Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

訳注の差

2017年04月30日 06時05分54秒 | Weblog
ニーチェをドイツ語で読む

 ニーチェの著作のキーとなる概念(「永遠回帰」、「力への意志」など)について、原文を引証しながら解説した画期的な入門書。
 この中で、吉沢伝三郎訳の「ツァラトゥストラ」が「(訳注の充実ぶりに)いささか瞠目させるものがある」と激賞されている。
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羅列式

2017年04月29日 08時06分27秒 | Weblog
北朝鮮のミサイル発射、失敗か=「数秒で爆発」と韓国メディア
楽しんごが22キロ激太りで84キロに 「しくじり先生」も出演お流れ

 今時点のYahooニュースの記事の1番上と1番下を並べてみた。即座に違和感を感じる。
 この2つのニュースが、同じ重さを持つわけがないからである。
 このように、新聞記事と比べた場合のネット記事の弱点の一つは、個々のニュースの重みが分かりにくくなるという点である。その点、新聞は、スペースの大きさや載せる面によって、ニュースの重みづけをおこなうことができる。
 かくいう私もふだんはあまり新聞を読まないのだが、週に1回くらいは読むようにしたいと思う。
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機会の不平等

2017年04月28日 07時15分32秒 | Weblog
われらの子ども―米国における機会格差の拡大 [著]ロバート・D・パットナム
 「「二つの」社会階級は、親が大卒か高卒かで分けられる。本書の魅力は、それぞれの社会階級に属する若者たちへのインタビューをもとに、一人称で語られる「二つの」物語を対比していることにある。」

 数年前から、アメリカの大学生の中退率が急増していることが指摘されてきた。「学業についていけないため」などという指摘もあるが、「学費が続かない」というものが相当数にのぼるらしいことも指摘されている。奨学金制度が発達したアメリカでさえこうした状況である。 
 大学を出ていないと上昇移動の道が閉ざされるというのは、日本も同じである。さらに、日本では、労働契約において身分格差を生じさせる慣行があるため、ある意味、事態はアメリカより深刻とも言える。
 そういえば、佐藤優さんの本の中に、東大法学部を卒業して外務省の専門職(ノンキャリア)になった人物が登場するが、これなどは、もしかすると、学歴と労働契約(本件は公務員なので労働契約ではないが・・・)による二段階差別に対するプロテストなのではないかと思ってしまう。
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ガラパゴス

2017年04月27日 08時07分25秒 | Weblog
弁護士起業 ITが後押し 「リーガルテック」広がる 相談アプリ、依頼前にお試し 残業の紛争、GPSから証拠
 「「LINEと同じ感覚で弁護士と相談できます」。そんなアプリを展開するのが弁護士トーク(東京・千代田)。」

 いまだにガラケーを使い、LINEもやったことがない私のような人間は、ちょっと危機感を覚える。
 このままではガラパゴス人間になってしまうのだろうか。
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特例

2017年04月26日 08時08分01秒 | Weblog
財務省、森友との契約「特例」 面会時、籠池氏が録音
 「籠池氏によると、相手は財務省の田村嘉啓・国有財産審理室長。音声データによると田村氏は籠池氏に対し、売却ではなく当面は貸し付けとした土地の契約について「特例」と発言。国有地の管理処分は出先の財務局の権限としたうえで、「特例的なものは我々にも相談が来る」と述べていた。」

 内容は驚くに値しないが、籠池氏の行動に唖然とする。
 首相夫人の威光をバックに、役人から「何とか言質をとってやろう」という意図がうかがえる。「忖度」を示す発言でもしようものなら、後で責任をとらされることになる。
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消去法

2017年04月25日 07時45分13秒 | Weblog
仏大統領、マクロン氏支持=ルペン氏は「国家の危機」―大統領選
 「フランスのオランド大統領は24日のテレビ演説で、仏大統領選の決選投票では中道系独立候補のマクロン前経済相(39)に投票すると表明した。」

 フランス大統領選の流れは、日本人には分かりにくい。例えば、現大統領が再選出馬を断念した経緯についてすら、あまり詳しくは報道されなかったように思う。
 EUや北大西洋条約機構(NATO)からの離脱論を唱える候補者が脱落し、消去法で穏健なマクロン氏が残るという結果になりそうである。フランスには良識が残っていたということか。
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モールの衰退

2017年04月24日 08時01分54秒 | Weblog
米国の衰退から学ぶ、ショッピングモール再生
 「実は2016年は、米国で初めてショッピングモールが誕生してから、ちょうど60周年の記念すべき年である。
 だが60年経ったいま、米国のショッピングモールにかつてのような輝きはない。客足が減って「デッドモール」と呼ばれる廃墟が目立つようにもなってきた。一方で近年、ショッピングモールの再生に向けた動きが見られるようになってきている。」

 
 15年ほど前、アメリカでは至るところにショッピング・モールがあり、週末になれば買い物や映画鑑賞を楽しむ客でごった返す光景がみられた。ところが、その光景は、10年ちょっとで様変わりしてしまった。
 衣料品などに金をかける消費者が減ったのである。また、この記事には出ていないが、「実践ビジネス英語」(2015年11月号)によれば、いわゆる「カテゴリーキラー」の登場とオンラインショッピングの流行の影響が大きいということである。
 だが、アリゾナ、ネヴァダ、ニューメキシコやテキサスなどの、いわゆるサンベルト地帯では、依然としてモールの重要性は大きいと思う、なにしろ、買い物に行くにも、車で30分~1時間かけないと店にたどり着けないようなところに住む人が多いのだから。
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勾留請求

2017年04月23日 08時10分05秒 | Weblog
坂口杏里容疑者を釈放 東京地裁、勾留請求を却下
 「交際相手の男性に対する恐喝未遂の疑いで警視庁に逮捕されたタレントの坂口杏里容疑者(26)について、東京地裁は21日、東京地検の勾留請求を却下した。地検は同日、坂口容疑者を釈放した。」

 勾留請求却下の決定は妥当だと思うが、問題なのは、このような事案でも勾留請求をする検察側の姿勢である。
 どう見ても逃亡や罪証隠滅のおそれはないし、もともと「金銭がらみの痴話喧嘩」なので、身体拘束の必要は乏しい。なんでもかんでも勾留請求するという姿勢が、冤罪を生み出してきたことを反省する必要があると思う。
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失敗をおそれない

2017年04月22日 08時42分47秒 | Weblog
「楽園企業の若手平社員」は、ここまで自由だ
 「社員たちの判断が正しければ、その実績が自信になるわな。もし失敗したら、自分たちで選んだ以上、誰のせいにもできん。人一倍反省もするやろうし、コスト意識や仕事への責任感も当然高まる。どちらにせよ、ええ勉強なんや」

 日本の大企業に対するアンチテーゼのようだ。
 大半の大企業は、若手社員に責任の重い仕事をさせず、その結果、社員の成長が遅れてしまったり、早々に退職してしまったりする。
 ただ、「楽園企業」の場合、創業者の人徳が大きく作用していたという気がして、誰にでもまねできるというものではなさそうだ。
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私人による逮捕

2017年04月21日 08時17分23秒 | Weblog
坂口杏里の恐喝未遂逮捕・全真相 続いていた「週5」ホストクラブ通い
 「「“逮捕”したので来てください!」
 坂口容疑者を“逮捕”したのは、警察官ではなく、まさかまさかのホストの彼氏だった。
 いわゆる金銭がらみの痴話ゲンカが、絶縁逮捕劇に発展したようだ。」

 弁護士が知恵を付けて常人逮捕に持ち込み、警察を読んだという流れのようだ。
 だが、「金銭がらみの痴話ゲンカ」レベルの話なので、警察としてもいささか困惑しているだろう。
 
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