昨日のロシアとアメリカの援護射撃に次いで今 度は中国からです。石平さんが産経新聞に書いてくれています。
何だか、世界中で日本を理解してくれる人が増えているなんて喜んでいたら足を掬われるでしょうか。それでも、少しず つ日本が分かって貰えている兆しが見えてきたことは素直に評価したいものがあります。
SankeiBizよ り 2014.12.28
【石平のChina Watch】 習 政権、つまずいた反日戦略…“賢くなった”国民に見透かされた「下心」
今月13日、中国の「南京大虐殺記念館」で催された初の国家主催追悼式典に習近平国家主席が出席し、演説を行った。 その中で彼は、根拠の乏しい「30万人虐殺」の数字を持ち出して日本軍の「大罪」を糾弾しながら「日中友好」をも口にし た。
しかしそれは本心からの言葉であるとは思えない。全国で生中継された国家規模の式典において「大虐殺」が強調される ことによって、国内の反日ムードはむしろ高まってくる恐れがあるからだ。
あるいはそれこそが習政権が狙うところかもしれない。来年の不動産バブル崩壊が確実となり、経済の低迷がさらに深ま る中、国民の不満をそらすためには反 日という「伝家の宝刀」を抜く以外にない。それがために南京式典を皮切りに「終戦70周年」に当たる来年1年を通し習政 権は節目節目の反日キャンペーンを 展開していく予定である。
だが、政権のこのやり方に対し、国内からは早くも疑問の声が上がっている。
南京式典開催2日後の15日、人民日報系の環球時報は式典に対するネット上の議論を社説で取り上げ、「中国のネット 上で南京の式典に対する奇怪な意見が 現れた。『今になってこのような式典を催したことの意味は一体どこにあるのか』とする疑問もあれば、『中国では内戦から “文革”までに殺された人の人数は 南京よりはるかに多いのでないか』とする意見もある。このような声はまったくの耳障りだ」と厳しく批判した。
環球時報の批判はどうでも良いが、重要なのは、一部の国民が政府肝いりの南京式典を冷ややかな目で見ていることだ。 しかも、天下の環球時報がわざと社説まで出して批判しているのならば、批判的意見は決して「一握り」の少数派意見ではな いことも推測できよう。
それでは一体どのような批判意見があったのか。たとえば中国国内で「知乎」というサイトがあり、誰でも質問を書き込 んで回答を求めることができる。13日、ある匿名の人がそこに次のような質問を書き込んだ。
「毛沢東やトウ小平の時代は南京大虐殺にほとんど言及されなかった。江沢民・胡錦濤の時代でも国家主催の式典をやっ たことはない。今の政府がナショナリ ズム的感情を刻意にあおり立てるのは一体なぜなのか。歴史問題は国内の矛盾を外に転嫁させるための道具になってよいの か」
このような「超意地悪」の鋭い意見が提起されると、それは当然全国で大きな波紋を呼び、批判と賛成の意見が続々と上 がってきた。
賛成意見にはたとえば次のようなものがあった。
「民族主義をあおることで政権の失敗と無能から人民の目をそらすのはいつも政治屋にとっての万能の薬だ」
「国内情勢が悪くなっているから、民族主義の旗印を高く掲げるのだ。国家規模の式典の開催はやはり、国内の矛盾を外 に転嫁させるための世論的準備ではないか」
「いかなる集団や党派や政権でも、人民を虐殺すればすなわち犯罪だ。目くそが鼻くそを笑うのはおかしい!」
このような意見を並べてみると、「反日」を利用して国内問題を外部に転嫁させようとする習政権の「下心」が一部の国 民によって簡単に見破られていること がよく分かる。今の中国国民はもはや、この程度の手品にだまされるほどのバカではない。むしろ、20年前に江沢民政権の 開発した手法をそのまま踏襲する習 政権の方が愚かなのである。
いずれにしても、見破られた手品に期待されたほどの政治的効果はもはやない。賢くなった中国人民を前にして、「反 日」をもって2015年を乗り越えようとする習政権の戦略は出足からつまずいたようだ。彼に残された次の手は一体何であ るのか。
日本びいきの石平さんなので割り引いて考えなければいけないのかもしれませんが、それでも、こうした声が中国で上 がってきていると言うことはやはり中国も少しは変わってきているのかもしれません。
とは言いながら、油断する訳にはいけません。やはり、目標は国交断絶です。それまでに崩壊してくれることを期待しま すが、なかなか実現しないのが悔しい。
昨日の「サムライ資本主義」の真反対と言える 道徳的退廃企業として第 594回の 「企業の道徳的退廃はどこから企 業の道徳的退廃はどこから」 でも指摘した典型的な企業とし てチョコレートの原料を誤魔化 しているロッテを取り上げまし た。
そのロッテが又しても道徳 的退廃の権化のようなことを やっているようです。
何時ものcoffeeさんが詳しく書いてくれています。
正 しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現より 2014/12/27(土)
グ リコが韓国ロッテを提訴!ロッテ「プレミアぺペロ」がポッキー高級版「バトンドール」に酷似!
江崎グリコの菓子「バトンドール」の箱の形を模倣したような商品を、韓国ロッテグループが同国内で販売したとして、 同社が販売差し止めを求める訴訟を韓国の裁判所に起こしたことが26日、分かった。提訴は11月中旬。
バトンドールは平成24年に発売されたポッキー、プリッツの高級版の菓子で、大阪市の阪急百貨店梅田本店などで限定発 売されている。
縦長の箱をひねったような形が特徴で、グリコは韓国国内でも意匠権を取得済み。韓国ロッテが今年発売した新商品「プレ ミア ペペロ」の箱の形がバトンドールに似ており、デザインの無断使用によって権利を侵害しているとして、提訴に踏み 切った。…以下略
何時ものように画像も沢山の膨大な量を書いてくれていますので、是非リンク元で読んでください。何とも、悪の権化の ような企業ですね。
流石、日本で未だに不買運動もせず野球を応援している人達に好まれている企業だけのことはあります。日本人って素晴 らしいですね。どうぞ道徳的退廃の企業を何時までもご利用ください。但し、自己責任で。
そして、第 589回の「第二ロッテワールドの近くには行くな」の第2ロッテワールドで又しても事故が起きたようです。 あれだけ事故があっても営業をやっていること自体が恐ろしいですが、懲りずに行く人がいるというのも凄いですね。日本の 観光客もやっぱりまだ行っているのでしょうか。
ワウコリアより 2014年12月28日
韓 国・第2ロッ テワールドまた事故…扉が落ちて女性1名 ケガ
アクアリウムの漏水、工事現場作業員の墜落死など事故が相次いでいる韓国の第2ロッ テワールドで、今回は出入り口の扉が落ちて、訪れていた客がケガをする事故が発生した。(提供:news1)
アクアリウムの漏水、工事現場作業員の墜落死など事故が相次いでいる韓国の 第2ロッテワールドで、今回は出入り口の扉が落ち て、訪れていた客がケガをする事故が発生した。
ロッテ物産側によると27日午後6時 ごろ、ソウル市内の地下鉄・蚕室(チャムシル)駅11番出口付近に、第2ロッ テワールドモール1階出入り口の扉1枚 が外れ落ち、25歳女性の頭や肩などに当たる事故が発生した。
女性はすぐにショッピングモール内の応急室で手当を受け、午後6時20分 ごろに指定病院であるソウル病院に搬送され、治療を受けた。
X線検査の結果、特に異常 はないとされているが、ロッテ側は今後、女性にMRIやCT検 査などの精密検査を受けるよう案内する予定だという。
ロッテ側は事故直後、訪れていた客を他の出入り口に案内するなどの措置を とったが、事故について救急などに申告はしなかった。
壊れた扉は現在もまだ復旧できないでいる。
ロッテ関係者は「事故原因を正確に究明しなければならないため、まだ復旧で きない。早く復旧させる予定だ」と述べた。
続けて「本当に申し訳ないという気持ちしかない。このようなことが再発しな いよう、最善を尽くすつもりだ」と遺憾の意を表した。
日本の敵外務省が相変わらず手ぬるいことをやっているようです。第200回の「外務省の素晴らしい伝統
」でも書いた、グレンデール市に慰安婦像設置を何の手も打たずに放っておいたあのロサンゼルスの総領事がロサンゼルス・タイムズに反論をしたそうですが、相変わらず何の抗議にもなっていないようです。
産経ニュースより 2014.12.29
米紙社説に駐ロサンゼルス総領事が反論 慰安婦像設置に「姉妹都市関係破壊する」
【ロサンゼルス=中村将】慰安婦問題をめぐり、米紙ロサンゼルス・タイムズが今月11日付社説で「日本のナショナリストが慰安婦に関して、歴史を修正しようとしている」と報じ、これに対して堀之内秀久駐ロサンゼルス総領事が同紙への反論文を投稿した。
反論文は24日付の同紙に掲載された。堀之内総領事は「日本政府が歴史を否定したり、軽視していると する考え方は誤解である」とし、「慰安婦問題について安倍晋三政権は1993年の河野(洋平官房長官)談話を支持することを今年6月20日に表明し、政府 の見解は今もそれと変わっていない」と説明した。
その上で、「さまざまな出身やルーツを持つ人種が共存するカリフォルニア州で、慰安婦像を設置することには強く反対する。地域社会への不必要な恨みと摩擦をもたらし、姉妹都市関係を破壊する」などと主張した。
慰安婦問題をめぐっては、米ニューヨーク・タイムズ紙も今月、「戦時史の粉飾を要求する人々に迎合する」などとする社説を掲載。草賀純男駐ニューヨーク総領事が同紙へ反論文を投稿し、掲載された。
又、政府の弱腰を逃げ道にしているようです。外務省には日本政府の顔色を窺わすに国や国民の名誉を守るために働く人間は一人もいないのでしょうか。クビになっても、国を守ると言う矜持を持った者を育てると言う伝統は全くないようです。
貶めることには全力を尽くし、守る事には全く関心が無いという素晴らしい伝統が活きずいているようです。本当に解体しかないですね。
そんな中でも、もしかしたらと期待していた斉木事務次官も一人でそんな外務省を改革するのは難しいのでしょうね。NHKに乗り込んだ籾井会長と同じように苦戦しているのでしょうか。
その斉木さんが韓国でとんでもない目に合っているようです。
産経ニュースより 2014.12.29
「韓国団体」が日本「外務次官」車を妨害…地面寝転がり、ボンネット押しつけ、引き返し次官協議「50分」遅れ
【ソウル=名村隆寛】日韓の外務次官による協議が29日、ソウルの韓国外務省で行われたが、協議に先立ち、斎木昭隆事務次官ら日本側出席者の車が市民団体の妨害を受けるなどして、協議の開始は大幅に遅れた。
市民団体のメンバーは約25人。歴史認識問題で日本に抗議するプラカードを車のボンネットに押しつけたり、入り口の門にもたれかかったうえ地面に寝転んだりして、車の進入を阻止した。
日本側はいったん日本大使館に引き返し、協議は約50分遅れて始まった。斎木事務次官はこの日、日帰りの予定で訪韓した。
安倍さんも辛抱強いですね。それとも、根本的に韓国と対立する気持ちが無いのでしょうか。不安になります。