第 5585回の「反日はどっち」でロシア下院(国家会議)のナルィシキン議長が、広島と長崎への原爆投下を、 ナチスの犯罪と同じような人類に対する犯罪として認めることについて調査するべきだとの考えを表していると取り上げまし た。
何と、今度はローマ法王が世界に呼び掛けたそうです。いよいよ、アメリカの悪事が世界に認められる時代が来るので しょうか。
戦後70年間嘘にまみれた自虐史観で雁字搦めにされて身動きできなかった日本が遂に世界にその素晴らしさを解っても らえる日が来るのかもしれません。
毎日新聞より 2015年01月12日
【ローマ福島良典】フランシスコ・ローマ法王は12日、バチカン(ローマ法 王庁)で、バチカン駐在の 各国外交団と会見し、第二次世界大戦後70年にあたって、広島への原爆投下について「人類史上、最も恐ろしい惨事」 と言及し、国際社会に対して世界平和実 現のための努力を呼びかけた。
法王は演説の中で「ヒロシマ」と名前は挙げなかったが、「1945年8月6 日、人類は史上、最も恐ろしい惨事を目撃した。前例のない新しい方法によって、人間の破壊力がどれほどのものかを世 界は初めて目の当たりにした」と述べた。
その上で、第二次大戦という「とてつもない惨劇の廃虚」から「国連の創設につ ながる対話と邂逅(かいこう)の意志が生まれた」と戦後秩序の構築努力をたたえた。
法王は昨年11月末、戦後70年を巡って、同行記者団の質問に「人類はヒロシ マ、ナガサキから何も学んでいない」と語り、核兵器廃絶への取り組みの遅れを嘆いた。
また、法王は12日の演説で、最近のパリでの週刊紙襲撃事件を踏まえ、「暴力 行為を正当化しようとする原理主義、過激派の宗教解釈」をイスラム教指導者が一丸となって非難するよう訴えた。
偶然でしょうか、阿比留さんが、遂にアメリカに対してズバリと書いてくれました。これは、快挙じゃないでしょうか。
産経ニュースより 2015.1.12
【阿比留瑠比の視線】
米 国の傲慢な歴史修正 戦勝国は全てを正当化、敗戦国は我慢…もつわけがない
戦後70周年を迎える平成27年は、歴史認識をめぐる「歴史戦」の年にな る。米紙ニューヨーク・タイムズなどは早速、日本の保守勢力に「歴史修正主義」のレッテルを貼ってきたが、戦勝国の 立場にあぐらをかき、歴史を修正してきたのはどちらか-。
そんなことをぼんやり思いながら昨年末の休暇中、高校書道部を舞台にした漫 画「とめはねっ!」(河合克敏著)を読んでいて、思わず息をのんだ。
作中、見開きで大きく紹介されていた昭和20年3月10日の東京大空襲を題 材にした元教師の書家、井上有一氏の書「噫(ああ)横川国民学校」(群馬県立近代美術館所蔵)があまりに衝撃的だっ たからだ。
「アメリカB29夜間東京空襲 闇黒東都忽化火海 江東一帯焦熱地獄」「親 は愛児を庇(かば)い子は親 に縋(すが)る」「全員一千折り重なり 教室校庭に焼き殺さる」「噫呼何の故あってか無辜(むこ)を殺戮(さつり く)するのか」「倉庫内にて聞きし親子断 末魔の声 終生忘るなし」
書幅いっぱいに埋め尽くすように書かれた文字は、積み重なり、苦しみながら 焼き殺された人々に見える。自身は一命を取り留めたものの教え子を失った井上氏が、血涙で書いたかのような印象を受 けた。
約10万人が死亡した東京大空襲は、非戦闘員の殺傷を目的としており、もと より国際法違反である。米 田建三・元内閣府副大臣の調査によると、東京大空襲の「作戦任務」(同年3月9日付)の目標は、軍事施設ではなく 「東京市街地」と明記されている。最初か ら一般住民を標的にしていたことは明らかなのだ。
また、東京大空襲・戦災資料センターが東京都から寄贈された被害者の名簿3 万人分のうち、年齢が分かる人について調べた結果がこの空襲の性質を表している。
それによると、被害者の年齢層で最も多いのは0~9歳の20%で、次いで 10~19歳の18%だった。実に4割近くが未成年だったのである。これは通常の戦争遂行行為ではなく、米軍による 子供の大量虐殺(ジェノサイド)にほかならない。
しかも米国は戦後、こうした自らの罪を日本人の目から隠そうとした。明星大 戦後教育史研究センターの勝 岡寛次氏の著書「抹殺された大東亜戦争 米軍占領下の検閲が歪(ゆが)めたもの」(明成社)によると、連合国軍総司 令部(GHQ)は検閲で、例えば米軍の 東京大空襲での国際法違反行為を指摘したこんな文章を削除した。
「無辜の一般市民に対して行へる無差別的爆撃、都市村邑(そんゆう)の病 院、学校、その他文化的保護建 物の無斟酌(しんしゃく)の破壊、病院船に対する砲爆撃等、計(かぞ)へ来らば例を挙ぐるの煩に堪へぬほど多々あつ た」(信夫淳平氏「我国に於(お)ける 国際法の前途」)
「米国は原子爆弾と中小都市焼爆で日本全土を荒廃し数百万人の非戦闘員を殺 傷せしめた」(石原莞爾氏・宋徳和氏対談「満州事変の真相」)
米国は、自分に都合の悪い歴史は堂々と修正し、歴史から抹殺しようとしてき たのである。当時、日本に対する空襲について「史上最も冷酷、野蛮な非戦闘員殺戮の一つ」(ボナー・フェラーズ准 将)と自覚していたのは間違いない。
焼夷(しょうい)弾を使用した夜間無差別爆撃に踏み切ったカーチス・ルメイ 少将の下で、作戦計画作成に当たったロバート・マクナマラ元国防長官は記録映画「フォッグ・オブ・ウォー」 (2003年公開)の中でこう赤裸々に証言している。
「ルメイも私も戦争犯罪を行ったのだ。もし、負けていればだ」
だが、戦勝国は全部を正当化し、敗戦国はすべてを我慢するなどという状態が 70年以上ももつわけがない。米国は傲慢になりすぎない方がいい。(政治部編集委員・あびる るい)
ネットでは有名な話ですが、やっと、日本のマスコミが真正面からアメリカに物申してくれたと言えるのじゃないでしょ うか。阿比留さんアメリカから狙われなければ良いのですが。
これは、英語でも発信してもらいたいものですが、産経新聞は英字がないようですね。唯一とも言える日本の味方の新聞 社が一番発行部数も少なく、経営も厳しいと言うのは日本人にとって恥ですね。
朝日や毎日を採っている人達は産経に変えるべきでしょう。と言いながら、我が家は、長年購読していた読売を止めてし まって、今や、テレビも新聞もないという極貧生活ですので、産経を購読できない悲しい状況です。生活に余裕のある人は是 非産経新聞を購読してください。
それにしても、ロシアに続いて法王とは、本当に日本の時代がそこまで来ているのかも。今こそ、日本の真実を世界に向 かって発信する時じゃないでしょうか。それでも、政府・外務省は何にもしないのでしょうか。