Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

10年ののち

2008年04月30日 22時28分50秒 | Weblog
 たまたま元職場の同期と飲む機会があり、同期のエースは誰かという話になった。バーディーは氷河期世代なので、同期は入社11年目くらいになる。すると、平凡だが、「仕事熱心で土日出勤もいとわなかったやつ」がやはりトップクラスに来ている。
 誰でも「仕事が楽しい時期」というのはあるものだ。問題は、それを5年10年と持続できるかである。持続できるなら、結果論だが、それが天職ということなのだ。
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ああ氷河期

2008年04月28日 08時17分11秒 | Weblog
新人弁護士の就職状況(黒猫さんんのブログ)
 日本の法科大学院は,法曹養成機関としての実績は全くといっていいほどありません。法科大学院の母体となった大学の法学部は,学習内容が実務とも司法試験とも乖離した結果,学生にも見放されてきたダメ教育機関です。

 確かに。あのままの法学部が社会で容認されるとは考えられなかった。
 蛇足だが、法学部でも政治学科はもっとひどい教育内容である。だが、政治閣下は実務家を養成しているわけではないので、世間の厳しい目にさらされることもなかった。
 そんなわけで、ロースクール経由の修習生というだけで、猜疑の目で見る弁護士は多いと思う。少なくとも、先の日弁連会長選挙での高山候補の獲得投票数と同じくらいはいるだろう。
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ワークライフ・バランス

2008年04月27日 21時47分48秒 | Weblog
「休みたいなら辞めろ」発言は言語道断! 連合会長、日本電産社長を批判(落合弁護士のブログ)
 先日、ニュースを見ていて、アメリカ大統領候補のオバマ氏が、激しい選挙戦の中、しっかりと休暇をとり家族と何日かを過ごした、ということを知り驚きましたが、そういったことが当然のこととされるような、より成熟した社会を、日本も、そして私自身(連休でも働いている)も、目指さなければならない、ということなのかもしれません。

 まったく同感。
 バーディーの元勤務先には、新婚旅行に行くのさえ許さない支店長がいた。仕事熱心で禁欲的なのはよいが、それを部下にも強いるのはいかがなものか。
 再三指摘しているように、日本の企業や官庁、裁判所には、「マイホーム人間を許さない」「滅私奉公」の伝統がある。ちなみに、ここでいう「公」には、国や自治体だけではなく、会社組織も含む。だから、単身赴任生活を余儀なくされる人が多いのだ。
 企業でうまくやっていこうと思えば、いつも忙しく、休みなく働いているポーズをとる必要がある。上司より先に会社に来て、上司より後に家に帰り、土日もゴルフ接待などに精を出すようにしないと、出世はおぼつかないのである。
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レーザーレーサー

2008年04月27日 16時25分29秒 | Weblog
世界新記録続出「スピード社水着」 日本代表どうして着用できないのか

 一部にNASAが開発した素材を用いた究極の水着「レーザーレーサー」が話題を呼んでいる。
 そこでさっそくゴールドウィン(スピード社と提携)の製品を取り扱っているスポーツショップにいったものの、
入荷は11月になります。
とのこと。
 値段もべらぼうに高い。ロングジョンで69,300円、スパッツでも29,400円である。
 でも、サメのように泳げるというのだから、何とか手に入れたいものだ。
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暇な時に読む雑誌

2008年04月27日 08時45分50秒 | Weblog
 「ドイツの弁護士」の記事が掲載されていた新潮45を購入。ご存知のように、記事の多くは人間のダークサイドを扱ったものである。かつての「噂の真相」に似たところもある。「ウワシン」から政治色を取り去ったという感じである。
 そういえば、役所にいた友人が、上司から新潮45を読むよう勧められた話を思い出す。政策立案に役立つとでもいうのだろうか。
 こうしたダークサイドものを読むと、容易に想像されるとおり、読み手まで暗鬱な心境になってきて、ついに性格まで暗くなってしまう。太宰を読みすぎて自殺する人間がいるのと同じである。
 
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サンディエゴの悲劇

2008年04月26日 13時29分48秒 | Weblog
Swim was regular outing for shark bite victim

 トライアスロンの練習のためサンディエゴ沿岸、岸から150ヤード付近を泳いでいた66歳の男性が、サメに襲われて死亡した。
 サメは、男性をアザラシかアシカと間違えて噛んだ模様である。
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ドイツの弁護士

2008年04月25日 08時07分05秒 | Weblog
新潮45を読んだ(PINEさんのブログ)

 これを読むと、日本の数年後を予言しているようで面白い。
 
弁護士の4人に1人が副業に就いており、副業の内容というのが、 『映画監督、農業、郵便配達、不動産投資、タクシー業、作家、骨董品や美術品の販売仲介業、コンピューター関連事業など』多岐にわたっているようだ。

 ローマ時代の弁護士業は、無報酬が原則のいわば副業だったわけだが、タクシー運転手が主業で弁護士が副業というのは、切ない。
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閨閥組

2008年04月24日 08時07分07秒 | Weblog
 先月収監された田中森一元弁護士の「反転」によると、東京地検特捜部の30人の検事は、
1 東大法学部卒を中心とする「赤レンガ組」の法務官僚
2 先輩検事の娘と結婚している「閨閥組」
3 現場の捜査で実績を上げた「現場叩き上げ組」
に色分けされるという。
 ここで面白いのは、検察内部でも、「閨閥」が幅を利かせているということである。
 神話の世界でも、支配階級の家系に生まれた娘と、功績(exploit)を上げた勇者とが結婚し、平和な国を維持するというストーリーがうんざりするほどみられるのだが、この構造は、現代の日本社会でも変わりないようである。
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受け売り上手

2008年04月23日 23時06分03秒 | Weblog
 政界も財界も世襲化が極限まで進みつつあるが、反面、問題も出てくる。たとえば、官僚の天下り禁止をぶち上げた某二世議員の発言:
Japan: Tackle crisis with U.S. public money
 Watanabe, head of the Financial Services Agency, said Japan has a lesson to share with the rest of the world in how it dealt with the bad debt problems of the 1990s — and that the U.S. can learn from Japan's mistakes.

 日本が不良債権処理の際にとった公的資金の導入が、アメリカの政策のパクリだったということを、彼は忘れたのだろうか。それはともかく、この人の上の発言の背後には、官僚ないし官僚OBがいることはほぼ確実だ。
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自己催眠

2008年04月23日 07時43分50秒 | Weblog
刑事弁護の「自己催眠効果」

 にもあるように、依頼者・被告人の立場に立って活動していると、いつの間にか、白でも黒を思い込むようになってしまう。これが、黒猫さんのいう「自己催眠効果」である。
 民事訴訟の場合、どちらかがウソをついているというのが殆どであり、ウソをついている当事者は、代理人に対しても真実を語らないことがある。その場合、代理人が依頼者のウソに気付いたとしても、その点を深く追及するのはタブーだと思われる。弁護士は依頼者のハイヤード・ガン(hired gun)なのだから。
 逆に、弁護士が熱心なあまり、負け筋の当事者が強気になってしまうケースもあるらしい。これも一種の催眠効果というべきか。
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