翻訳はいかにすべきか
お盆休みに実家の倉庫をあさっていたら、10年以上前に買った本が出てきた。再読しているが、なかなか面白い本で、特に他者の翻訳批判がすごい。
「アップダイク自選短編集」などはひどいもので、例えば、came straight to Harvard を「まっすぐハーヴァード大学にやってきた」(p94)などと訳してしまう。正解は、「ストレートでハーヴァード大学に入った」である。
さて、「ハムレット」の to be, or not to be,that is the question の訳は、柳瀬氏によると「在り果つるか、果つるか、はて。」(p104)となるそうだ。はて。