Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

隔世の感

2007年09月30日 19時28分42秒 | Weblog
パソナなど、内定者つなぎとめ手助け――中小企業向け(日経ネット)
 企業が採用を決めた内定者が他社に流れないよう、人材関連会社がつなぎとめの支援事業を始めている。2008年春の新卒採用は「売り手市場」で、複数の企業から内定を得た学生も多い。研修で内定者との接点を増やし企業への帰属意識を高めるほか、スーツ購入の割引サービスなども提供する。人事部門が手薄な中小・ベンチャー企業の利用を見込んでいる。

 バブル時代は「拘束旅行」なんていうのもあったが、氷河期世代のバーディーにとってみれば、こんなニュースは不愉快この上ない。同じ30代の人間にはネカフェ難民も多いというのに。
 国内に人が多すぎて仕事がない場合、昔であれば植民地に移住する選択肢があった。そういえばイチローも氷河期世代だ。
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質の低下

2007年09月30日 09時08分16秒 | Weblog
傷害で弁護士逮捕=自転車の女性突き飛ばす-大阪 (落合弁護士のブログから)
 今後、法曹人口が増え、特に下位層のレベルはどんどん下がり、この種の不祥事は激増するのではないか、と私は予想しています。弁護士による殺人、放火、誘拐、強盗、強姦、といった犯罪も、日常茶飯事で珍しくなくなるかもしれません。

 かつて法曹の「人間的な」質が良かったのだとすれば、
・家が豊かでない人の場合⇒苦学して合格(苦労人ゆえ人格円満)
・家が豊かな人の場合⇒経済的余裕のある中で勉強して合格(ともあれ「勝ち組」ゆえ人格円満)
とでも分析(実に荒っぽいが)できるのだろうか。
 今後は、金のかかる法科大学院に加え、修習生の給与貸与性の廃止で、
 借金漬け⇒金になる事件は何でもやる⇒競争激化による売上げ減少⇒犯罪
ということになるのだろうか。
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資金繰りの逼迫

2007年09月29日 23時29分44秒 | Weblog
 今月は資金繰りが苦しく、恥ずかしい話であるが、母から生活費を借りた。修習生の給与支給が途絶えたこと(厳密には9月分の給与が4日分しかなかったこと)もあるが、二回試験期間中に和光市駅前の東○インに宿泊したことがかなり痛い。往復の通勤時間である3時間を勉強や休息に充てるための選択だったが、約3万4000円というのは結構な金額である。
 ・・・もうしばらく(?)爪に火をともす生活を続けよう。
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サブ・クライム・ローン?

2007年09月29日 10時43分29秒 | Weblog
Easy Credit, Bubbles and Betrayals (NYタイムズのop-edより)
Sunny remembered vividly his first lesson from Dick Sharp, the veteran EHB chairman. "What do you do with plutonium?" Sharp had asked. "Dilute it a little!" The same principle applied to toxic loans: diversified, they lost some toxicity.

Sunny, who sometimes caught himself saying "sub-crime" when he meant "sub-prime," knew an underwriter at BFM, Nick Cocktale, who specialized in assembling mortgage bonds.


 要するに、低所得層を顧客とするサブ・プライム・ローンは、延滞⇒物件回収、という「毒」(plutonium)の盛られた「サブ・クライム・ローン」sub-crime loan だったというのである。「最初の二年間の金利は安くしますよ」というのはだまし文句に過ぎない(これでアッサリだまされる方も問題かもしれないが)。
 ところが、この悪どい商売は住宅価格が右肩上がりに上昇することが大前提となっている。住宅バブルがはじけると、当然ながら、今度は貸し手が自分の盛った毒を食らってしまうというのである。
 私見であるが、「市場は右肩上がりに成長し続ける」とか「所得は上がり続ける」という発想は、とりわけ日本においては危険である。経済の衰退は人口減少社会(少子高齢化社会、筒井康隆風にいうと健康老人社会)にあっては必定なのだから。
 ・・・そう、バーディーも、「自分の所得は上がらない」前提のもとに将来設計を行おうとしているのである。
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人の上に人をつくらず

2007年09月28日 08時12分30秒 | Weblog
国家公務員キャリア制度を廃止・行革相表明(日経ネット)
 渡辺喜美行政改革相は27日、日本経済新聞のインタビューで、国家公務員一種試験の合格者が幹部に就くキャリア制を廃止すべきだと表明した。「一種、二種という分け方は時代遅れ」と指摘。能力や実績で昇進が決まる新たな人事制度の導入に意欲を示した。

 これはどうかなあ。試験区分があることによってすみわけがなされ、過当競争が抑制されていた面もある。
 それに、余り知られていないが、たとえば経済産業省などでは、キャリア官僚であっても、入省時から「Aコース」(局長以上になれる)と「Bコース」(50歳になるまでに外に出される)の振り分けがなされているらしい。財務省についても同様の話がある。
 試験区分だけが問題ではないことを、大臣は分かっているのだろうか。
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明日をになう?

2007年09月27日 08時36分15秒 | Weblog
 「キミたちはわが社の明日をになう人材なのだ」
と若手のころはよく上司たちからハッパをかけられたものだ。だが、今だから分かるのだが、そういうとき上司らは、「背負う荷の重さ」にちょっとうんざりしており、それで他人に代わって欲しいと思っているのである。
 バーディーも、入社3年目ごろからそんな気持ちになりはじめた。この会社の将来は厳しい。自分の後輩が頑張ってくれなければ、とても支えられない、と。そして、就職の厳しかった時代だったこともあって、優秀な後輩がどんどん入ってきた。
 その後私は退社したが、後輩たちのうちいわゆる「同期のトップ」と目されるような人材は、会社に残っていた。1期下のT君は、誰もが認めるそのような人材だった。
 ・・・ところが、そのT君が今月で辞めることになった。いったいかつての「我が社」はどうなってしまったのだろう。
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毎度おなじみの辛口コメント

2007年09月27日 00時08分27秒 | Weblog
黒猫さんの最新ブログより
法務省統計で見る今年の新司法試験
 東大ロー卒の合格率が思ったほどよくないのは、卒業生が試験をなめているか、教授たちの頭が固いか、あるいはその両方が原因でしょう。

 最後の「その両方」というのが正しいのだろう。これまで試験人生を生きてきた人ほど、試験に批判的になったり、手を抜いたりしがちだから。
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金持ちのための政党

2007年09月26日 08時30分22秒 | Weblog
 わが尊敬する筒井康隆先生は、「笑犬楼の逆襲」で、「自民党は金持ちの味方でなくなってから悪くなった」と指摘している。自民党が「格差是正」や「貧民救済」を熱心にやると、2大政党制における政策の対立がなくなってしまう。自民党はブルジョワ政党であってはじめてその本領が発揮されるのである。
 仮に理想的な2大政党制を築こうとするのであれば、自民党・民主党とももう一度分解して再結成する必要がある。
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新内閣発足

2007年09月25日 07時38分46秒 | Weblog
対アジア外交に期待の声 福田氏の自民党総裁選出(落合弁護士のブログより)
 福田氏の、幅広く受け入れられやすいキャラクターが、新総裁就任へとつながったものと思いますが、新総裁就任を可能にしたその資質が、首相就任後の早期の行き詰まり、破綻へとつながりそうな予感がします。その場合、このようなリーダーを選出してしまった自民党は、政権を失うという形で、そのツケを支払うことになる可能性が高いでしょう。

 党「4役」(古賀選対本部長を含む)の顔ぶれを見ても、年齢70歳前後の派閥の領袖ばかりで、古い自民党に戻ったような気がする。
 いずれにせよ、2大政党制のもとでは、落合弁護士の指摘するとおり、調整型のリーダーではかえって政権運営の行き詰まりが早まる結果になりそうであり、衆院解散は年明け早々という予想も出ている。
 ・・・やはり、「詰んでいる」状況はどうしようもない。

 

 
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尾崎豊のお兄さん

2007年09月24日 19時56分53秒 | Weblog
 ボツネタから(元ネタは週刊現代)
尾崎豊のお兄さんが裁判官になっている

 弁護士任官らしいのだが、あまりの意外さにショックを受けた。というのも、尾崎豊といえば、バーディーらの世代にとっては「盗んだバイクで走り出す」や「後者の窓ガラス壊して回った」などという窃盗、器物損壊はおろか、晩年は覚せい剤中毒に陥ったほど、犯罪に染まったロック・シンガーだったからである。
 彼にとって不幸だったのは、かつての世代とは異なり、反体制を謳おうにも強力な「権力」が存在しないお寒い時代状況の中での「反抗」だったことだろう。
 ・・・ともあれ、兄弟は別人格なのだから、あまり騒ぐのもよくないと思う。この辺にしておきましょう。
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