Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

つづく多忙

2006年04月28日 18時37分44秒 | Weblog
 引き続き多忙。とはいえ、仕事のときほどのストレスは感じないし、給与をもらって勉強させてもらっているというのは、幸せというものである。なにしろ、職のない人も多い世の中なのだから。・・・といって慰める。
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多忙、多忙

2006年04月21日 19時28分56秒 | Weblog
 司法研修所への入所から1週間、多忙であるが実に楽しい毎日である。今日はいわゆる「起案」の日。要するに、半日で訴状を作成するという作業を課された日なのである。サラリーマン時代と似たような感じであるし、アメリカ留学中も同様ではあった。もっとも、ここでは日本語で作文するので、比較的楽ではある。
 さて、同じクラスには、昭和42年に司法試験に合格した元自治省の審議官や、新会社法起草者で元経済産業省の役人など、さまざまな経歴の人がおり、その多様さはロースクールを凌駕している。
 だが、寮はIT環境が良くなく、今もインターネットカフェから書き込んでいる状況。これが2ヶ月は続く・・・・・・。
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寮生活

2006年04月16日 07時31分37秒 | Weblog
 本日司法研修所の寮「いずみ寮」に入寮。
 司法研修所は埼玉県和光市にあるが、バーディーは18歳のとき、近くの志木市にある県人会の寮に入寮している。奇遇といえば奇遇である。もっとも、(どこの県もそうかもしれないが)県人会の寮は体育会系のノリで、体力的・精神的に持たず退寮した。ちなみに、その寮に同期で入寮したのは21人であるが、最後まで残ったのは5~6人であった。
 こうした先入観があったため、会社に入って入寮した際には、「夜中に先輩からたたき起こされることはないか?」「ちゃんとプライバシーはあるのか?」などと確認したものである。ところが、社会人の寮は、きわめて常識的なところであった。
 というわけで引越し作業。
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喫煙は 百害あって 一利なし

2006年04月15日 07時28分49秒 | Weblog
 バーディーが「卒煙」したのは、今から約7年前の夏のことである。当時神戸支店に勤務していた私は、11月に行われる神戸市主催の「六甲全山縦走」に出場するため、少しずつ準備していた。その過程で、56キロを踏破するためにはどうしても禁煙することが必要との結論に至った。そして、ついに禁煙に成功したのである。
 ところが、本番の2週間前に新神戸から宝塚までの約35キロを予行演習した際、下りで飛ばしすぎたため膝に故障をきたし、本番では途中でリタイヤのやむなきに至った。しかも、それだけでは終わらない。それまで毎年夏になると南アルプスなどに登山に出かけていたのに、膝の軟骨を慮って、現在に至るまで本格的な登山は控えているのである。
 とはいえ、「卒煙」が私に与えてくれたものは大きかった。まず、朝の目覚めがさわやかになり、何事にもやる気と集中力が出てきた。しばらく眠っていた私の完璧主義が復活し、われながらいうのも恥ずかしいのだが、仕事ぶりが丁寧になった。次に(これは1年くらいたってからの話だが)、英語の勉強を本格的にやる気が出てきた。それまで煙を吸ってぼんやりとすごしていた時間を、将来に向けた勉強にあてるようになったのである。こうなってみると、いかに自分がタバコのために時間を無駄に費やしてきたかが分かり、腹立たしい気分になってきた。
 私は、大学入学と同時に県人会の寮に入り、いろいろな遊びを覚えた。そんな私とは対照的に、大学時代、タバコも酒もやらず勉強に打ち込んでいた同期は、既に役人や弁護士としてそれなりの地位を築きつつあった。・・・今思うと、タバコのせいで私は最低2年分の人生をロスしたと思う。そして、「タバコ憎し」の思いは今でも変わらない。

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貸すも親切、貸さぬも親切

2006年04月14日 07時57分49秒 | Weblog
 バーディーの前職は金融機関の営業。業務は融資と審査、要するに金貸しである。当然、融資の際には連帯保証をとる(「徴求する」という)。ところが、ここ数年私は、父の保証倒れに頭を悩ませているのである。その額は計1700万円余り!
 父自身と家族の努力により残高は順調に減っているが、私の怒りは、無謀な父のみならず、融資を行った者にも向かっている。とにかく、信金・農協といった地域金融機関の与信姿勢には、多大な疑問を抱かざるを得ない。なぜなら、彼らは、事業が実質的に破綻している会社・個人であっても、担保や保証人がいれば深く考えることなく簡単に金を貸すからである。ところがこうした姿勢が、借主のみならず、保証人とその家族をも不幸に陥れるのである。
 民法改正により保証契約の成立要件は厳しくなったものの、いまだに田舎の金融機関は、第三者保証をとるのに熱心である。主債務者の友人・知人といった薄い関係の第三者であっても簡単に保証人にしてしまう。しかも、人間関係の濃密な田舎のことゆえ、友人から頼まれるといやとはいいにくい。何代にもわたる家族ぐるみのつきあいがあったりするからだ。
 ひどいケースでは、事業が事実上破綻している個人事業主(洋服店)に1500万円融資するが、その条件として、不動産担保に加え(父を含む)4人の連帯保証人を要求するというものがあった。融資金額自体、この事業主の年商に相当するほど異常に高額なうえ、連帯保証人も主債務者の「友人」「知人」といった程度の希薄な関係である。資金もおそらく本業には使われるはずのない不健全な融資である。案の定、ろくに返済することなくこの債務者は破産し、4人の連帯保証人が10年で借金を返済することになった。ところがその後、私の父を除く3人が本件の保証倒れにより破産してしまい、結局父が一人で借金を背負うことになったのである。
 「貸すも親切、貸さぬも親切」とは、私がもと勤めていた会社でよくいわれた言葉である。事業が破綻している会社・個人にいたずらに延命資金を貸すと、余計に傷口が広がって、ほかの人まで不幸にしてしまう。金融機関には、場合によっては借主に事業再建をあきらめさせて、他に迷惑がかからないよう配慮する責務があるのだ。
 そういう観点からすれば、一部の田舎の金融機関が行っている融資は、親切を装って、より多くの人をより大きな不幸に巻き込む、「不親切」な融資ともいえるのである。
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ロースクールはどこへ行く(その4)

2006年04月13日 08時22分49秒 | Weblog
 元Jリーガーの八十祐次さんは、司法研修所でバーディーの同期となるはずである。それにしても、元プロサッカー選手が司法試験に合格するとはすごい。八十さんによれば、サッカーも司法試験も「基本を繰り返す」ことが重要とのことである。まったく同感である。
 八十さんは経営学部出身なので、法律は予備校で学んでいる。伊藤塾の入門講座が彼のいわゆる「基本」で、辰巳法律研究所の答案練習会をその確認の場として使っていた模様である。Jリーガーの練習も、大部分は基本の確認にあてられているとのこと。かつて弱小西武ライオンズの監督に就任した広岡達朗も、正確で丁寧なキャッチボールの励行や、「一塁まで全力疾走」「すきあらば次の塁を」などといった基本に立ち戻った練習で日本一に導いたことを思い出す。
 それにしても、ロースクールの法学未修者に対する教育体制はお粗末であり、学生に気の毒というほかない。この点に限れば予備校の方が圧倒的に優れている。これはおそらく、ひとつには、多くの学者が「教育」という労働を蔑視しているからであり、ひとつには、「基本」を軽視しているからであるように思われる。
 私の先輩に、大学をほぼ全優で卒業した人がいた。研究室に誘われたものの固辞し、一流官庁に入省した。ところが半年で退官し、司法試験を目指した。だが、4~5回受験したようだが受からず、結局研究者となった。やはり研究者が向いていたのだろう。
 私のみるところ、研究者タイプの人に共通にみられるのは、予備校の商業主義に対する嫌悪と、意外にも基本を軽視する姿勢である。前者は理解できなくもない。私もかつてはそうであった。ところが、問題は後者である。たとえば、司法試験受験生にとって、判例六法の一気読みは骨が折れる力仕事だが、避けては通れない「基本」のひとつである。だが、このような勉強をしたことのある研究者がどれだけいるだろうか。こんな「低レベルな」作業をするよりも、自分の専門分野の文献を読む時間の方が大事だと考えるに違いない。実際、わがロースクールでも、法学未修者に対して、はじめから「法学協会雑誌」(極めてハイレベルな専門雑誌である)を参考文献として読ませる教官がいた。もちろん、評判は最悪である。ピアノでいえば、バイエルも弾いたことないのにショパンの練習曲を弾かされるようなものだからである。
 ・・・それにしても、どこの世界でも基本が大事であることを痛感する今日このごろ。
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将棋界と金

2006年04月12日 08時41分01秒 | Weblog
 ”将棋の第64期名人戦七番勝負第一局が始まった十一日、名人戦の主催が毎日新聞社から朝日新聞社に移る動きがあることが明らかになった。毎日が創設した名人戦は約三十年単位で主催社が入れ替わっており、盤上とともに“盤外名人戦”も気になる。”
 ご存知のように、名人位は、将棋界最高の栄誉である。その名人を決める名人戦を現在主催しているのは毎日新聞であるが、これは同時に順位戦を主催することを意味する。詳しいことはよく知らないが、順位戦が一般の棋士の最大の収入源ではないだろうか。
 将棋連盟と毎日新聞が契約金をめぐってもめているようである。おそらく、名人の獲得賞金だけなら将棋連盟が強く引き上げを要求するとも思えないので、順位戦に参加する棋士全体の報酬引き上げ、いわばベースアップを要求しているのかもしれない。
 さて、バーディーが中学3年生のころ、アマ2段を獲得して将棋連盟から免状をもらいたいと父に所望した。ところが、調べてみると、申請費用は3万円!中学生には高すぎるというので話しは立ち消えになった。
 将棋はスポンサーのみならず、大勢のファンによって支えられている。ところが将棋連盟は、むしろスポンサーやファンを利用することしか考えていないようである。
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転勤稼業

2006年04月11日 08時45分24秒 | Weblog
 「若いうちは転勤も楽しい。でも家庭を持つと、自分の人生設計を自由にできないことが苦痛になる。特に子供がかわいそうになる」と、ヤメ検の先生が、ご自身が検察官を辞めて弁護士になった理由を明かした。
 バーディーがもといた会社も2~3年に1回の割合で転勤があり、15年間で日本百名山を踏破した人もいるくらいである。若いうちは転勤も楽しいだろう。たとえば、関東と関西を行き来すれば、いい刺激にもなるだろう。ところが、問題は、必ずしも希望が通らないということ、むしろ、希望が通らないのが普通だということである。
 よくあるのは、家を新築したとたんに単身赴任を余儀なくされるというパターン。マイホーム人間にはさせないという組織の強い意志を感じさせる。ちなみに、これは裁判官の世界でもあるそうである。
 私が見聞した最悪の転勤命令は、共働きのカップルのケース。妻(非職員)が東京勤務のため、夫(職員)が東京本店勤務になったのを機に結婚し、マンションを借りたものの、1年で夫は地方に転勤になったというケース。こうなるとほとんど嫌がらせである。新婚早々単身赴任生活は耐えられないだろう。案の定、その人は半年後退職した。
 あと、ありがちなのが、理由はよくわからないが、希望がいつも通る人とそうでない人との明暗が分かれること。15年近く自宅から通勤できる人もいれば、10年以上単身赴任生活の人もいる。自宅から通勤している退職間際の方に「やはり最後は希望が通るのですね」ときくと、「いや、隣の部にいるうちの同期は全員単身赴任だ」という。なんともはや。
 ところで、アメリカ人の交際は一般に淡白で、その理由として、引越しが多いことがあげられる。しかも、広いアメリカのこと、引越ししてしまうと再会の可能性は限りなく低い。
 ・・・そういえば、私も対人関係に淡白だと思う。転勤稼業に染まって、いつの間にか「どうせ2年でお別れだからな」という感覚になっていたのかもしれない。
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サラリーマンと自由業

2006年04月10日 09時43分32秒 | Weblog
 かつて勤務していた会社が他社に吸収合併、一抹の寂しさを覚える。
 バーディーがいた会社はそれなりによい会社であった(過去形)。特に、良い上司に恵まれた時期は毎日気分が良かった。弁護士の先生方をみていてふと思うのだが、自由業もよいものだが、チーム・プレーのすばらしさは、やはり経験しておくべきだと思う。ゴルフだけでなく、野球も上手い方が得である。
 ところが、相性の会わない上司に当たったときや、組織目標に疑問を抱いたときなどは、サラリーマンは最悪である。最近では、銀行の吸収合併などで吸収される方の会社に属していた人などは、理不尽な昇進差別などに遇うという話もきく(もちろん違法ではないが)。
 私が経験したいやな体験は、残業をめぐるものであった。一時期、私は午前中が仕事がはかどるため、朝早く会社に来て、夜は早めに切り上げることにしていた。そして、土日のうち一日は、休日出勤していたのである。おまけに、そのことは上司などには分からない。休日出勤分を平日の残業時間につけるのは気が引けるからである。ところが、勤務評定の際には、「アイツは他の人と比べると圧倒的に残業時間が少ない」と揚げ足をとる人が出てきたのである。
 高校時代、イチローは、人が見ていない深夜に素振りの練習をしていたため、「学校には幽霊が出る」と言われていたらしい。人には見えないところでする努力は美談とされるのが日本の常である。ところが、サラリーマン社会ではその反対である。本当に仕事をすることよりも、仕事をしているかのように見せかけることの方が大事な場合もある。周囲が残業していれば、自分も残業しなければならない。
 ・・・それに、早稲田セミナーの成川院長もいうとおり、「サラリーマン社会にはいじめの風土がある」。これが最大の問題点である。 
 
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お引越し

2006年04月09日 08時22分45秒 | Weblog
 さて、来週は人生18回目の引越し。司法研修所の寮に入る。バーディーは1~2年に1回の頻度で引越ししている。
 大学に入るまでは、とにかく都会に出たい一心であった。そうすると、進学のたびに引越しすることになる。そして就職の際は、日本全国を旅するような仕事がしたいと思い、転勤稼業を選択した。しかも、入社してみると、ちょうど会社が社宅の建替を進める時期と重なっており、やたらと会社都合の転居が多かった。辞める前の3年で3回引越したくらいである。そして、この数年は海外留学もあった。
 ところで、引越しというと、古い世代の人はキャンディーズ微笑がえしを思い出すと思う。最近も日本通運のCMでも流れていた曲である。
 メロディーは明るいが、要するに別れの歌である。しかも、別れの歌にありがちなように、別れの理由がよく分からない。キャンディーズ解散時のリリースで、解散の理由が「普通の女の子に戻りたい」なので、不可解なのも当然といえば当然ではあるが。

 ”机本箱 運び出された荷物の跡は 畳の色がそこだけ若いわ”
 ”罠にかかったウサギみたい いやだわシャツで顔拭いて おかしくって 涙が出そう”
     

 作詞:阿木燿子、作曲:穂口雄右というキャンディーズにとっての最強コンビのおかげでもあるが、やはり昔(70~80年代)の歌はよく出来ているし、健全である。
 ・・・それにしても、その後の日本はどうして変な方向に進んでしまったのだろう、などと考えてしまう今日この頃である。
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