団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

人口減少社会の設計

2015年01月24日 | 日本的経営の崩壊

  パリの銃撃事件で移民問題が益々大きな問題に なっているにも関わらず、日本の移民促進政策はあの国賊竹中を代表する経済界は止めるつもりはないように思えて仕方あり ません。
  第 45話の「見えてきた日本の再生方法」や第 525回の「人口減少でも成長」でも書いてきたように、人口が減っても成り 立つような経営を考えるのが経営者であるべきと考えるのは今や甘すぎるのでしょうか。

  ところが、どうやらそんな私の心配に答えてくれるような素晴らしい本があるようです。  

   泉ユキヲの アートつれづれより   
Jan 11, 2015
    
   『人 口減少社会の設計 幸福な未来への経済学』(平成14年刊)の予言力
 
  12年前に出た未来予測と提言。12年を経て、地方創生が説かれる今だからこそ、政治家・官僚や社会評論者にも 広く読んでもらいたい本。
 外国人労働者を大量に入れて人工減少を食い止めましょうなどという依然健在の愚論は、はなから切って捨 てている。人間の幸福とは何かという問いを軸にしていて、すがすがしい。

  松谷明彦・藤正 巖 著『人 口減少社会の設計 幸福な未来への経済学』(中公新書、平成14年刊)

  前半の経済分析では、日本企業の「売上高至上主義」をしきりと嘆く。この辺りは、12年経ってみて世 の中が変わったことを実感する。今や当期純利益を争い、プロジェクトごとに投資効率を問うことが普通の姿になった。
  本書を読むと、日本で長年言われてきた他国と比較しての「労働生産性の低さ」という問題も、利益額でなく売上高至上の経済が招いたものだ。国際比較におけ る労働生産性は、1人あたりの利益額(=所得額に通じる)で決まるものだから。

  かつての売上高至上主義の理由は、日本企業が資金調達を株式市場からでなく銀行借入に頼ったからだと 指摘している。
  銀行としては、貸付残高を増やし、できるだけ高い金利で貸したい。利益率が低い企業への貸付は金利を高めにできるし、投資効率が悪くても生産規模を拡大し 経営多角化をしてくれれば貸付残高が増やせる。なるほど、株価の上昇を望む株主とは異なる視点だ。

  ≪縮小経済における自由競争とは、自分の企業をいかに適切にスリム化できるかという競争である。≫(110頁)というくだりは、12年前にはビックリする ような指摘だったろう。
  今となってみると、「多角化から本業回帰してM&Aで規模拡大」というのが目下のトレンドと 思う。

   本書の「幸福」の便宜的定義は、「労働時間あたりの所得が多いこと」→「余暇のための時間が多いこ と」。
  妥当だが、両項が矢印でつながらないことが多いのが現実かな。
 日本的経営は戦中戦後をひきずり、「賃金水準を抑えつつ雇用数を増やすこと」を至上価値にしてしまっ た。人口減少社会は、それを変える好機だと本書は説く。

   ≪人口の将来推計をしてみると、高齢化率はやがて30%に近くなってそれ以上あまり高くはならない。2030年以降の日本がこれにあたると予測される ≫(115頁)という指摘など、将来予測の前提としてよく認識しておくべきところだ。際限なく老人の率が増加するわ けではない。高齢死亡者が生まれる子供 よりもどんどん多くなる社会ということ。

   医療費についても、自費診療・混合診療が増えて、市場の見えざる手が医療の生産性を向上させ、医療 費削減の動向が生じるだろうと予測している。さらに、拡大した自由医療市場は世界へ向けて開かれようと。
 その方向に少しずつだが確実に向かいつつあることを実感する。

   3大都市圏(首都圏、名古屋、京阪神)以外の地域の安定的所得源として「農業」を挙げているのも新 鮮で、かつ今日あらためて正論だなという思いがする。
   農業といっても、農業生産だけではなく、≪農業を核とし、農機具・農業装置の製造業、培土・肥料・ 農薬等の化学産業、食品加工業などの関連産業を有機的に組み合わせた重層構造の産業群≫(164頁)である。

   日本の地方都市の中心部に人通りのない「シャッター通り」が増えるのも、都市設計の思想が古いから なのだろう。193~200頁に紹介されるイギリスの地方都市の様子は、成熟社会の姿として示唆に富む。

   ≪どのような町でも日中にきわめて人が多い≫理由は、
   ・街の中央に歩行者天国(pedestrian zone)があり、歩行者以外はバスや郵便車などの公共の車だけしか入れないようになっており、ベンチが街のあちこちにある。
   ・車椅子やシニアカー(電気駆動の四輪車)に乗ったひとたちも多い。
   ・街の中心に多くの公共施設が存在し、それを歩行者天国が結んでいる。図書館が目抜き通りにある。大学も街の中心部にある。大学の多くは≪日本でいえば短 大にあたるような、何々カレッジと書かれた学校や、何々分校と書かれた有名大学の分校である。そこにはいわゆる生涯 学習の場として College of Further Educationという標識が立っていたりする。≫

   そういう町が日本にもどんどん生まれれば、どんなにいいだろう。
   我々が抱くべき夢は、まだまだたんとあるではないか。それは、すばらしいことだ。

   本書では、地方の賑わいの場のイメージとして、大型の「道の駅」とその周辺に公民館や物販店、食堂、催し物会場、さらには場所によっては日帰り温泉、医療 保健センター、在宅介護センターなども集まっているという事例を挙げている。

   日本の「道の駅」でそれができるのは、まさに「道の駅」として若干辺鄙な(=地価の安い)ところに、無料駐車場を核とした広がりだからだろう。
 本書では地価の問題については触れていないが、日本人の夢がけっきょく すくんでしまうのは、街の中心部の地価が分不相応に高いことにあるのではないか。

   いろんなことを考えさせてくれるいい本だ。

  これは、面白そうな本ですね。日本の進むべき道を見事に教えてくれているような気がします。サーチしてみると、 やはり、ネットでも話題になっていたようです。

   ずんだブログ。無 趣味男の読書日記    2009-07-30
 
  ■[本 紹介] 松谷明彦・藤正巌「人口減少社会の設計-幸福な未来への経済学」中公新書,2002.



  これは、読んでみたいですね。とはいえ、ネットだけで時間が足らない今、図書館購入作戦も途切れたままなので、悩ま しいところです。  

  本当は、安倍さんに読んでもらいたいものです。そうして、竹中を一日も早く追放してください。

安倍さんの本音はどこに!

中・韓対応観光案内所

2015年01月24日 | 韓国

  第 5283回の「大恥の香川県の議員さ ん」で県会議員さんが中国語や韓国語などで表記された案内看板を設置することを要望しているとの記事に、何とも情弱の議員さん達かとがっかりさせられたも のです。
 その後も、遍路道へのハングルステッカー貼り付け問題など、四国の議員さん達は未だに韓国に未練を持っているようで す。
  あのステッカー問題がネットで話題になって、日本中から呆れられていることも知らないのか、又、要らないことをしよ うとしているようです。もしかしたら、四国の議員さん達はネットが出来ないのでしょうか。 

   四国新聞社 | 香川のニュース より   2015/01/11

  高 松に外国人観光案内所/県、来年度から整備

  外国人観光客の受け入れ体制の充実策として、香川県は英語、中国語、韓国語での応 対ができる観光案内所を高松市内に設置する。日本政府観光局(JNTO)の 認定制度で最高ランクの「カテゴリー3」を目指し、年度内に具体的な計画を取りまとめ、来年度にも整備に取り掛かる 方針だ。

   外国人観光案内所は、日本語が分からなくても快適な旅行が楽しめるよう、英語などで地域の観光地や交通手段、宿泊施設を紹介する施設。JNTOは申請が あった施設のうち、観光案内の専門施設を対応の充実度に応じて1~3のカテゴリーに分けて認定、専門ではないが外国 人に応対できる施設をパートナー施設と して認定している。

  最高ランクのカテゴリー3は、英語を含め常時3言語以上に対応できるだけでなく、原則として年中無休で運営するなど、高いレベルの観光案内が提供できると 認定された施設。昨年11月現在、全国の案内所365カ所のうち、成田国際空港や京都総合観光案内所など7カ所しか ない。

   県内のJNTO認定案内所は現在、高松空港(カテゴリー2)とJR高松駅前(同2)、高松市南新町(同1)の計3カ所で、いずれも対応は英語のみ。高松 空港の定期国際路線のうち昨年、台北線と上海線が週4往復に増便したことに加え、2016年には第3回瀬戸内国際芸 術祭が開催されることもあり、県は多言 語に対応できる案内所を新設する方針を決めた。

  今後、JNTOと協議を進め、設置場所や施設の規模などを決める。県国際観光推進室は「外国人の多様なニーズに応えられる観光案内所としたい」としてい る。

  一見、大義名分があるので反対し難いものもありますが、今の日本人の目覚めによる嫌中・韓の高まりを考えれば、今頃 こんなことをやろうとする意図が分かりません。
  中・韓からの観光客がそれ程に有難いのでしょうか。結局は目先の金に踊らされているだけなのでしょうか。こんなブー ムは中・韓の崩壊で一瞬にして無くなるのは見えていると思うのは私だけでしょうか。
  それでなくても、日本を貶めることに全力を挙げている人達を迎えることがそれ程に大事なのでしょうか。私には理解で きません。


左翼炙り出し機能

2015年01月24日 | 反日売国奴左翼・在日

  第242話の「西岡教授の長い戦い」で敗訴したのは、ネットでの噂ですが、どうやら第143話の「売国弁護士が動き出した」で池田信夫さんを訴えた高木健一のようです。確認はとれていませんが、池田さんへの訴訟など、手当たり次第に訴訟を起こしているようなので間違いないと思われます。

  さて、こうした日本に巣食う売国弁護士が第234話の「植村が文春など提訴」でも姿を現して来ていますが、詳細は分かりませんでした。
  ところが、何時ものくっくりさんがあの記者会見の後行われた参議院会館での報告会の動画と弁護士などの名前を探してきてくれていました。
  動画は埋め込みが出来ないようでリンクです。その前の植村の動画がYouTubeにありましたので、埋め込みました。

  ぼやきくっくりより  2015.01.19 Monday

  左翼炙り出し機能付き植村隆氏訴訟提起報告集会…Tweetまとめ15.01.0115.01.15

  …略

  拙ブログ1/10でもお伝えしましたが、日本外国特派員協会の記者会見よりもっと酷かったのが、同じ日に行われた参院議員会館での報告集会です。

  でも、ある意味便利だったかも。

 左翼炙り出し機能が付いてましたから。

 (ま、大半はお馴染みの方々でしたが)

 

 後日、IWJ(責任編集:岩上安身氏)にて動画を見つけました。

 途中から始まっていて、映像・音声も一部乱れていますが、大部分は収録されているようです。

  150109_元朝日新聞記者 植村隆氏 名誉毀損訴訟提起 報告集会 2015/01/09

   上の動画の前がYouTubeにありました。全体のは見つけることができませんでした。

2015/01/09 元朝日新聞記者 植村隆氏 名誉毀損訴訟提起 報告集会 コピー

  事前の告知によれば、司会は杉浦ひとみ弁護士。

 冒頭に弁護団長の中山武敏弁護士、小林節慶應義塾大学名誉教授の名前がありますが、動画には登場していません。

 IWJの別のページに当日スピーチした方々の名前が載っていました。

 中山武敏氏と小林節氏の名前がないので、当日は参加しなかったのでしょうか。

 これを元に、スピーチ概要も添えて名簿を作り直しました(敬称略)。

  ★挨拶や説明

 角田由紀子(弁護副団長)

  弁護団挨拶・植村隆氏名誉毀損訴訟提起の意義

 神原元(弁護団事務局長)

  訴状概略説明

 植村隆(元朝日新聞記者、北星学園大学非常勤講師)

  原告本人挨拶・決意表明

 有田芳生(参議院議員)

  議員挨拶…ヘイトスピーチ問題などで持論展開

 田島泰彦(上智大学教授)

  朝日の慰安婦・吉田調書報道取消問題の報告

 長谷川綾(北海道新聞)

  北星学園大学雇用継続決定までの取材報告

  「ジャーナリズムは植村氏を見殺しにした」

  「変えたのは一般市民。結果として雇用継続を実現させた」

 福島瑞穂(参議院議員)

  議員挨拶…慰安婦問題などで持論展開

 

  ★激励スピーチ

 岩崎貞明(メディア総研)

  西山事件、仏紙テロ事件などを挙げて自由な言論への戦いを主張

 上原公子(元国立市長)

  「日の丸・君が代問題や教科書問題などで右翼に狙われた」

 崔善愛(チェ・ソンエ)(ピアニスト)

  「指紋押捺拒否運動などで売国奴と呼ばれ右翼の攻撃に遭った」

 新崎盛吾(新聞労連)

  「朝日の吉田調書報道に新聞労連ジャーナリズム大賞特別賞を授与」

 須貝道雄(日本ジャーナリスト会議(JCJ)

  「217日にJCJ主催で植村氏の講演会を開く」

 小森陽一(東京大学教授。「九条の会」事務局長)

  反安倍、反日米安保、「北朝鮮を敵に回す路線、歴史との戦い」

 梁澄子(ヤン・チンジャ)(「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」)

  「植村氏と義母との関係云々は根も葉もない噂」

 平川修一(出版労連)

  「歴史修正主義者(安倍総理)が権力を初めて握った」

  「数研出版の教科書から慰安婦が削除」

 山口二郎(法政大学法学部教授。前北海道大学教授)

  「安倍晋三は嘘の固まりなのにメディアが放置」

  「マッカーシズムを止めよう」

 池田恵理子(WAM(女たちの戦争と平和資料館)。元NHKディレクター)

  「NHKで慰安婦問題やると嫌がらせが来た」

  「(慰安婦問題否定は)記憶の暗殺者」

 伊田浩之(週刊金曜日)

  「植村氏手記掲載の文藝春秋の前書きひどい。読者にバイアスかけた」

 芹川慎哉(朝日新聞労働組合)

  「植村氏を支援すべきという社内の声があったが早く動けなかった」

  「訴訟を社内につなげて力になれれば」

 渡辺達生(札幌弁護士会)

  「札幌でも他の提訴決めている」

  「植村氏の全国行脚により弁護士を焚きつける」

  「弁護士は真面目なので植村氏の声聞けばやらざるを得なくなる」

  「全国各地で提訴して歴史修正主義と戦う運動を作っていく」

 北岡和義(元読売新聞記者)

  「歴史修正主義者は昔から日本にいた」

  「奴らは声を挙げる力がなかったが権力をバックに膨れ上がった」

 青木理(ジャーナリスト)

  「朝日への攻撃は戦後民主主義への攻撃」

  「その最先端の植村氏への攻撃は歴史的危機」

  および自身の新刊の告知

 

  ★挨拶や説明

 神原元(弁護団事務局長)支援組織立ち上げの説明

 海渡雄一(弁護団副団長。福島瑞穂の事実婚の夫)今後の方向

 黒岩哲彦(弁護団副団長)まとめ・閉会挨拶

  以上。

  …以下略

  錚々たるメンバーですね。こういう売国奴達が戦後の日本を食い物にして日本を貶めて来たと思うと、こうした売国奴達を跋扈させた戦後の日本の情けなさに怒りを覚えずにはいられません。
  なんとか、こうして炙り出された売国奴どもを一掃する方法はない物でしょうか。やはり、余命3年作戦にきたしたいものですが、どうしたことか、今年になって未だに更新がありません。何かあったのでなければ良いのですが、心配です。

   と心配していたら、19日にやっと、「2015 余命のお知らせ」の更新がありました。新規スタッフに引き継いだのが上手く行かなかったそうです。まずは一安心です。