Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

刑務所価格

2019年03月31日 06時06分52秒 | Weblog
「ティッシュ高すぎ」 594円、一般の4.5倍 大阪刑務所に弁護士会が勧告
 「刑務所内で受刑者に販売されている日用品が高額すぎるとして、大阪弁護士会は29日、大阪刑務所(堺市)に改善を勧告した。ティッシュペーパーは一般的な市販品の約4.5倍、歯ブラシは約1.7倍など「高級品」が多く、購入できない受刑者がいるという。

 ボ2ネタで見つけた記事だが、事実ならひどい話だと思う。
 確かに、留置場や拘置所などでは、自傷他害を防止するため伸縮性の高い衣類(首を絞めることに利用可能)の着用が禁じられており、その必要性も理解できる。
 だが、例えば、ティッシュに自傷他害のおそれがあるとは考えられず、特殊な素材を用いなければならないとも思えない。
 刑務所側において合理的な説明ができないのであれば、「利権」という疑いも生じてくるだろう。
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昼夜逆転

2019年03月30日 07時44分43秒 | Weblog
中高年の引きこもり“61万人超”…なぜ4分の3が男性?「学歴や職歴が厳しい」から!?
 「男女比だと、その4分3は男性。理由は「人間関係がうまくいかなかった」「病気」などに加えて最も多かったのが「退職」だった。
 「調査では引きこもり状態にある中で、4割以上の人が悩み事などを「誰にも相談しない」と回答。また昼夜逆転の生活をしている割合が高くなっているのも中高年引きこもりの特徴だ。
 
 全く他人事ではない。
 会社を辞めると、多くの人が早起きをしなくなると思うが、これが危ない。
 朝ゆっくり起きる生活をしているうちに、だんだん体内時計が狂い始め、そのうちに昼間でも眠くなる状態に陥ってしまう。
 私などは、退職した翌日から、朝ご飯を食べ終わったとたんに猛烈な眠気に襲われ、しばらくベッドで過ごす生活が約1か月続いた。
 さらに怖いのは、生活の不安などから抑うつ状態に陥り、ますます不活動傾向が深まることである。
 ちなみに、私の場合、退職後2か月で留学したので、本格的な引きこもりに陥ることは免れたのだが・・・。
 
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名コンビ

2019年03月29日 07時59分48秒 | Weblog
萩原健一さん死去…68歳、消化管間質腫瘍で2011年から闘病していた
 「事務所によると、2011年から闘病していたが、本人の強い希望で、病名の公表を控えていた。容体が急変し理加夫人(モデルの冨田リカ)に看とられて息を引き取ったという。故人の遺志に従い、27日に家族のみで葬儀が営まれたといい、お別れ会や偲ぶ会も行う予定はないという。

 ショーケンといえば、私くらいの世代にとっては、ミュージシャンというよりも俳優という印象である。
 とりわけ、神代辰巳監督作品での桃井かおりとのコンビが最高だった。
 かつては、こういう古き名作を、渋谷のユーロスペースなどで上映していたのである。
 個人的には、桃井かおりのコメントが待たれるところである。
 合掌。
 
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公開説教

2019年03月28日 08時00分40秒 | Weblog
Twitter上の“公開説教”はパワハラにあたる? 笠松競馬場のリプライに物議
 「ネットでは、笠松競馬場の指摘は真っ当なものとする一方、公開の場での説教はパワハラではないかとの意見もある。社会保険労務士の専田晋一氏に聞いたところ、「公務員という立場から笠松競馬場側の発言には、その必要性が認められる」との見解。一方で「SNS上での指導は“炎上”を招くことがあるため、面と向かって話したほうが良かったのでは」とした。

 四半世紀近い昔のことだが、私がサラリーマンだった頃、部下を怒鳴りつける管理職は結構いた。
 課ごとに部屋があるわけではないので、シャウト系管理職が怒鳴ると、店舗全体に響きわたる。
(ちなみに、部長や支店長は個室をあてがわれているものの、外から怒鳴り声が聞こえてしまう。)
 おそらく、他の社員にも聞こえる形で説教することは、現在ではパワハラに当たると思われる。
 そうすると、社外の人にもわかる形で社員(内定者)に説教することは、特に必要性が認められないし、その社員の名誉等を損なうことにもなるから、やはり不当と言わざるを得ないのではないだろうか。
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攻撃衝動

2019年03月27日 07時08分24秒 | Weblog
 おそらく、どこのスポーツクラブでも、一番人気のあるプログラムは、格闘技系エクササイズではないかと思われる。
 その理由は、おそらく、ストレス解消や脂肪燃焼の効果が高いというところにあると思われる(もっとも、調べたわけではないが)。
 だが、日常生活において、人をグーで殴ったり、ジャンプしてニーキックをするなどということは、まずあり得ないことであり、それにもかかわらず、そのような動作に快感を覚えるというのは、人を傷つけないとおさまらない「何か」を抱えている可能性がある。
 要するに、パンチやキックの動作をしてストレスが解消されるという人には、攻撃衝動が鬱積している可能性があると思われる。
 だから、私には、格闘技系エクササイズをする人が、非常に健康であるとは見えないのである。
 
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職業的欠陥

2019年03月26日 08時05分45秒 | Weblog
狂気の沙汰も金次第
 「ジョージ・マイクスが、『偽善の季節』の中で、職業的欠陥について書いている。(中略)
  職業的欠陥が特にひどいのは弁護士で、依頼人次第で自己の信念をどうにでも変える訓練ができているから、個人的な善悪の判断のつかない人間になってしまう。
」(p271~272)

 弁護士事務所での修習時代、ある日、交通事故で娘さんを失った依頼人のための民事訴訟の打ち合わせがあったかと思うと、数日後、交通事故で被害者に重傷を負わせた依頼人の刑事弁護を行うというのがあった。
 弁護士の先生は、「どちらも依頼者の方のための仕事という点では一緒ですよ」とおっしゃったが、当然のことながら、こういう事件では悪い方(過失がある当事者)がはっきりしているので、実は弁護士も比較的中立の立場で仕事をしているのである。
 つまり、自分の中では善悪の判断をしているのだ。
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よい番組

2019年03月24日 07時35分23秒 | Weblog
この春、『世界ウルルン滞在記』が新たな布陣で大復活!

 年末年始のテレビ番組が、あまりにも「闘争・対決型」が多くてうんざりしたことを、けんかはやめてで書いた。
 「人間たちがこれでもかというほど仲睦ましく暮らしている様子を映像にして流すような企画」はないかと探していたところ、「ウルルン」復活のニュースを見つけた。
 こういう番組を、ふだんゆっくりテレビを観ることのできない人たち向けに、年末年始や夏休み期間に放送してもらいたいものだ。
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賃金立替制度

2019年03月23日 08時25分22秒 | Weblog
I 未払賃金の立替払制度の概要
Ⅰ 立替払を受けることができる人
立替払を受けることができる人は、次の要件を満たしている方です。
1 (略)
2 裁判所への破産手続開始等の申立日(法律上の倒産の場合)又は労働基準監督署長に対する事実上の倒産の認定申請日(事実上の倒産の場合)の6か月前の日から2年の間に当該企業を退職した方


 先日、法人の破産事件で、申立代理人が致命的なミスをしている案件をみつけた。 
 それは、支払不能から申立てまでに1年以上経過しているうちに、元従業員への未払賃金について、立替制度の利用ができなくなってしまったというものである。
 これはひどい話であり、例えば、従業員の整理解雇から6か月以内に破産申立てを行うとか、それが間に合わない場合には事実上の倒産の認定申請制度の利用を教示するとかすれば、こうした事態は避けられる。
 企業の破産事件の相談を受けたら、当然のことながら、従業員の生活にも配慮すべきなのである。
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アップトーク

2019年03月22日 07時19分14秒 | Weblog
「アップトーク」(uptalk)という話し方
 「平叙文でありながら、それを発話する時、いちいち文末[言葉尻]を上昇調で発音する日本人が少なくない。
 「類似の言語現象は英語圏の人びと、とりわけ若い人たちの話し方(周囲を観察した限りの印象では男性よりも女性)に観察される。英語では普通は“uptalk” “upspeak”などと呼び、専門的には“high-rising terminal”(略してHRT)あるいは“high-rising intonation”(略して“HRI”)と呼んでいる。

 もう15年以上前の話になるが、クラスメートの中にやたらと語尾を上げて発音する人が多いのが気になった。
 日本で使っていた教材には、そうした話し方は疑問文くらいしかなかったので、少し戸惑ったのを覚えている。
 だが、注意して聴いてみると、ジョージ・ブッシュ大統領(当時)やラムズフェルド国防長官(当時)なども、ときどき語尾を上げた口調で話すことがあった。
 こうした話し方は、かつてはValleyspeakと呼ばれていたが、最近ではuptalkやupspeakと呼ぶことも多いようだ(「実践ビジネス英語」2017年7月号p34)。
 引用した記事も指摘するとおり、日本でもこの傾向は広がっている。
 ただし、この話し方についての一般的な呼び方はまだないようだ。
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世代間論争

2019年03月21日 08時26分40秒 | Weblog
 先日、たまたまあるメーリングリストで面白いやり取りをやっているのを見つけた。
 それは、贈与を原因とする建物所有権移転登記手続を請求している事件で、62期の被告代理人が、「登記がなされていないのだから、贈与がなされたはずはない」と主張しているのを評して、ベテランの原告代理人が「若手弁護士の質の劣化」を指摘したことが発端となったものである。
 これに対し、「被告代理人の主張は主張自体失当だ」という意見があったが、これに対しては「『若手の質の劣化』などというと、『ベテランの不祥事多発』を指摘されて、議論があらぬ方向に行ってしまう」という意見もあった。
 このメーリングリストは、法曹人口拡大に反対する人たちによって運営されているものだが、司法試験合格者を制限することが、例えば、成年後見人による本人財産の着服を防止することにつながるのかは疑問である。
 「若手の質の劣化」と「ベテランの不祥事多発」は、それぞれ解決方法が異なるのではないだろうか。
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