Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

労弁

2009年01月30日 08時21分13秒 | Weblog
派遣客室乗務員が提訴=トルコ航空など相手に-東京地裁
 派遣契約の中途解除をめぐる紛争が増えているようである。
 労働事件と聞くと、つい、弁護士費用はどうなってるの?と思ってしまう。それほど労働事件は依頼者にとっても弁護士にとってもペイしにくいものなのだ。
 最近では、不況のせいか、着手金が用意できずに訴訟を起こせないケースもちらほら見かける。
 「労弁」(労働事件を専門に手がける弁護士)の事業環境は厳しい。
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感情表現の抑制

2009年01月29日 08時28分55秒 | Weblog
相撲協会 理事長、朝青龍を批判 ガッツポーズ問題で
 要するに、ガッツポーズは横綱としての品格を損なう行為らしい。
 力士に限らず、職業柄、感情表現を抑制することを求められている人は多い。例えば、警察官がいつもニヤニヤしていては困るし、裁判官が表情豊かだとまずい(心証がバレてしまう)。弁護士も似たようなもので、交通事故や医療過誤の被害者の前でにこやかな対応をしていては、「共感性に乏しい」などと思われかねない。
 力士に限らず、少なくとも日本では、公の場では感情表現を控えめにするほうが無難であることを、朝青龍は学ぶべきだった。
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世界観の違い

2009年01月28日 08時13分11秒 | Weblog
<中川秀直氏>除外論も 町村派、亀裂拡大も
 中川氏らいわゆる「上げ潮派」と公共事業重視の麻生路線や与謝野氏らの財政再建派との間は、派閥というより政党が違ってもおかしくないくらいの世界観の違いがある。
 アメリカだってそうだ。減税一点張りの共和党と疑似福祉国家路線の民主党、という具合。
 そろそろ、政党のリシャッフルをした方がいいのかもしれない。
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ライバル不在

2009年01月27日 22時53分23秒 | Weblog
横審、一転認めた「朝青龍よくやった」
 場所前の稽古は「演技」との説もある憎まれっ子朝青龍。
 彼の傲慢ぶりを厳しく批判する人は多いものの、長らくライバル不在であったこともあり、歯止めがかからなかった。
 ライバルの不在は、腐敗をもたらす。いまや多くの会社で問題視されている「バブル採用世代」。この層は、(大きな声ではいえないが)ごく少数の有能な社員と、多数の無能な社員から構成されている。問題は、一握りの有能な社員を会社が重宝しすぎるため、おごりが生まれること。バーディーも実際、年齢が一回り・ふた周り上の上司に対し公然と喧嘩をふっかけるバブル世代の「有能」社員を目の当たりにしたことがある。人事部から守られているという意識があるため、上司と対立しても人事でマイナス評価を受けることがないと高をくくっているのだ。
 国際社会も同じで、ライバルがいなくなったアメリカの暴走振りは記憶に新しいところである。
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なぜ今頃?

2009年01月26日 08時15分14秒 | Weblog
小説「徳川家康」なぜか中国で大人気…忍耐の精神受ける?
 中国といえば、一時期は「おしん」も人気だったように、「忍耐」が好きなようである。そして、これは、為政者にとっても都合が良い。例えば、圧政に対しても、人民は「忍耐」で応えるのだから。
 ところで、一時期中国で人気を博していた「東京ラブストーリー」だが、人気の理由は良く分からない。これは村上春樹路線と同様の、「日本流刹那主義」の流れと呼ぶべきか?バーディーはバブルの負の遺産めいたものは嫌いなのだがね。
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干上がる

2009年01月23日 08時02分47秒 | Weblog
 かのホームロイヤーズ所長・西田研志弁護士が、全国の弁護士(とはいってもうちのボスには来ていないから、全員ではないらしい。)に3冊の自著を送付したことは、業界のニュースと言ってよい。バーディーもヒマなときにちょぼちょぼ読んでいる。
 その中に、「訴額100万円以下の事件をやると、弁護士はすぐに干上がる」というくだりがあって面白かった。弁護士の仕事のキャパは限られており、年間30件程度が限界である。となると、訴額の小さな事件ばかり受けていると、キャパの関係から売り上げが伸びず、結果、赤字となる、というロジック。
 確かに、一部の弁護士は小額事件を避けてきた。かつての多重債務者問題はその典型例である。
 だが、良心的なマチベンは、信頼できる紹介者があれば、訴額が小さいだけの理由で依頼を断らないものである。
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「発布」と「発付」

2009年01月21日 09時05分08秒 | Weblog
容疑者名書かず、逮捕状発布=担当裁判官がミス-福岡(ボ2ネタで見つけた記事)
 裁判官のミスもさることながら、新聞社のミスも大きい。
 逮捕状は「発布」されるのではなく(これは「広く知らしめる」という意味)、「発付」されるものだからである。
 この間違いについては、三井誠先生は、「ほかがどんなによく書けている答案でも零点をつけたくなる」とおっしゃっているらしい。
 となると、この新聞社は三井先生によると「零点」ということか?
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センター試験

2009年01月19日 08時12分23秒 | Weblog
共通一次試験(落合弁護士のブログ)
 大学受験の場合、第2志望以下の大学、学部へ行ったことが、かえって良かった、ということも生じてくる場合もあるので、進路を決めるにあたっては、聞きすぎて迷わない範囲内で、いろいろな意見を聞いてみたほうが良いでしょう。

 先週の土日はセンター試験の実施日。国立大・有名私立大を志望する受験生にとっては第一関門である。
 落合弁護士も指摘するとおり、受験は、失敗こそ後の人生での成功のもととなる可能性がある代物なので、センターで失敗したからといって絶望するのはよくない。
 例えば、バーディーの1年上で開成高校を主席で卒業した人は、なんとマークミスが原因で脚切りに遭ったらしい。翌年は志望学部を変更した上で合格し、今は高級官僚としてエリートコースを歩いている。エリートだが、物腰が柔らかいと評判で、周囲から持ち上げられるタイプのようである。
 実人生で痛い目にある前に、受験で一発痛い目に遭っておくことは、決して悪いことではないと思う。
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若者の雇用

2009年01月18日 13時35分18秒 | Weblog
竹中平蔵教授「若者の雇用が守られていないのは日本の司法に責任がある」@サンデープロジェクト(ボ2ネタより)
 既存正社員保護に傾斜した東京地裁・高裁の判決によって,雇用の流動化が極端に制限され無能な中高年正社員が保護される一方で,ITや英語能力に比較的長けた若者の雇用の場が創出されないでいる。

 引用なので論旨が正確に把握できないが、肯きかねる主張である。
 まず、無能な中高年正社員が保護されているのは概ね正しいと思う(多くの人の実感であろう)。ただ、中高年を保護する(例えば、入社年数が一定以上の社員に対しては、生産性を上回る給料を支給する。)というのは、日本の企業が伝統的に行ってきたやり方であって、労基法や判例によって形成されたものでもなければ、追認されたものということもできないだろう。また、無能な正社員でも配置転換などで「合法的に」自発的退社に追い込むことは、かなり多くの会社が行っているはずだ。つまり、労基法や判例の枠組みの中においても、無能な正社員は淘汰されうる。
 次に、比較的能力の高い若者の雇用の場が少ないことについては、司法としてはいかんともしがたいわけであり、むしろ政治に責任があるというのが素直な考え方だろう。
 そういえば、オランダって、派遣をなくして全部正社員にしたんじゃなかったっけ?
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他人の恨み

2009年01月17日 08時19分00秒 | Weblog
高窪教授、60か所以上の刺し傷…中大教授刺殺事件
 執拗に刺し続けた行為態様からみて、犯人は被害者に強い恨みを持つ人物であることは容易に想像できる。常識的には、被害者と深い付き合いのある・あった人物が犯人である可能性が高いということになる。
 バーディーの私見かもしれぬが、学者・教師というものは、他人の恨みを買いやすい職業だと思う。例えば、単位認定や論文審査などで、学生の恨みを買うこともありうるし、ポストをめぐって他の学者と争うこともあるだろう。アカハラ事件で恨まれる人もいるだろう。
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