Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

試験とホテル

2012年01月31日 07時46分46秒 | Weblog
 最近の司法試験受験生は、試験期間中ホテルに宿泊するケースが多いとのこと。自宅から通ってもよさそうなものだが、勉強に専念できる環境を確保するためにはホテル生活もいいことだ。
 私も、二回試験のときは、都内の自宅から和光市の司法研修所まで片道1時間半かかるため、和光市内のビジネスホテルに滞在した。同じホテルには、関東在住の修習生も結構泊っていて、みんな考えることは一緒だなと思ったものだった。
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翻訳で読むハイデッガー

2012年01月30日 07時32分05秒 | Weblog
「ニーチェⅠ 美と永遠回帰」(平凡社ライブラリー) 
 司法制度改革の発端は、ある憲法学者の「ハイデッガーを原書で読んでないような奴が司法試験に合格するのはおかしい」という憤怒にあったそうだが、ハイデッガーの論述の進め方は、法曹の思考と親和性があるように思う。
 さて、「ニーチェⅠ」はハイデッガーの講義の翻訳であり、「著作」よりも格段に分かりやすいとされている。随所に鋭い分析があり、例えば、「力への意志はその本質と内的可能性からして、同じものの永遠回帰なのである」(p552)などは、ニーチェ解釈の決定版ともいえる。
 それ以外にも、「『存在者』の『人間化』の懸念」(p423~)などは、目からうろこの指摘である。
 もちろん、これを原書で読む力などありませんが。
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マン&フレ

2012年01月29日 07時48分21秒 | Weblog
マンデルフレミングモデル
 私がアメリカで勉強したのはミクロ経済で、マクロ経済については、大学のころちょっとかじったに過ぎない。
 だけど、阪神淡路大震災の後の復興政策や、橋本内閣時代の財政出動がいかに無力であったかを、金融機関の一営業マンとして体験したつもりであり、マンデル・フレミング・モデルを目の当たりにしている。
 この、マン&フレ・モデルを、分かりやすいイラストで解説しているのが、高橋洋一氏の「数学を知らずに経済を語るな!」(p90)である。
 震災復興を財政出動一辺倒、しかも増税に頼ろうというのは、過去の失敗に学んでいないということのようである。
 
 
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共感性の問題

2012年01月28日 08時14分01秒 | Weblog
 お客さんに慕われる弁護士、あるいは営業マンを見ていると、例外なく備えている特性がある。それは、豊かな「共感性」である。
 これに対し、優秀な弁護士の中には、冷たく突き放すような、超然とした態度をお客さんに対しても示す人がいる(職業柄か、裁判官にはこのタイプが多い。)。このような人は、イソ弁時代はまだいいかもしれないが、独立すれば営業で苦労することになるだろう。
 そういえば、私の同期にも、「お客さんが逃げていく」などという理由でボスから追い出され、やむなく独立した人がいるが、苦労しているようである。
 
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努力はカッコ悪い?

2012年01月27日 07時40分48秒 | Weblog
<二宮金次郎像>勤勉精神いまは昔、各地で撤去相次ぐ
 「努力を尊ぶ姿勢は受け継ぎたいが、子どもが働く姿を勧めることはできない」といえば聞こえはいいが、尊徳はまきを背負って家内労働をしているだけである。労働基準法に抵触するわけではない。それより、勤勉であることがカッコ悪いとみなされる風潮にならったというのが当たっていると思う。それに、間違った方向に「勤勉」だと、周囲が迷惑する。
 西部邁氏によると、既に全学連時代に「頑張ろう!」とシュプレヒコールを上げるときには、「正しく頑張ろう!」とあえて強調していたそうである。間違った方向に「頑張る」人たちを揶揄していたのだ。
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有望な国

2012年01月26日 08時23分51秒 | Weblog
クローズアップ2011:ASEAN議長国にミャンマー 資源巡り火花
 原子力がこういう状況の中で、ホルムズ海峡が封鎖されるとなると、日本は新たなエネルギー供給元を探さなければいけなくなる。
 そこで、注目されているのがこの国。業界では「ミャ」とか「ミヤ」などと略称で呼ばれているらしい。
 そういえば、某大手法律事務所も、東南アジア向けの業務で売上を伸ばしている。もはや中国の時代ではないようだ。
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還元されるか?

2012年01月25日 07時49分22秒 | Weblog
首相「消費増税は国民に還元」 就任後初の施政方針演説
 エコノミストの原田泰さんは、増税で増えた財源が必ずしも当初の目的に使用されるとは限らないことを指摘している。消費税が3%から5%に引き上げられた後、2%分は国民に「還元」されているだろうか?
 ちなみに、原田氏によると、社会保障費の財源を確保するためには、このままでは消費税率を60%にしなければならないそうである。還元どころの話ではない。
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カセットテープ?

2012年01月24日 08時00分39秒 | Weblog
 民事裁判では、録音記録をいまだにカセットテープで出すのが原則になっているようで、以前、CDにして提出したら、年配の裁判官が、「これって、音が聞けるんですか?」と聞いてきた経験がある。
 今や、ICレコーダーで録音した音声をカセットテープにダビングする方が、よほど難しいというのに・・・。
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怪獣

2012年01月23日 07時31分11秒 | Weblog
幻覚で局部が怪獣に? 男性変死、高まる自殺の可能性
 第一報で誰もが他殺と考えたが、必ずしもそうではないようだ。
 「怪獣」は初めて聞いたが、芸能人が良く見るという「小さなおじさん」も、もしかすると、薬の影響なのだろうか。
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イージーミス

2012年01月22日 08時37分57秒 | Weblog
覚醒剤:検察官、没収の求刑忘れる--釧路地検 /北海道
 これはとんでもないイージーミス。新人の検察官だろうか。
 「第三者私有物に係る公告」を失念するというケースを見たことはあるが、没収の求刑をわすれるのは聞いたことがない。
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