないにもかかわらず、裁判所の和解勧告を再三に亘って無視し続ける代理人がいる。事件の筋読みができていないというのであれば論外だし、頑固な依頼者の言いなりになっているというのであれば、そもそも受任すべきではなかったともいえる。
 
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クラスの数

2010年03月25日 08時36分18秒 | Weblog
現行64期
 ボ2ネタで拾った記事。
 現行64期は約50人×2クラスになるという。ずいぶんぜいたくな話である。
 昔、ある教官から、「司法研修所は裁判官だけでも四国全体に相当する程度のスタッフを配置している」と聞いたことがある。検察庁も似たようなものだろう。
 もちろん、これだけのスタッフを現行64期に振り向けるわけはなく、新64期と合わせた約2100人?を教えるということのようだ。
 
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オーラのある人

2010年03月24日 07時58分21秒 | Weblog
 修習生時代、「あの検事はオーラがあるねえ」「あの人は全くないねえ」という話がよく出ていた。
 面白いもので、赤レンガ組の検事正は官僚然としていてオーラを感じさせない一方で、現場たたき上げの検事はオーラを発している人が多かった。「調べ」は人間と人間のぶつかり合いであり、これを業としてやっているうちに、おのずとオーラが発生するのではないだろうか。
 わが身を省みるに、書面作成ばかりに追われていると、元から乏しいオーラがますます減少するのではないかと思う。かといって、毎日が尋問という生活も難しい・・・。
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いや遠くさまよい出でんとするか・・・

2010年03月23日 08時28分54秒 | Weblog
いや遠くさまよい出でんとするか・・・

 ゲーテの「いましめ」という詩は、「対象リビド」の「自我リビド」への転換を謳っているように思われる。
 すなわち、芸術家であるゲーテは、外的な物に対するリビド(対象リビド)を持て余しており、これを十分に昇華できなかったと考えられる(このため、ときおりゲーテは抑うつ状態に陥ったのだろう)。そこで、例によってリビドは内向し、自我リビドへと転換するのだが、この過程にゲーテは気づいていた。かくして、ゲーテは精神の崩壊をきたさずに何とか持ちこたえた・・・というのがバーディーの解釈である。
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父との和解

2010年03月22日 08時15分47秒 | Weblog
 かねてから、母子家庭で育った男の子が犯罪者になる確率が高いことに気づいていたが、その原因はよく分からないままだった。おそらくたくさんの犯罪心理学者が研究しているのだろうが、法務省ですらたぶん分かっていないはずである。
 ところで、精神分析の分野では、フロイトの弟子であるテオドール・ライクが、未開人の生活を研究する中で、「生まれ変わりの儀式」としての成人式においては、男子が母親との近親相姦的な結合を断ち切り、父との和解を実現することによって、初めて社会に受け入れられるという解釈を行っている。
 なるほど、これによると、エディプス・コンプレックスを克服しない限り、男の子は社会人になれないということになる。
 
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お笑いブームの終焉

2010年03月21日 08時10分13秒 | Weblog
「エンタの神様」がついにフィナーレ、懐かしのネタ総決算
 イロモネアもそうだが、次々とネタ番組が終わる。さびしいという思いと、よくここまで続いたなあという感慨とが交錯する。それほど今回のお笑いブームは長かった。
 お笑いブームの高まりは、プチ・バブルとほぼ軌を一にしている。ただ、終焉がやや遅れただけである。不景気で、「周囲が笑っているからおれも笑おう」という気分がなくなったのか?
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