焦点:メルケル独首相が引退へ、EU改革にとって吉か凶か
「メルケル独首相は29日、キリスト教民主同盟(CDU)が12月に開く党大会で党首として再選を目指さず、首相も4期目の現任期限りで退くと表明し、欧州連合(EU)改革には急ブレーキがかかる事態になった。」
「東欧諸国のある外交官は「ドイツの存在がなくなり、事態収拾はより難しくなる」と懸念する。」
日本では、1、2年で首相が交代する時期が長く続いていたが、任期が長いということそれ自体に計り知れないメリットがあることを教えてくれたのが、メルケル首相とプーチン大統領である。
国のトップの任期が長いということは、その国の政情が比較的安定しており、外交にも一貫性があるという印象を与える。だから、外国はある意味では安心できるわけである。
メルケル首相は、今回の引退予告によって「レームダック」状態に陥ったという見方が出るかもしれず、移民問題をはじめ、これまでの政策にも影響が出るのかもしれない。
「メルケル独首相は29日、キリスト教民主同盟(CDU)が12月に開く党大会で党首として再選を目指さず、首相も4期目の現任期限りで退くと表明し、欧州連合(EU)改革には急ブレーキがかかる事態になった。」
「東欧諸国のある外交官は「ドイツの存在がなくなり、事態収拾はより難しくなる」と懸念する。」
日本では、1、2年で首相が交代する時期が長く続いていたが、任期が長いということそれ自体に計り知れないメリットがあることを教えてくれたのが、メルケル首相とプーチン大統領である。
国のトップの任期が長いということは、その国の政情が比較的安定しており、外交にも一貫性があるという印象を与える。だから、外国はある意味では安心できるわけである。
メルケル首相は、今回の引退予告によって「レームダック」状態に陥ったという見方が出るかもしれず、移民問題をはじめ、これまでの政策にも影響が出るのかもしれない。