第 5595回の 「日 本企業の日本回帰が本格化して きた」で中国からの撤退を喜び ましたが、その反面ホンダのバ イクが例外のようで、自動車業 界の動きが鈍そうなのが気にな りました。
まだまだ、市場に未練があ るのでしょうか。ところが、業 績は余り良くないようです。と なれば、思い切って撤退という 考えがあっても良いのじゃない でしょうか。
欲に目が眩んで、撤退の時 期を間違えは、その損失は大き く膨らむことになるのじゃない でしょうか。どうせ、中国崩壊 になれば、裸一貫で放り出され ることになるのでしょうから、 今の内に損を覚悟で撤退した方 が結局はその損害は少なくて済 むのじゃないでしょうか。
それ以上に、日本に敵対す る中・韓から撤退しないと言う ことは、敵が日本を攻撃する手 助けをしていると言うことで す。そんなことでは、いざと なった時日本から見捨てられる ことになりそうです。
サーチナ(Searchina)より 2015/01/09(金)
中 国で「シェア低迷」に喘ぐ日本車・・・売れ行き低迷の原因を考察=中国メディア
中国メディアの捜狐汽車は4日、かつ て中国市場で高いシェアを獲得していた日本車が近年、シェア低迷に喘いでいるとし、「日本車の売れ行きが低迷してい る理由」について考察する記事を掲載した。
記事は、トヨタが1964年9月 に初めて中国にクラウンを輸出して以来、日本車が中国市場に進出してからすでに50年 以上が経過していることを紹介し、日本と中国の地理的な近さのほか、需要の類似性などを背景に「日本車は中国市場で 優位に立ってきた」と指摘。
さらに、日本車は2005年ごろからコスト パフォーマンスの高さや燃費の良さを武器に中国での販売台数を伸ばし始めたことを紹介、08年 には乗用車市場における販売台数ベースで30.2% ものシェアを獲得したと伝えた。
一方、08年をピークに日本車の 中国市場での販売台数が減少を続けていることについて、「日中の民族的矛盾が原因」との見方が多いと指摘し、歴史問 題や尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる対立や、中国人の反日感情の高まりによって日本車の売れ行きが落ち込んだと の見方を示した。
続けて、捜狐汽車がこのほど実施した日本車に対するネットアンケートの結果とし て、ネットユーザーが主に「反日感情の高まり」、「日本車が安全性に劣るとの固定概念が定着した」、「競合他社に比 べ、製品の競争力が劣る」の3点こそ「日本車の販売台数が落ち込んだ理由」で あると考えていると伝えた。
記事はまず、「反日感情の高まり」について、「日中民族間の矛盾の拡大が中国市場 における販売台数減少を招いたことは否定のしようがな事実だ」とし、アンケートにおいて「愛国を理由に日本車の不買 を支持するか?」との質問に55.67% のユーザーが「はい」と回答したことを紹介。
続けて、「日本車が安全性に劣るとの固定概念が定着した」との説について、「その 固定概念の真偽は別として、 民族間の矛盾を理由に、周囲の中国人に日本車を購入させないために誰かがでっち上げたものが噂の出処ではないか」と 指摘。さらに、日本車の安全性について は、EUの自動車安全テスト基準などの結果を引用したうえで、「日本車の安全性は高い」と反論した。
また記事は、アンケートで挙げられた「競合他社に比べ、製品の競争力が劣る」との 指摘について、「日本車の燃 費の良さは誰もが認める点」としながらもフォルクスワーゲンやシボレーといった自動車メーカーも燃費向上技術を開発 し、市場に投入していることを挙げた。 さらに、「もはや省エネや低燃費における各メーカーの差は小さい」とし、「日本車の低燃費という神話がいつまで続く かわからない」との見方を示した。(編 集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) eddyleung/123RF.COM)
これでも、まだしがみつくつもりでしょうか。と思ったら、ホンダは絶好調のようで す。しかし、そうは甘くないのじゃないでしょうか。
SankeiBizよ り 2015.1.8
ホ ンダ、昨年の中国年間販売が過去最高に フィットやオデッセイが人気
ホンダは8日、中国での2014年の新車販売台数が前年比4・1%増の78万 8276台だったと発表した。年間として過去最高だった。
小型車「フィット」やミニバン「オデッセイ」の販売が好調だった。一方、セダン 「アコード」やスポーツタイプ多目的車(SUV)の「CR-V」の販売は競争激化により落ち込んだ。
14年12月単月は前年同月比40・1%増の14万2157台だった。
15年は、若者向けの宣伝を強化し、内陸部での販売に力を入れていく計画だ。(共 同)
昨日の第 5598回「ト ヨタの決断ト ヨタの決断」 のようにここでも撤退を決断す ればトヨタの評価は一気に上が りそうです。どこが、最後まで 残って日本中から総スカンを食 うか見ものでもあります。
と言うか、今決断しても、 もう中国の崩壊には間に合わな い恐れもありそうな気がしま す。いずれにしても、欲に目が 眩んで進出した付けを払うこと になりそうです。