老人大国の憂鬱 - 『デフレの正体』
あちこちで絶賛されている「デフレの正体」。
その中に、勤労者世代に富を分配せよという主張があるが、それで効果は出るだろうか?
昭和一ケタ以上の世代に顕著なのは、「モノを買わない」傾向だが、その理由としては、戦争を経験しているため、順境にあっても消費に抑制的であること、つまり、金の使い方が分からないことが考えられる。バーディーも金融機関にいたころ、企業経営者の多くがこのように指摘していた。
とすれば、氷河期、超氷河期、現在(平成20年以降)の氷河期世代の人々に富を分配したとしても、貯蓄に回されるだけではないか?不景気がデフォルトだと考えているのだから。
あちこちで絶賛されている「デフレの正体」。
その中に、勤労者世代に富を分配せよという主張があるが、それで効果は出るだろうか?
昭和一ケタ以上の世代に顕著なのは、「モノを買わない」傾向だが、その理由としては、戦争を経験しているため、順境にあっても消費に抑制的であること、つまり、金の使い方が分からないことが考えられる。バーディーも金融機関にいたころ、企業経営者の多くがこのように指摘していた。
とすれば、氷河期、超氷河期、現在(平成20年以降)の氷河期世代の人々に富を分配したとしても、貯蓄に回されるだけではないか?不景気がデフォルトだと考えているのだから。