海賊版

韓国、中国など３００サイトに削除を要請　海賊版被害５８０作品　アニメ、出版１５社連携
　日本で放映されたアニメが、数日後、外国のサイトで字幕付きで公開されていることがある。翻訳は大変な作業であり、組織的にやらないとここまではできないと思う。場合によっては日本でリリースされる前から流出しているケースもあるようだが、一体どうなっているんだか。

猫から人へ

「ネコ解剖、人間でも」＝同級生殺害の女子生徒―遺体腹部にも大きな傷・長崎県警
　計画的な犯行であることがほぼ明らかとなったが、「人間を解剖してみたかった」という動機はなかなか常人には理解できない。
　そういえば、「午後の曳航」でも、猫を解剖した後で人間を解剖するという流れになっていた。

見直し

期限切れ肉問題、米ＯＳＩが中国事業を徹底的に見直す＝ＣＥＯ
　この外資系企業が「安い人件費」に目がくらんでいたであろうことは想像に難くない。使われている方にしても、コストを切り詰めなければ利益は出ないわけだから、期限切れ材料を使ったり、手抜きをしたりする動機付けは十分にある。
　昔から指摘されてきたことだが、「安い経費」だけで現地法人を立ち上げる危険性を示す実例がさらに増えたということか。
　
　

本当の金持ち

　沖縄のある離島でのこと。
　タクシー運転手さんと、やっぱり、「東●リゾート」なんかに泊る人は金持ちなんですか？と聞いたところ、「いや、みんなギリギリの生活してるから、そうでもないよ」と意外な答えが返ってきた。さすがに事情通らしい。
　なら、一泊70万円のスイート・ヴィラを発売したという「ア●●ン●」はどうですか？と聞いたら、「あれは本当の金持ちが泊るとこ。有名人が結構来てる」と今度は態度が急変する。
　やはり、「本当の金持ち」というのは、限られた場所にしか出没しないようだ。

虫がつく

ベビーリーフ
　この数年、朝食には毎日ベビーリーフを食べている。
　今朝食べたやつには、虫と虫の卵がついていた。潔癖症の主婦なら怒りを覚えるかもしれないところ。
　だが、虫がつくということは、農薬が散布されていないことを意味しており、健康の観点からは喜ぶべきことである。

ゴーストライター

ノーベル賞作家、川端康成は遅筆なので数人のゴーストライターがいたらしい
　この話は有名で、「文章読本」がこの人の文体と違うことは素人でも分かる。晩年は睡眠薬中毒のためとても小説を書ける状態ではなかったらしい。
　川端については、こんな分析もある。
ノーベル賞受賞作品「雪国」の文体解析―数量的分析による成立に関する疑惑の解明―
　これによると、「山の音」から読点のうちどころが変わったということで、これ以降、ゴーストライターを多用するようになったのかもしれない。

介入

「中国に裏切られた」北朝鮮　本格対立の様相
　中国としては、さしあたっては日本の核武装阻止が、長期的には在韓米軍の排除が狙いなのだろうが、どっちにとっても隣国の現政権がじゃまになる。
　打つ手がなくなれば「介入」ということも予想されるということだが、そうなると流血の事態になるのかもしれない。

乗換

東急電鉄・JR東日本・東京メトロ、渋谷駅大規模開発計画は8月に本格工事へ
　利用者からは苦情しか聞こえてこない「渋谷の乗り換え問題」。
　これに対処するかのようなうたい文句だが、後から理由を付けたような感じでもある。
　これで人が戻ってくるかどうかは、設計者の常識にかかっていると思う。

不完全使用

レーダー不完全使用で誤射　英紙報道
　誤射の疑いが強いが、その原因は「レーダーの不完全使用」とのことである。そうすると、親露派に武器を供与したロシアが非難されるのは当然ということになる。
　だが、プーチン氏は「誤射説」を強く否定しているし、武器の供与自体も否定するだろう。
　双方が証拠を提出しないままに論争しているので、空中戦のように思えるが、それでもロシア側の弁明が苦しいのは明らかなようだ。
　

親子関係

arret:DNA関係に基づく親子関係不存在確認が嫡出推定に勝てない事例
　予想どおりの破棄・却下、上告棄却。
　私もこの種の事案では過去に痛い経験をしている。私は夫側の代理人だったのだが、妻は外国人で、自分は「日本人の配偶者」という在留資格を、子供には日本国籍を得させようと考えて入籍したようだが、実際は殆ど日本では生活しておらず、自国で複数の男性と交際していたというもの。「その子はあなたの子じゃない」と妻の交際相手から暴露され、親子関係不存在確認調停・訴訟を提起したが、裁判所からは「ＤＮＡは外観じゃないでしょ」と言われて取り下げのやむなきに至った。
　指摘のとおり、立法論の問題というしかない。さしあたり、現行民法の嫡出否認の訴えの出訴期間（１年）を延長するという手段も考えていいと思う。