自演疑惑

J・デップのDV疑惑、娘と元恋人が否定 「暴力受けたことない」
　「TMZは29日、パラディから入手したとされる手書きの手紙の画像を公開。その中でパラディは、デップを「繊細で、愛情に満ち、周りから愛される人」とし、「最近出てきた疑惑はとんでもないことだと、心から思っている。ジョニーと知り合って以来、私は一度も暴力を受けたことはない。私が素晴らしい14年間を共に過ごした男性の話とは全く思えない」と綴っている。」

　真偽のほどは分からないが、あざがジョニーの暴力によるものという証拠は、ハードの供述しかない。
　離婚訴訟を有利に進めるための自演という可能性はある。
　ちなみに、ハードは、２３日、配偶者扶養料（婚姻費用）を求める書面を裁判所に提出したとのこと。

疑問

「しつけ」置き去り、事実と違う説明　「世間体を気に」
　「事実と違う説明をしたことについて、父親（４４）は捜索現場で「本当のことを言うと（虐待をしたなどと）疑われるかもしれず、世間体を気にした。多くの皆さんに迷惑をかけ、申し訳ない気持ちでいっぱいです」とわびた。」

　熊が出没する山林に置き去りにすれば「虐待」とみられる可能性もあるし、日常的にこのような「しつけ」をしていたというのであれば、児童相談所への通報事例としてよく聞く話である。
　無事を祈る。

独立しない

　先日、ロースクール時代の同級生が独立した。
　ふと、独立した同期がどれくらいいるかをみてみたのだが、登録して１０年近くなろうとするのに、独立した人が半分に達していないことは確実なようである。昔は３，４年で独立する人が多かったから、これはちょっとした驚きである。
　たまたま会った同期にイソ弁にとどまっている理由を聞いてみると、①独立してやっていける自信がない、②固定給が保障されており待遇の悪化がない、というものだった。この同期の場合、給料は「上がらず、下がらず」ということで、給料減額や、それに実質的に等しい「経費分担」を強いられるケースもある都内のイソ弁にあっては、比較的恵まれた方ではないかと思われる。
　だが、いつまでも独立しなくていいという話ではないし、イソ弁でいる限り自分のお客さんが大きく増えることはないから、居心地がよいから独立しないという姿勢は、将来的には疑問かもしれない。

演出家

オバマ氏「自分で折った」和紙の折り鶴を持参
　こうしたところは演出がうまい。
　もちろん、補佐官的な立場の人物が助言したのだろうが、都知事にもこうした演出家をつける必要があるかもしれない。

公演中止

　予約していた「アイーダ」（１１月）などについて、先日、チケットの発行元から「公演中止のお知らせ」が送付されてきた。８月以降の公演が、「弊社の止むを得ない事情により」すべて中止になるらしい。
　公演が中止になったことは残念だが、知らせの内容が不安を抱かせる。

やりすぎ

　先日、法テラス関連の研修を受けていたら、入国管理局に日参する弁護士の話が出ていた。退去強制などに絡む事件を受任し、法テラスに持ち込んで、年間１０００万円以上の売上げを上げているというのだ。
　もちろん、これで丁寧な事件処理など出来るわけもないので、今年度からは受任件数に制限が設けられたとのこと。
　どこの世界にも、やりすぎる人はいるなあと感じる。こういう人がいるから、仕事がやりづらくなるのだ。

トウが立つ

舛添氏の政治資金、別荘周辺で再三支出　食品店に２万円
　「舛添氏が代表の「新党改革比例区第４支部」（２０１４年に解散）の政治資金収支報告書や総務省に提出した領収書によると、支部は１２年と１３年に湯河原町の食料品店で、計約２万１千円を「消耗品」代として支出していた。」

　「家庭の幸福は諸悪の根源」というのは、太宰治の言葉だが、都知事のニュースをみると、太宰の言葉が当たっていると感じる。
　かつての舛添氏は、ギラギラと燃えるような闘争心と権力欲を抱いていたと思う。テレビでの発言を見ていると、「この人なら何かやってくれそうだ」という期待を抱いたものだ。
　だが、もう彼は「トウが立って」しまっており、家庭と安らぎが最大の関心事のようだ。今では、「住宅ローンの返済が人生最大の目標になってしまったマイホームパパ」と同じに見えてしまう。

働き盛り

　日弁連の事務次長が亡くなった。
　この業界では、第一線を退いた弁護士ではなく、現役バリバリの６０代前半で亡くなるケースが結構ある。
　もっとも、そういう人でも、肝臓病や糖尿病などの持病を抱えている場合が多く、これに仕事の負荷が加わって症状が悪化したことも考えられる。
　合掌。

ダークホース

新司会者は春風亭昇太さん＝歌丸さん「笑点」卒業
　これはダークホースだった。会場でも驚きの声があがっていた。
　なぜ円楽ではないかというと、どうやら、円楽の派閥から後任を出せない（人材が乏しい）ということのようである。この業界も派閥の問題があるようだ。

倫理的問題

橋下弁護士、舛添氏の「狙い」分析…公私混同でも合法、政治倫理追及なら「辞職勧告」
　「橋下氏は「弁護士による第三者委員会なんて全く意味なし。なぜなら政治資金規正法は公私混同の使い方も違法にしていない。金の支出について記録があれば公私混同でも合法」「ザル法。不動産を買わない限り、原則支出について制約はない。あとはその使い方について有権者が政治判断を下すというのがこの法律の仕組み」と法律解説した。」

　これは全くそのとおりで、登録政治資金監査人の研修でもこの点が真っ先に出てくるところである。
　ただ、「倫理的問題」だけが問題かというと、それもどうかという気がする。というのは、品行に問題のある政治家であっても、いい仕事をしてくれることはあるからである。
　私は、「倫理」の問題は、「政治家（都知事）としてふさわしいか」という総合的判断の一要素として位置づけるべきではないかと思うのである。