家族に申し訳ない？

判事、わいせつ容疑認める…付着採取物のＤＮＡほぼ一致
　捜査関係者によると、一木容疑者は当初、「下半身は触っていない」と容疑を否認していた。しかし、「（自分の）家族に申し訳ないことをした」などと容疑を認める供述を始めたという。

　「推定無罪」の観点からこの事件を見てきたが、ＤＮＡがほぼ一致したとなると、かなり苦しい。
　それにしても、「家族に申し訳ない」の前に、「被害者の方に申し訳ない」が来るべきだろう。

次はどこ？

　債務整理を手がける法律事務所では、ＳＦＣＧの次にどこが倒産するか気をもんでいるかもしれない。特に、過払金返還訴訟が係属している事務所の場合、回収を急ぐ必要が高い。
　消費者金融の倒産ラッシュの後は、弁護士事務所の縮小・廃業がやってくるだろう。その前に新しい分野を開拓しない限り。
　

クレ・サラの今後

ＳＦＣＧ<8597.T>が民事再生手続き開始を東京地裁に申請、受理される＝負債総額3380億円
　「やっぱり」というのが正直な感想。
　バーディーも過払い訴訟でＳＦＣＧを相手に戦ったことがあるが、その際も、無意味な書面を出して露骨に期日を引き伸ばす戦術に閉口したのを覚えている。同業者からも「あそこは強硬だ」といわれていたらしく、その背景には資金繰り難があったということなのだろう。
　貸し金業者の倒産が相次げば、今度はクレ・サラで飯を食ってきた弁護士が大変なことになる。さあ、どうする？

病気？

公邸入り１カ月、バー通い激減＝元気ないとの声も－麻生首相
　就任以来５キロ体重が減ったという首相。一部週刊誌では、「うつ病」の疑いが指摘されている。
　安倍元首相、中川前財相もそうだが、神経が細いというのが世襲議員の特徴かもしれない。

法律のプロを弁護する

判事の準強制わいせつ：対策に苦慮するバス会社　女性専用便増発を検討　／宮崎
　一木裁判官としては当然の対応だろう。
　ちなみに、仮に自白したとして、公判で弁護側が「任意性を争う」と述べた場合、検察側は、反対質問で、
「あなたは裁判官ですね」
と聞けば一発で終わってしまう。裁判官が自白することの意味を理解していないことなどありえないからだ。

世論にこびる

戦慄すら、でも残虐極まりないとまでは…星島被告判決
　当然のことながら、この日は東京地裁がやたら混雑していた。
　刑事裁判に対する世論の関心が高まることはよいことだ。だが、それを自己のために利用しようとする勢力がいるのも事実。
　従来、孤高の存在であった裁判所が、世論にこびるようになっては、やはり行き過ぎである。
　・・・判決の内容は、世論（というかマスコミ）に反していたようだが。

年収２００万円時代

　ある弁護士事務所の求人情報：ttp://www.mc-law.jp/recruit.html
「基本給２６万、弁護士会費は原則自己負担」というもの。これだと、弁護士会費・年金等を差し引くと、可処分所得は月１７～１８万円くらいで、ボーナスがないため修習生以下となる。しかも、東京の場合、家賃が高いため、自由に使えるお金は数万円ということになりかねない。
　こういう状況でも、法科大学院に行って弁護士になりたいという人は、よほどの熱意と忍耐力を持つ人間だろうが、そういう人は日本には３０００人もいないと思う。こういう観点から合格者問題を考えてみるのも一案だろう。

酒癖と出世

　中川財務大臣の辞任は妥当だが、それにしても、よくここまで出世できたなあと思う。
　サラリーマンの場合、これほど失態をさらす人ならば余り出世せず、左遷コースを歩んでいるはず。もっとも、数少ない例外はある。例えば、元国税庁長官（故人）の酒癖の悪さは有名だったらしい。
　政界と官界は比較的酒に寛容なようである。

スポーツ選手の風邪

　ここ数日ちょっと風邪気味である。
　風邪というとすぐに思い出すのが、「情熱大陸」に出ていた元競泳長距離選手の柴田亜衣。彼女は、風邪で熱を出しても練習を休まない。田中コーチは、「一流の選手なら、風邪は泳ぎながら治せるんですよ」とのたまった！
　引退直前に判明したことだが、彼女は腰に爆弾を抱えていて、北京五輪はブロック注射を打っての出場だったとのこと。

深読み？

中川財務相　変調？　Ｇ７会見でろれつ回らず
　普通に考えて酒によってろれつが回らない状態のようだ。
　問題は、こういう状態の大臣を会見に臨ませた取り巻きの人間。ちょっと深読みかもしれないが、大臣と関係が悪化しており、早く辞任してもらいたいと思っている官僚が、故意に止めなかったのかしれない。
　もっとも、止めようとしたら逆切れされていたりして。