Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

条件付き救済

2011年12月29日 07時54分21秒 | Weblog
 仕事納めは都内の某寺院にお参りするのが事務所のならわしである。
 28日は、午前中は大掃除を行い、昼は年越しそばを食べ、さっそくお寺に向かう。
 真言宗のお寺なので、護摩を焚きながら読経し真言を唱える。よく聞いていると、「・・・真言を唱えれば救われる」という趣旨の文言が聞こえてきた。
 やはり、「私を信じよ、そうすれば、あなたは救済されるのだ」という、条件付き救済の教えのようだ。この点が、「救済されるか否かは神のみぞ知る」というプロテスタンティズムとの最大の相違点なのだろうか。
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コントロール

2011年12月28日 08時49分57秒 | Weblog
リターン・トゥー・ライフ・スルー・コントロロジー
 かのピラティス先生の著書。
 「コントロロジー」というのは、彼の造語であり、心身をコントロールする術の意。
 言われてみれば、身体には不随意筋なるものが存在するし、「呼吸」が寝ているときにも行われるように、随意筋であっても意識と関係なく動くことがある。こうした部分に注目したのは、画期的なことだった。
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独立遅延

2011年12月27日 08時09分53秒 | Weblog
弁護士の独立が遅くなっている
 「若手の独立遅延」は早くから東京で指摘されていたが、全国的な状況になりつつあるようだ。
 確かに、独立当初は赤字が続く人もいるようであり、苦労は多い。しかも、弁護士の激増や過払いの減少で、仕事は増えていない。となると、独立を尻ごみするのもある意味当然であり、その結果、新人弁護士を採用する余地がなくなるという悪循環に陥る。
 「思い切り」が必要ということか?
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労働観の違い

2011年12月26日 07時58分40秒 | Weblog
 原田泰氏は、憲法でいう「幸福追求権」が、アメリカでは「金持ちになる権利」と解されていることを指摘した。ナポレオン法典の「私有財産制の保障」が、リッチになるための前提として含まれている。
 ここでいう幸福とは、おそらくアメリカでは、「働かなくてもぜいたくなくらしができること」と理解されているだろう。このことを、高山正之氏はこう指摘している。「大儲けして仕事を辞め、のんびり暮らすことを夢見る。アメリカん・ドリームという。」「働き疲れた神は、七日目に休みをとった・・・」
 労働は「罰」だという文化と、そうでない文化との間には、やはり宗教のレベルでの違いがありそうだ。
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勝訴率の低下

2011年12月25日 09時02分03秒 | Weblog
医療事故調査で部会設置、1月にも初会合-厚労省・無過失補償あり方検討会
 医療過誤訴訟の勝訴率は、2割近くまで落ち込んでいるらしい。その原因として一部で指摘されているのが、裁判所による過失認定の厳格化である。
 アメリカのように医療過誤訴訟が頻発するようになると、医師の業務に支障を与えかねない。そんな配慮があるのかどうか分からないが、裁判所が立証のハードルを上げているというのだ。
 例えば、ある下級審裁判例では、脊椎麻酔において医師が麻酔針で患者の神経根を損傷したと思われる事案について、「神経根に触れてはならない注意義務はない」と判断している。これはちょっと厳し過ぎるようだ。
 
 
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「家族ニコニコ年賀状」

2011年12月24日 07時40分03秒 | Weblog
 年賀状を送る準備が済んでいない。
 この時期になると、昨年・一昨年の年賀状を見直すのだが、その中で、いわゆる「家族ニコニコ年賀状」が多いのに気づく。だが、私はこの種の年賀状が好きではない。
 好きでなくなったのには理由がある。それは、若一光司氏の「自殺者-現代日本の118人」のあとがきを読んだのがきっかけだ。そこには、「世の中には不幸な人がたくさんいる。それなのに、自分の幸福を見せびらかすのは感受性のなさを露呈することだ。そんな人たちとは、自分は付き合わないようにしている」という趣旨のことが書かれていた。
 弁護士という仕事をしていると、依頼者のほとんどは、不幸な人か、そうでなくても悩みを抱えた人たちである。普通の人よりも、他人の不幸に敏感にならざるを得ない。だから、私は、依頼者に対して「自分の幸福」を示すことは、決してしないように心がけている。
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カリスマの維持

2011年12月23日 09時23分38秒 | Weblog
金正日総書記の死はゴルフ界の大損失?
 こうした「伝説」が作られたのは、カリスマを維持する必要があったからだ。
 裏を返せば、初代とは違って(?)、本人に真のカリスマがなかったことを示している。
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同意の抗弁

2011年12月22日 08時31分39秒 | Weblog
集団強姦で2被告に無罪 「同意」否定できない、と判断
 刑事事件というものは、証拠まで見ない限り安易に判断できないものだが、記事を読む限り、高裁で破棄される可能性がそれなりにあると思う。
 裁判官のいう「騒がれないようホテルなどに連れ込むのが自然だ」というのは世間離れしているし、家の中だからこそ被害者が騒ぎにくいという事情(セクハラも同様の状況に陥りやすいことが数多くの研究で明らかになっている。)を考慮すべきだった。
 被害者も知らず知らずのうちに「隠蔽」に加担してしまうというのが恐ろしいところ。
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何かをしない努力

2011年12月21日 08時15分48秒 | Weblog
なぜ日本経済はうまくいかないのか
 著者の原田氏は、「何をしないか」の選択が重要であると主張する(p59~61)。例の「選択と集中」理論である。
 例えば、スポーツ競技において、韓国は世界で勝てない種目には予算を使わない。原田氏は、世界レベルには達しないサッカーやラグビー、日本の文化になじまないハーフパイプなどの種目に多額の予算をつぎ込むことについて、懸念を示している。
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相続紛争

2011年12月20日 08時12分24秒 | Weblog
金正日総書記死去で中国軍の一部に長男・正男氏かつぐ動きも
 普通の家ならば、三男が跡目を継ぐのは普通のことではない。ギレンをさしおいてガルマがザビ家を継ぐようなものだ。
 カリスマがないうえに若いというのは不安材料であり、軍部を掌握できない可能性が指摘されている。
 会社も三代目が問題だというが・・・。
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