被害女児の傷周辺から第三者のDNA型 栃木・小1殺害
「関係者によると、女児の顔には、幅約2センチ、長さ約14センチの平行に走る2本の線状の皮膚の変色があった。栃木県警が捜査段階で山田良広・神奈川歯科大大学院教授に嘱託したDNA型鑑定では、この周辺から第三者のDNA型が見つかったという。女児を司法解剖した本田克也・筑波大教授は、朝日新聞の取材に対し、傷はテープをはがした際に犯人がつけた可能性がある、と指摘。第三者のDNA型は「犯人の指と爪の細胞から検出された可能性が極めて高い。犯人に結びつく証拠として極めて重要だ」と述べた。」
かなり前の事件に関するDNA型鑑定結果が、最近になって取沙汰されることが増えたように思う。
この事件は2005年に発生したものなので、捜査段階のDNA型鑑定は約13年前のものということになる。
気になるのは、被疑者と犯人との同一性を疑わせるようなこうした証拠が、警察段階で止まっていたのか、それとも、送検されていて、検察官も見た上で公判には提出していなかったのかという点である。
なぜこういうことを言うかというと、警察は、捜査結果の全てを送検しているとは限らないと思われるからである。
「関係者によると、女児の顔には、幅約2センチ、長さ約14センチの平行に走る2本の線状の皮膚の変色があった。栃木県警が捜査段階で山田良広・神奈川歯科大大学院教授に嘱託したDNA型鑑定では、この周辺から第三者のDNA型が見つかったという。女児を司法解剖した本田克也・筑波大教授は、朝日新聞の取材に対し、傷はテープをはがした際に犯人がつけた可能性がある、と指摘。第三者のDNA型は「犯人の指と爪の細胞から検出された可能性が極めて高い。犯人に結びつく証拠として極めて重要だ」と述べた。」
かなり前の事件に関するDNA型鑑定結果が、最近になって取沙汰されることが増えたように思う。
この事件は2005年に発生したものなので、捜査段階のDNA型鑑定は約13年前のものということになる。
気になるのは、被疑者と犯人との同一性を疑わせるようなこうした証拠が、警察段階で止まっていたのか、それとも、送検されていて、検察官も見た上で公判には提出していなかったのかという点である。
なぜこういうことを言うかというと、警察は、捜査結果の全てを送検しているとは限らないと思われるからである。