Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ヒポクラテスの誓い

2009年03月31日 08時24分25秒 | Weblog
ストーカー相談、ブログに記載 弁護士を業務停止1カ月(産経ニュース)
 依頼者の秘密を守ることは、専門家としての基本的な義務である。有名な ヒポクラテスの誓いの最後にも、
医に関するか否かに関わらず、他人の生活についての秘密を遵守する。
とある。
 それにしても、尊敬するワーグナーから唆されたためとはいえ、患者であるニーチェの病歴を暴露した医師のアイザーは、医師として最低だと思う。
 
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ジャンボ機

2009年03月30日 08時02分18秒 | Weblog
成田空港の米貨物機炎上:滑走路舗装など3億円の損失に--成田空港会社 /千葉

 バーディーもこの事故のせいでバンコク空港で5時間足止めを食った。ニューヨークからの便などは、新千歳空港に着陸したそうである。
 閉鎖されたA滑走路は、ジャンボ機用の長い滑走路である。ということは、ジャンボ機でない飛行機に乗っていれば、被害は受けなかったということだ。ジャンボ機にはこんなデメリットがあったのである。
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転勤族

2009年03月29日 08時41分14秒 | Weblog
 うちのボスによると、事務所訪問に来る修習生に女性が多いことに驚くそうである。だが、それも無理はない。
 先日も、地方で修習中の女性が事務所訪問にやってきた。首都圏での就職を希望しているとのこと。任官も可能なようだが、転勤族はいやらしい。
 裁判所や検察は、優秀な女性を見るとよく任官の誘いをかけているようだが、断られる率も高いと思われる。というのも、女性の中には、転勤に対する抵抗を持つ人が少なくないからである。
 バーディーはというと、転勤稼業が好きだったので、金融機関に就職したのだが、転勤というシステムの暗部を見るにつれ、転勤族全般に同情を感じるようになった。というのは、転勤という名のリストラないし嫌がらせをよく見たからである。
 例えば、マイホーム新築後の転勤辞令は、もはや日本の文化ともいえる嫌がらせである。つまり、これによって会社に対する忠誠心を試すわけだ。また、共働き夫婦の一方に対する転勤辞令には、「奥さんに仕事をやめてもらえ」というメッセージがこめられている。
 だから、バーディーは、「転勤って楽しそう」と言っている人を見ると、複雑な心境になるのである。
 
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著反正義

2009年03月28日 11時08分24秒 | Weblog
「破棄しないと著しく正義に反する」 最高裁にそうまでいわれた「ある犯罪」

 常識的な判決だ。だが、問題は、軽犯罪法の規定が不明確である点(ちなみに、公衆の行き来する場所でつばやたんを吐くこともこの法に抵触する。)だけでなく、警察の暴走にある。
 検挙件数を稼ごうとする警察のやり方こそ非常識なのである。
 例えば、歩行者を職質・所持品検査してカッターナイフでも所持していれば軽犯罪法違反で検挙し、警察署の手柄にするわけである。だから、年度末になると数字稼ぎのために職質が盛んに行われる。
 そういえば、バーディーの実家では、ズボンの背中の方にカマを引っ掛けたまま道を歩くおじいさんがよくいた。自分の畑で農作業をするためならば「正当な理由」もあろうが、常に携帯するのが癖になっていた人たちなので、多分軽犯罪法違反なのだろう。
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内定取り消し問題

2009年03月27日 07時55分44秒 | Weblog
<就職内定取り消し>1469人に 1月調査時の1.6倍
 企業から内定辞退を促されたり、職種などの採用条件変更を迫られるなどした結果、自ら内定を辞退した学生が496人いることも判明。企業が学生を辞退に追い込む手法が広がる実態も浮かんだ。

 最高裁判例を無視して堂々と内定取り消しを行う企業も多いらしいが、もっとタチが悪いのは、微妙なやり方で「内定辞退」を促す企業である。
 仄聞するところによれば、「入社が半年くらい遅れる見込み」「●●の部署なら配属できます」などという陰湿なやり方らしい。
 結論から言えば、こんな会社には入らないほうがいい。労働審判でも提起して賠償金をとるほうが賢明である。
 
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失敗?

2009年03月26日 08時26分10秒 | Weblog
虚偽記入3500万円、小沢氏秘書が起訴事実の一部認める
小沢代表の事情聴取は当面見送り、秘書起訴で東京地検(落合弁護士のブログ)
 この捜査は、いろいろな点で偏頗なものが感じられ、だからこそ国民の強い不信も招いていて、後味の悪さが残ります。やや早いかもしれませんが、「失敗」という烙印を押しても良いかもしれません。

 秘書を起訴したが、代議士本人には参考人聴取しなかったという、いかにもすわりの悪い結末だ。これだと、与党側に対する捜査もやりにくだろう。
 落合弁護士も指摘するとおり、今回の事件にはいろいろと不可解な点が残った。そして、「国策捜査」の真の狙いは結局分からないままである。
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タオ島を救え

2009年03月25日 07時49分15秒 | Weblog
 連休はタイのタオ島で過ごす。バーディーが10年ほど前訪れ、生まれて初めて「竜宮城」に来たと錯覚した地である。当時はメイン・ビーチであるMae Haadからそんな遠くないところでも、金魚すくいの水槽の中のようにカラフルな熱帯魚がうようよしていたのである。
 ところが、今回滞在したSai Ree Beachでは、サンゴの多くが死滅している。魚もそこそこいるが、10年前ほどではない。
 もっと落胆したのは、ボートに乗り込んでのシュノーケリング・ツアーでのこと。名だたるポイントに行っても、魚影はまばらで、まるでハワイ・オアフ島なみの寂しさである(魚の数は10年前の10分の1くらいか)。
 夜、近所をぶらぶら歩いていると、やたら騒がしい一角がある。おりしも、Save Koh Tao(タオ島を救え)インターナショナル・フェスティバルが開催されており、夜を徹してライブが行われていた。タオ島の環境破壊はすさまじく、国際NGOが環境保護活動に乗り出すほどなのである。
 楽園喪失。かつての魚の群れは、人間の群れによって追いやられたのである。
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傍聴される側

2009年03月19日 08時03分11秒 | Weblog
 バーディーの担当する裁判は、傍聴人の数が比較的多い。ロースクール生の傍聴対象となったことも2回ほどある。ある意味では光栄なことである。
 傍聴する側はどういう気分なのかというと、全く平常心である。というのも、特に反対尋問のときなどは、全く余裕がない。
 ただ、目立つ人が傍聴席にいると、ちょっと気になる。例えば、傍聴マニアとして知られる大川興行の阿曽山大噴火さんがいたりすると、何をメモしているのか気になる。
 裁判官はもっとよく傍聴人を観察しているようである。バーディーがロースクール時代、刑事訴訟実務の教官が担当する裁判を時々見に行っていたが、すぐに「キミ、傍聴してたでしょ」と言い当てられたものである。やはり、裁判官は周囲を見る余裕があるということか。
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島の話

2009年03月18日 09時10分33秒 | Weblog
美の公設事務所損賠訴訟:「債務整理放置」新たに3人提訴 元所長相手に /鹿児島
 美市に05年に設置された「公設事務所」の初代所長だった高橋広篤弁護士(32)=静岡県掛川市=を相手に、奄美市内と大島郡内の男女3人が計240万円の損害賠償と不当利得返還を求める訴えを鹿児島地裁名瀬支部と、名瀬簡裁に起こした。「高橋弁護士に債務整理を放置された」とする訴訟は、これで計5件となった。

 高橋前所長に対する苦情は160件あるそうだから、今後も訴訟は増えるだろう。
 それにしても、奄美大島にこんなに債務整理の相談があったとは、一般の人は驚くだろう。ところが、こういう「島」で、消費者金融が進出しているところは、えてして債務整理の相談が多く、したがって、弁護士にとっては過払金返還訴訟という飯のタネが転がっているのである。
 そんなわけで、離島の公設事務所長は、「あの弁護士は2~3年で数億円稼いだらしい」と同業者からねたまれることになる。
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条文原理主義

2009年03月17日 07時55分32秒 | Weblog
「自分の頭で考える」とは?
 弁護士の仕事そのものについても 「ノウハウは確かにあるが、イソ弁を経ずにいきなり独立しても、条文どおり仕事をすれば間違うことはないので安心してよい。」 というお話を伺ったのも心に残りました。

 このブログを読んで、バーディーは久しぶりに感動した。「始めに条文ありき」なのである。
 「ソクドク」で不安いっぱいの新人弁護士は、これで、「金はなくとも条文はある」と安心することができるのだ。
 ちなみに、条文とローマ法格言をセットで覚えると立法趣旨がよく理解できる。 例えば、民法159条
「夫婦の一方が他の一方に対して有する権利については、婚姻の解消の時から6箇月を経過するまでの間は、時効は、完成しない」と
ローマ法格言の
「夫に対する妻の尊敬が、権利の行使を妨げる」
など。だが、この格言はフェミニスト団体から批判されるだろう。
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