第 157回の「うやむやにされる放火」で2013年に靖国神社を始めとして頻繁に起こった神社仏閣への放火や ご神木の枯れ死などを取り上げましたが、去年の年末頃から又しても不審な火事が続きました。
靖国も最後に危なかったですね。それにしても、こうした一連の火事騒ぎで、捕まったのは靖国の時だけというのも不思 議です。
確かに、靖国以外は人気の無い、小規模なところが多いようですが、それにしても、どこも犯人が捕まったと言う後日談 もありません。それとも、名前が出せないのでしょうか。どうにも納得がいかないものがあります。
我が香川でも、あの乃木将軍の神社が燃えました。全く火の気のない所だそうです。怪しいとしか言いようがないです ね。
四国新聞社 | 香川のニュース より 2014/12/11
国 文化財の乃木神社旧社務所が全焼/善通寺
全 焼した旧社務所を現場検証する善通寺署員ら=香川県善通寺市文京町
10日午前0時30分ごろ、香川県善通寺市文京町4丁目の乃木神社境内にあ る旧社務所から出火、木造平屋約130平方メートルを全焼した。火は約1時間半後に消し止められ、けが人や本殿など への類焼はなかった。同神社は国の登録有形文化財になっている。
乃木神社や善通寺署によると、旧社務所は20年以上倉庫として使用。中には 書類や布団などが入っていたらしい。扉は施錠され、ここ数年は開けたことがないという。電気も通っておらず、同署が 出火原因を調べている。
乃木神社は、旧陸軍第11師団長を務めた乃木希典大将をまつっている。1937年の建築で、2002年に本殿や旧社 務所などが国の登録有形文化財になった。
再建の動きもあるようです。
2015/01/11
乃 木神社旧社務所の再建向け調査開始/善通寺
旧 社務所の焼け跡で実測調査する専門家ら=香川県善通寺市文京町、乃木神社
香川県善通寺市文京町の乃木神社で10日、昨年12月に全焼した旧社務所 (国の登録有形文化財)の再建可能な資料を残そうと、同神社総代のほか、建築家ら専門家有志が実測調査を始めた。
旧社務所は木造平屋(建築面積112平方メートル)で1937年の建造。装 飾を抑えたデザインだが、切り妻屋根、桟瓦ぶき、真壁造りなどは従来の伝統的な神社建築と違い、モダンな洋風造りが 特徴だったという。
今回の調査は、地域の歴史的建造物を次世代に伝えるため、骨組みが残ってい るうちに実測しておこうと企画。同市在住の建築家・多田善昭さんや県教委、市 教委、香川大などの専門家約20人が参加した。建物の損傷が激しいことから、陸上自衛隊善通寺駐屯地も調査に協力し た。
この日は、元の構造と焼失部分などを考慮しながらミリ単位で実測した。調査 は11日も行う。多田さんらは「建物は歴史的、文化的な価値があり、再建できるように資料を残しておくことは大切」 としている。
乃木神社は、旧陸軍第11師団長を務めた乃木希典大将をまつっている。 2002年には本殿、拝殿、旧社務所、手水舎、鳥居の5件が国の登録有形文化財になっている。
警察は本気で捜査しているのでしょうか。それとも、パチンコマネーで捜査 は棚上げなんてことになっているのでしょうか。ありそうなだけに怖いですね。
全国の被害状況を地図にまとめてくれているものを小坪さんが紹介してくれて いました。乃木神社は載っていないようですから本当はもっと多いのでしょうね。
それにしても、これだけやられて、殆ど犯人が挙がってないというのも難しいのでしょうが、異常としか思えませ ん。何か裏がありそうに思うのは私だけでしょうか。
小坪しんやのHPより 2015年1 月6日
【怒りを 感じたらシェア】地図でわかる、寺社関連の放火・盗難・破壊他
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