団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★★ナショナリズム“断ち切り”重要~榊原会 長

2016年07月03日 | 日本的経営の崩壊

  あの韓国大好きの東レの経団連会長榊原が、今 度の英国のEU離脱で、とんでもない考えを表明したようです。日本の産業界の劣化の酷さを何度も書いてきまし たが、見事に証明してくれました。

  こんな考えの人が日本の経済界のトップなんですから、安倍さんがいくら日本再生を目指しても、その前途は余りにも厳 しいもの があるようです。 

  日 本テレビ系(NNN)より    6月27日(月)

   ナ ショナリズム“断ち切り”重要~榊原会長

 イギリスの国民投票でEU離脱派が勝利したことを受けて、経団連の榊原会長は、「ナショナリズム」が他の国々に波及す るのを断 ち切ることが経済にとっても重要であるとの認識を示した。

 「イギリスが選択したのはうち向き思想、ナショナリズム、保護主義、孤立主義、そういったグローバル経済と逆の動きで すよね。 そういった考え方が広がってくる。そういったことを懸念するわけで」-榊原会長はこのように述べた上で、これまでG7(=先進7 か国)が築き上げてきた「自由貿易のもとで各国が成長、繁栄していく仕組み」を維持するために、イギリスで起きたような ナショナ リズムの動きが他の国に波及していかないよう断ち切ることが大事だとの認識を示した。

 その上で、現在G7の議長国である日本の安倍首相が、ナショナリズムが伝播しないようリーダーシップを取っていくこと に期待を 示した。

  この人は、自分の儲けしか考えてないですね。今、国民というか、世界の人達が何を求めているかが、全く解ってないよ うです。 こんな考えだから、中韓から撤退なんて考えは全くないのでしょう。東レだけが中韓の道連れでつぶれるのは構いませんが、日本の産 業界までボロボロにしないでもらいたいものです。

  西村さんが、この離脱を鋭く語ってくれています。この会長は、こういう意見も知らないのでしょうね。


  昨日書いた、ねずさんの「英国のEU離脱と戦士の時代」を読 んで勉強 して貰いたい。と言うか、ねずさんに日本の歴史を教わって、日本の再生に取り組んでもらいたいものですが、頭が固くて無理でしょ うね。日本の為に、早く、退いてもらいたいものです。


小林達雄、縄文の思考

2016年07月03日 | 誇れる日本

  ねずさんに、「縄 文人と弥生人は同じ人」などで、日本の縄文時代が世界に誇れる素晴らしい文明であることを教えて貰い、 益々、日本が 好きになり、心から誇れるようになったものですが、それでも、まだまだ、知らないことばかりのようです。

  あのマスコミと戦ってくれている小川栄太郎さんの【美の世 界・国のかたち】で、ビックリするような縄文時代の説が紹介されています。
  縄文土器のあの形には、ある意味があったのだそうです。これは、おどろきです。

  続編も驚きです。狩猟民族と農耕民族が違うと教えられてきた身には驚きの説です。

  それにしても、日本は、凄すぎます。やはり、世界が待っているだけのことはあります。この日本に産まれた幸せを、世 界に広め ることが、日本人の責務でしょう。


防衛費は人を殺すための予算

2016年07月03日 | 共産党 赤旗

  共産党の恐ろしさを何度も取り上げてきました が、相変 わらず、今度の選挙で党勢を伸ばしそうだと予測されています。日本人は、一体どうしたんでしょう。と言うか、やはり、報道しない 自由を謳歌する反日売国左翼マスコミや教育によって、本当のことを知らないのでしょうね。

  国民を騙す方法を知り尽くしている共産党も、余りにも上手く行っているので油断したのでしょうか。とんでもないこと をテレビ で喋ったようです。

  少し遅くなりましたが、選挙前にアップしておきます。一人でも多くの人が気がついてくれることを期待したいもので す。

  ネットで拡散されたので、流石に、このままでは危ないと思ったのか取り消したようです。とは言いながら、これも、反 日売国左 翼マスゴミが報道しない自由を目一杯利用して、殆ど報道されていないようです。

  これが、自民党の発言だったら、今頃は、もう首を採られていたのじゃないでしょうか。

  NHK NEWS WEB   6月26日

   「人 を殺すための予算」 共産 藤野氏が発言取り消す

  26日放送されたNHKの参議院選挙特集で、共産党の藤野政策委員長は、防衛費について、「人を殺すため の予算」 と発言し、その後、不適切だったとして、発言を取り消すとするコメントを発表しました。

 この中で共産党の藤野政策委員長は今年度の防衛費について、「軍事費は戦後初めて5兆円を超えたが、人を殺すための予 算ではな く、人を支えて育てる予算を優先していくべきだ」と発言し、自民党などから、「不適切な発言だ」として批判が出されていました。
この発言について、藤野氏は26日夕方、「発言は安全保障法制と一体に海外派兵用の武器や装備が拡大していることを念頭 に置いた ものだったが、テレビでの発言そのものは、そうした限定をつけずに述べており、不適切であり、取り消します」というコメントを発 表しました。


  それにしても、良く、こんなことをさらっと言いますね。

  流石に、取り消しだけでは済まなくなったようです。と言うか、共産党が選挙に影響することを恐れたようです。
  それに比べて、お仲間の党は、政調会長を切るつもりはないようです。共産党より危機感がないようです。もう、消滅す ることを 覚悟したのでしょうか。

  産経ニュースより     2016.6.28

 【共 産「人殺す予算」発言】藤野保史政策委員長が辞任「深く反省しおわび」
   
 共産党の藤野保史政策委員長は28日夜、党本部で緊急の記者会見を行い、26日のNHK番組で防衛費について「人を殺 すための 予算」と発言した責任を取って政策委員長の辞任を表明した。同日の持ち回りの常任幹部会で決定した。当面は小池晃書記局長が政策 委員長を兼務する。

 藤野氏は会見で「多くの方から厳しい批判をいただいた。わが党の方針と異なる誤った発言であり、結果として自衛隊の皆 さんを傷 つけるものとなった。深く反省し、国民の皆さんに心からおわび申し上げる」と述べた。その上で「発言は撤回したが、党の方針と異 なる発言をしたことは政策責任者として極めて重大であり、責任として職を辞したい」と説明した。

 藤野氏は与野党の政調会長らが出演した26日のNHKの討論番組で、防衛費について「人を殺すための予算だ」と発言。 各党から 発言を撤回するよう促されたが、番組中は応じなかった。同日夕になって「不適切であり、取り消す」とのコメントを発表した。

 参院選の期間中の藤野氏の発言に対し、安倍晋三首相(自民党総裁)は街頭演説で「とんでもない侮辱だ」と反発。番組で 民進党の 山尾志桜里政調会長が何も発言しなかったことを挙げ、民進党にも批判の矛先を向けていた。民進党内でも「不適切だ」(岡田克也代 表)との批判が起きていた。


EU離脱よりも怖い中国の“債務爆弾”

2016年07月03日 | 中国

  何時もの、産経の田村さんと、宮崎さんが中国 の出 鱈目を鋭く書いてくれています。まだ、英国の離脱前の記事ですが、危機は増大しても、減ることはないでしょう。

  田村さんが、IMFの出鱈目振りも書いてくれています。やはり、国連を筆頭として、国際機関の劣化が酷すぎますね。 それ を、有り難がる日本の情弱にも困ったものです。
  とは言いながら、あの潘基文のお陰で、多くの人が目を覚ましてくれているのじゃないでしょうか。

  産経ニュースより    2016.6.25

 【お 金は知っている】EU離脱よりも怖い中国の“債務爆弾” IMF分析では当局データの10倍

    英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の是非を問う23日の国民投票で、残留派が勝利しても、世界経済リスクが解消に向かうとは考えにくい。もう ひとつ超弩級(ちょうどきゅう)のリスクが進行しているからだ。本欄でも何度か警告してきた中国の債務爆弾である。(夕 刊フ ジ)

 英国の残留ともなればブレグジット・リスクはかなり薄まるのだが、チャイナリスクは膨らむ一方で、収拾の見通しが立た な い。

 グ ラフは中国の銀行融資残高と銀行不良債権の推移である。銀行融資は2008年9月のリーマン・ショック以 降、年 率15%前後、一直線で増加してきた。不良債権のほうは12年から徐々に増加し始め、15年から前年同期比50%前後のペー スで急増中である。

 融資残高に占める割合は今年3月末時点1・4%で、日本の13年当時の水準並み(16年3月は0・97%)である。

 ここで気をつけなければならないのは、中国の不良債権認定基準のいい加減さである。日米欧の場合、企業など借り手が 90日 以上返済を延滞すると不良債権として分類するのだが、中国の銀行は銀行が担保などを高く評価して「回収できる」と認定すれ ば、不良債権に計上しなくても済む。

 大手国有商業銀行は主な貸出先が国有企業であり、共に党官僚が支配している。党の裁量がものを言う。貸し倒れはありえ ない と国有大手銀行は判断すれば、当局が追認するというわけである。

 親中派のラガルド専務理事の国際通貨基金(IMF)も、いんちきなチャイナスタンダードを鵜呑(うの)みにすれば恥を かく と思ったのだろう。独自の分析で不良債権を算出した。IMFが4月中旬に発表したグローバル金融安定報告によると、融資残高 に対する中国の不良債権比率は14%、国内総生産(GDP)に対する比率は20・7%に上る。円換算の不良債権額は中国 当局 データから算出すれば、3月末23兆円だが、IMF報告ではその10倍、230兆円へと膨れ上がる。

 1990年代のバブル崩壊後の日本と比べてみると、中国の不良債権問題の深刻さがよくわかる。日本の銀行の不良債権の 償却 ずみ累計と残る問題債権合計の対GDP比率はピーク時の2000年3月末で12%だった。中国はその水準をはるかに超える し、しかも不良債権は増え続けている。

 不良債権の元凶は鉄鋼、石炭、セメントなどのゾンビ企業群と、14年に起きた不動産バブル崩壊だ。国有銀行大手は不良 債権 処理を先送りして企業向け融資を増やし、ゾンビ企業はそれをよいことに過剰生産体制を温存している。

 習近平政権はさらに、不動産向け融資を促進させ、上海、深●(=土へんに川)、北京など沿海部の大都市の不動産相場を 急騰 させている。バブル崩壊対策は、次なるバブルの創出というわけである。まさにめちゃくちゃ、中国は世界経済を破壊する不良債 権を巨大化させることしか考えない。 (産経新聞特別記者・田村秀男)

  この不動産について、宮崎さんが詳しく書いてくれています。  
  
  「宮崎正弘の国 際ニュース・早読み」より    平成28年(2016)6月27日(月曜日) 通算第4943号 
  宮 崎正 弘の国際ニュース・早読み

  砂漠の蜃気楼がまた
 
 習近平は再度吠えた。「シルクロード」(一帯一路)の建設を急げ、と。
 現地入りしたワシントンポスト記者が書いた。「当該地方政府は2030年までに人口は百万となる。空港も拡張した。い まで も15万人が居住し、4万の建設労働者が働いています」と豪語したが、「町はみごとに空虚、クレーンもとまったまま、道路は 砂で埋もれつつある」(同紙、5月30日)。

 現場は蘭州である。
 甘粛省の省都でもある蘭州は、かの『西遊記』で、三蔵法師が西安からこの地を拠点に西へ西へと旅をつづけた拠点であ る。
 蘭州の川沿いの公園には玄奨こと、三蔵法師がラクダに乗って周りを孫悟空、猪八戒らがしたがう金ぴかの像が建ってい る。
 蘭州から武威、酒泉、そして万里の長城の最西端へと砂漠、台地、荒れ地を辿ってトルファンを経由しインドへ向かった。 とこ ろどころ激流があって蘭州も武威も酒泉もオアシスとして栄えた。

 蘭州はまたガンの特効薬として中国人が信じる冬虫夏草の産地でもあり、目抜き通りには二十数軒の冬虫夏草屋の老舗、有 名店 が並ぶ。これをめがけて中国全土から買い付けに来るので、業者は最近、ブータンにも不法入国し盗採取していると聞く。
 武威にはマルコポーロが一年以上滞在した記録があり、町のど真ん中に彼の白亜の像が聳えている。

 六年ほど前、この河西回廊を鉄道とバスで旅をしたことがある。
 蘭州の郊外からボートをぶっ飛ばして二時間の箇所に石門峡があり、岩肌に仏像が彫られていて観光客がかなり来ていた。
 この石門峡がダムとなって、付近の流れがかわった。胡錦涛は無名時代、この発電所に勤務していた。その有能ぶりを見い だし たのが周恩来の秘書だった宋平である。
 文革時代、不遇をかこつた習近平は隣の陝西省にいた。
 習近平の「シルクロード構想」は、この蘭州が西安につぐ拠点となる。だから新都心を建設したわけだ。

 砂漠に摩天楼を建てて、案の定、廃墟と化けた。ゴーストタウンがまた一つ、砂漠に蜃気楼の如く現れ、やがて。。。。
 地元政府は「蘭州は西方のダイアモンドとなる」といって騒いだ。貧困な農村部から都市へ移動させ、そこに雇用があり、 企業 が誘致され、大学もできて繁栄するという夢をなぜ描いたのか。

 そうだ。深センと上海浦東がモデルだった。「中国の夢」は、このふたつの新興都市の繁栄ぶりだった。
 深センは香港に隣接する漁村だった。人口僅か八千人の寒村が、またたくまに一千万都市に急膨張したのも、トウ小平の南 巡講 話の発祥の場所でもあり、香港を中心として華僑がどっと進出したからだった。

 上海はもとより旧市内が膨張したうえ、飛行場が整備され、リニアカーが敷かれ、大学も多く、労働力が幾らでも全土から 押し 寄せたから新都心として容易に発展できた。摩天楼、上海の金融街の魅力は世界の投資家、起業家を惹きつけた。
 この深センと上海の浦東は中国に於ける例外でしかない。しkし多くの地方政府幹部は、自分たちの夢のモデルになるとい う、 中国人特有の「拝金教」に取り憑かれた。
 蘭州も「第二の浦東」になって成功できる、いや九江も、オルダスも、フフホトも延安も、みなが「中国の夢」とは「第二 の浦 東」を目標に、商業的採算を度外視しての突貫工事。ビルは建ち、道路は整備され、工業団地は造られ、そして誰もこなかった。
 住宅街はからっぽ、道路は早くも砂漠化しており、そして建設費用の借り入れには償還と利息があることを誰も留意しな かっ た。上の号令一下、ただひたすらハコモノをつくっただけだった。

 「利益をまったく生まない投資」、そして償還時期に直面し、通貨を増発し、利息を支払うためだけの回転資金の確保のた めに 地方政府は債券を発行し、シャドーバンキングを利用し、闇金にも手を出し、ついにデベロッパーの多くが倒産した。経営者は自 殺するか夜逃げするか、海外逃亡となった。
 整合性のある戦略はなにもなかった。全体主義国家の計画経済のなれの果てはいつの世にもこのような凄惨な結末となるの であ る。  (この稿は『月刊日本』7月号からの再録です)

  それにしても、世界は何時まで、この中国を放っておくのでしょうか。崩壊が遅くなればなる程、世界に齎す被害は甚大 なも のになるのは明らかなのに手を引こうとしないのは、やはり、まだ、儲けられるとの幻想を抱いているのでしょうか。
  
  いずれにしても、英国の離脱が、中国にどう影響するのか見ものです。これが、きっかけになって崩壊が早まってくれる こと を望みたいものです。

早くしてくれ!