団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

都知事選は外国人地方参政権の是非こそが重要

2016年07月23日 | 日本再生

  杉田さんの産経新聞、【杉田水脈のなでしこリ ポート (9)】は、今回は知事選についてです。日本のこころが増田氏を応援すると発表した要ですが、中山成彬さんや杉田さんなどは、直 ぐに、党には従わないとフェイスブックなどに書かれていました。あれは、一体誰が決めたのでしょう。まさか、中山恭子さ んという ことも無さそうですし、何となく、日本のこころもおかしな雲行きです。

  杉田さんが、増田氏を応援できないことの理由を明確に書いてくれています。

  今回のは長いので、全文は是非リンク元で読んでください。

  産経ニュースより    2016.7.19

 【杉 田水脈のなでしこリポート(9)】東京都知事選は外国人地方参政権の是非こそが重要な争点ではないでしょうか 
   
 東京都知事選挙が始まりました。自民、公明両党、そして日本のこころを大切にする党が元岩手県知事で元総務相の増田寛 也氏を推 薦しましたが、これに伴うゴタゴタが続いています。

 私は東京都民ではないので「この人を支持します」という必要はないと思っていましたが、ブログに「増田寛也氏を支持し ないし、 支持できない」と書いたところ、「なぜ?」というご質問が多くの方からあったので、お答えしたいと思います。

 増田氏は元建設官僚であり、知事や総務相の経験もあるだけに、他の候補と比べて実務経験に長けているというのはその通 りでしょ う。ですが、私が懸念しているのは外国人への地方参政権付与をめぐる問題なのです。

 日本のこころを大切にする党は、彼に推薦を出すにあたりこの件を確認したとfacebookに発表しています。以下は その引用 です。

≪増田寛也氏が過去に外国人地方参政権について認める考えを持っていたことはあるが、東京都知事としてこの件を持ち出す ことはな いということを確認している。当然、我が党は参政権は国民固有の権利であり、外国人地方参政権については認めない立場である≫

 増田氏が外国人参政権を認めない立場に変わったのは、一体なぜなのでしょうか。

(1)時系列的な問題=過去はそう思っていたのが、現在は違う

(2)地域的な問題=岩手県ではよいが、東京都ではダメ

(3)外圧要件によるもの=要望があったので認めるべきと言ったが、要望がなかったらやらない

 大きく分けると、この3つのパターンが考えられます。

 政治家といえども、勉強していく中で考えが変わることはあります。また、時流の変化に対応して前言を撤回をすることも ありま す。それが(1)のケースであり、増田氏が「色々と勉強して考えが変わった」というならば、まだ話は分かります。

 (3)のケースならば論外です。首長は要望の声の大きさに応じて行政を進めるべきではありません。そうでなければ、ノ イジーマ イノリティに惑わされて、サイレントマジョリティーの権利や利益を損ねかねません。このような外圧でコロコロと考えや政策を変え るような方は首長失格だと言えるでしょう。

 問題は(2)のケースです。これは地方分権の議論の中でとても重要な問題だと考えているからです。

 話は2006年3月に遡ります。私はニュー・パブリック・マネジメント(NPM)の現場視察のために英国を訪問しまし た。小泉 純一郎首相の構造改革 の真っ最中で、地方分権や行政評価、PFIなど、新しい手法がもてはやされていた時代です。サッチャー改革の本場を見て、一番驚 いたのは英国が徹底的な中 央集権国家だったということです。

 行政評価に関して言えば、日本では自治体ごとに独自の基準を設定しますが、英国はすべての自治体が政府が決めた 基準を元 に評価を行います。

 例えば、ごみ収集事業に関し、政府はABCDの評価基準を定めています。一番最低のDランクをとった自治体は、 そこで働 く人間をすべて解雇して次年度からは政府が派遣した人を受け入れなければなりません。そうやって住民サービスの質を向上させ ていくのです。

 住民の意見を政策に反映させるシステムは日本よりも遅れており、「どうやって住民の声を聴けばいいのかまだまだ 試行錯誤 している」と言っていました。

 この事例はかなり極端ではありますが、改めて中央集権の重要性を認識したのです。…中略

 外国人の地方参政権は、後者の事例に属します。自治体によって認める自治体と認めない自治体が混在するような状 態を作っ てはなりません。国がはっきりと「外国人参政権は認めない」と決め、地方にこの決定権限を譲るべきではありません。

 ですから、増田寛也氏が外国人地方参政権について、もし都道府県の判断に委ねればよいという考えをお持ちならば、 到底支持 することはできません。というよりも、そんな考え方の持ち主が元官僚で総務相を務めていたかと思うとゾッとします。

 私は衆院議員だった当時、「何を中央集権とし、何を地方分権とすべきか」という線引きの議論をぜひ始めたいと思っ ていまし た。国会議員には、霞ヶ関の官僚出身の議員はたくさんいますが、私のような地方自治体職員出身の議員はほとんどいません。そ れだけに、私の経験を生かせるのではないかと思っていましたが、残念ながら議論は緒に就きませんでした。

 そんな中、道州制推進の中心人物として頑張っていたのが、今回の都知事選候補の一人である元防衛相の小池百合子氏 でした。

 保守の方の中には、地方分権や道州制と聞くだけでアレルギー反応を起こす方もおられますが、地方の活性化は待っ たなしな のです。一刻も早く「誤った地方分権をさせない」という考え方を鮮明にさせた上で国と地方の役割分担について議論を盛り上げ てほしいと思っています。

  この件は、自民党、特に都連の腐敗が齎したものでしょう。何と言っても、舛添を選んだ自民党が、全く反省せず に選んだ 候補者ですから利権がからんでいることは明らかでしょう。

  いずれにしても、都民が、どれ程平和ボケかを計る最高の機会でしょう。最悪を選ぶのじゃないでしょうか。日本 の劣化も ここまで来たかとぜつぼうさせられないことを願いたいものです。

  杉田さんが、参議院選挙の敗北を語ってくれています。


【Front Japan 桜】南シナ海 中国主権認めず / 政党選挙の現実 / 「理想」を語るために必要なこと[桜H28/7/13]


安倍政権はバカ発見器

2016年07月23日 | 日本再生

  阿比留さんの記事やフェイスブックは、殆ど見 ているつ もりでしたが、こんな面白い言葉を見逃していたとは、お恥ずかしい。

 フェイスブックより

  阿 比留 瑠比

 言葉は適当・穏当ではないかもしれませんが、私は以前、「安倍政権はバカ発見器」ではないかと確かこの欄で書きまし た。今まで 普通の良識人ぶっていた学者も文化人も芸能人もメディアも国会議員も、安倍憎しでどんどん馬脚なのか豚足なのかを現し、私はバカ ですと正体をカミングアウトしていると。

 今回の都知事選もまた、そういう様相を表している気がします。まあ、彼らが恥をかこうとがっかりしようと、挫折を感じ ようと、 知ったことではありませんが。

  これは、良いですね。安倍政権になってから、政治家だけでなく、学者やジャーナリストなどあらゆる分野から反日売国 左翼が湧 き出してくるので驚いたものです。
  やはり、余 命三年作 戦の言うように、安倍さんの深謀遠慮による仕掛けが効いているのじゃないでしょうか。
  この部屋でも、何度も安倍さんの手緩さに怒りをぶつけていますが、やはり、並の政治家じゃなさそうです。
  と言うか、そうであって欲しいですね。もし、安倍さんに裏切られる何てことになると、日本の再生は無くなりそうで す。と言う か、日本の消滅も有り得そうです。

  只、願わくば、もう少し、時々は喜ばしてほしいものです。そうしないと、我慢しきれない保守層が離れていくのじゃな いでしょ うか。それも、折込済みなのでしょうか。
  と言うか、やはり、おかしなところは指摘していく必要がありますね。これは、青山さんがやってくれるかな。


ソフトバンク:半導体の英ARMを3.3 兆円で買収

2016年07月23日 | ソフトバンク ロッテ イオン パチンコ

  孫は何を狙っているのだろうと不思議だった、 最近の持 ち株の売却や、6月27日 (月)、第 1112回の「ソ フトバンク、アローラ副社長が退任」などの一連の動きが、やっとはっきりしました。

  何と、今度はイギリスの半導体企業の買収だそうです。遂に、製造業に手を出しました。果たして、これが、どうなるの か、私に は分かりませんが、負債が積み上がったことは確かです。

  こんな企業に、一兆円も融資するみずほ銀行も狂っているとしか思えません。やはり、同胞意識でしようか。

   ブルームバーグより     2016年7月18日
  
  ソ フトバンク:半導体の英ARMを3.3兆円で買収-同社最大規模

 ソフトバンクグループは18日、英半導体設計会社のARMホールディングスの全株式を現金で取得することで合意したと 発表し た。総額は約240億ポンド(約3兆3000億円)となる。ソフトバンクはこの買収により、さまざまな機器をインターネットでつ なぐIoT技術の世界的な有力企業を傘下に納める。

  発表文書によると、ARMの1株当たりの取得額は1700ペンス。これは15日の株価終値1189ペンスに約43% 上乗せし た水準で株式14億1200万株を取得する計画。

  ソフトバンクにとって今回は2013年の米スプリント買収(約1兆8000億円)を上回る過去最大の買収案件。 IoTに秀で た世界的企業を傘下に納め、ARMの次の技術革新を引き起こすための投資を拡大する。また、同社が保有する専門知識や世界的な ネットワークで、ARMの知的所有権を市場に浸透させることができるとしている。

  孫正義社長は買収について「IoTがもたらす重要なチャンスをつかむことにある」とし、ARMがソフトバンクの戦略 で重要な 役割を果たすことになると、発表文書で表明した。その上で今後5年間でARM従業員を少なくとも倍増させる考えを示した。
ソフトバンクからアプローチ

  ARMのウェ ブサイトによると、同社は1990年10月に英ケンブリッジに設立された。同社の製品・技術は、スマート フォンの 95%、デジタルカメラの80%、全ての電子機器の35%で使用されている。社員は英国中心に約2200人以上在籍している。

  事情に詳しい関係者2人が匿名で語ったところによると、買収はソフトバンク側からの働き掛けだったという。英国の国 民投票で 欧州連合(EU)離脱が支持されて以降、英ポンドの対円堰場は下落しているが、ソフトバンクはその前から買収を検討していたとい う。 

  ARMの取締役はすでに同社の株主に買収を推奨することで全会一致しているとしているが、買収にはARMの株主と英 国裁判所 の承認が必要となる。また、ソフトバンクは買収資金調達にあたり、みずほ銀行とブリッジローンとして最大1兆円の借入契約を締 結。残額は手元資金で賄うとした。買収は9月末までに完了する見込みだとしている。

  エース経済研究所の安田秀樹アナリストは、正式発表前の取材で、いろいろなモノがインターネットにつながるようにな ると「ま すますARM製品が使われるようになる」と指摘。「孫正義社長は独占率と利益率が高いことと、成長性を評価し、買収を決めたのだ ろう。アリババとスーパーセル株式の売却は、この買収の準備だったと考えるのが妥当だ」と述べた。

  バリューサーチ投資顧問の松野実社長は、「スマホやネット関連で親和性やシナジー効果が期待できるとみたのではない か」とコ メント。米携帯電話会社スプリント買収に続く大型買収で、既に有利子負債が高水準にある点には懸念を示した。

  孫は敵ながらそのバイタリティには驚かされます。これが、日本の為にやっているのなら私も応援するでしょうが、日本 大嫌いで 日本を利用することしか考えてないような人がやることを放ってはおけません。
  こんな企業を野放しにしていれば、いずれ日本はボロボロにされて崩壊させられます。

  一日も早く、目覚めて、不買運動で倒産に持ち込みましょう。力の無い我々には、それしか道は無いのです。


米でも絶賛の中国の要人が豹変

2016年07月23日 | 中国

  お恥ずかしいことに、知識不足で、7月12日 (火)、第 754回の「仲 裁裁判所の裁定は『紙くず』」で取り上げた「紙くず」発言をした胡錦濤前政権下で外交トップを務めた戴秉国 元国 務委員(副首相級)なる人のことを全く知りませんでした。
  ところが、櫻井よしこさんんが詳しく教えてくれています。どうやらとんでもない影響力をアメリカに発揮していたよう で す。
  こんな人がいたなんて全く知りませんでした。日本には、これに対抗できる政治家がいなかったということなのでしょう ね。 やはり、日本の外交はどうにもならないようです。
  
  櫻井よしこ オフィシャルサイトよ り     2016.07.16 (土)

 「米で も絶 賛の中国の要人が豹変 国家間で求められる国益の視点」

 中国の要人に戴秉国(たい・へいこく)という人物がいる。胡錦濤前政権の外交トップを務めた実力者である。彼の前では 外務 大臣の王毅氏など、小僧っ子のような存在である。
 
 米国をはじめとする世界が戴氏をどれほど重視していたかは、ヒラリー・クリントン氏が2014年に出版した回顧録 『Hard Choices(困難な選択)』からも見えてくる。
 
 同書には日本関連の記述はほとんど見当たらない。むしろ韓国に関する記述の方が多いほどに、日本は忘れ去られ、申し訳 程度 に登場するのみだ。対照的なのが中国である。中国については2つの章にわたって詳細に記されており、どの文章にもどの段落に も、クリントン氏の熱い思いが溢れている。
 
 09年早春、クリントン氏は、国務長官として、初の外遊先に日本を選んだ。わが国には22時間滞在したが、日米対話は 上滑 りするばかりで成果はなかった。彼女の関心が日本にはなかったからである。ところが、日本の後に訪れた中国で彼女は、丸4日 を過ごした。そのときに出会ったのが戴氏である。
 
 一言で言えば彼は彼女の心をつかんだのだ。クリントン氏の中国への入れ込みの強さは、Dai Bingguo、つまり 戴秉 国氏への彼女の個人的な思い入れの強さそのものだといってよい。クリントン氏はこう書いている。

 「会った瞬間から会話が弾んだ。われわれは(その後)何年にもわたって、会話を重ねた。彼は私に度々講義 (lecture)をするのだった。いかに米国のアジア政策が間違っているか、彼は皮肉をちりばめながら、しかし、穏やかな 笑顔を忘れずに語る」
 
 世界最強国の国務長官が、戴氏の米国批判に熱心に耳を傾ける姿が浮かんでくる。ある日の会話では、戴氏が胸から一葉の 写真 を取り出して見せた。小さなかわいい女の子の写真である。恐らく戴氏の孫であろう。

 「われわれの仕事は全てこの子たちのためですよ」と戴氏が語った。
 
 クリントン氏は「彼の心情はそのまま私の心情でもあった」と述懐する。
 
 戴氏がクリントン氏の未来世代にかける「情熱を共有」したことが、2人の関係が長く太く続いたことの基本だったとクリ ント ン氏は書いている。
 
 健康維持のための運動と長時間の散歩を戴氏に勧められてまんざらでもない彼女の姿勢は、彼に対する親近感の表れでもあ ろ う。
 
 ヘンリー・キッシンジャー元国務長官も戴氏についてクリントン氏に申し送りしていた。キッシンジャー氏は「中国で会っ た人 物の中で恐らく最も素晴らしく、かつ開明的人物」だと戴氏について語り、その識見の深さと、中国政界における氏の重要性を強 調したという。
 
 米国要人に絶賛された戴氏はしかし、豹変した。7月5日、氏は米ワシントンで講演し、南シナ海領有権問題に関してオラ ン ダ・ハーグの常設仲裁裁判所が12日に下す裁定は「ただの紙くずだ」と語った。
 
 中国外務省が公開した資料では、氏は次のようにも語っている。

 「仲裁裁判所の決定は何も重大なことではない」「いかなる国家も中国に対し、裁定に従うよう強制してはならない」 「フィリ ピンが挑発的な行動を取れば、中国は決して座視しない」
 
 キッシンジャー氏が「最も開明的」な人物と呼び、クリントン氏が「会った瞬間から会話が弾んだ」人物は、激しい対米発 言も している。

 「たとえ10隻の空母戦闘群全てを南シナ海に派遣しても、中国人を脅かすことはできない」
 
 国家間の関係の前には個人的友情や好意など、残念ながら、木っ端みじんに吹き飛ぶのだ。永遠なのは国益だけである。国 益実 現のための冷静な見方のできる国にならなければ生き残っていけないとつくづく、思う。

  あの日本嫌いの、4月19日 (火)、第 6043回の「ざまあみろ、キッシンジャー」などで取り上げてきたキッシンジャーも、この人に籠絡されていたんですね。何と も、 恐ろしい男がいたものです。
  ところで、この男も凄いですが、ころっと騙されるアメリカ人もだらしないですね。こんな人達が、日本のことを知りも しな いで叩いてきたと思うと、やはり、日本の政治・外交の情けなさを思わずにはいられませんね。
  これも、やはり、戦後の日本人の劣化も原因なのでしょうか。それにしても、アメリカのトップを簡単に籠絡してしまっ た戴 氏って、どんな人柄なのか興味がありますね。単なる詐欺師なのか、それとも、間違った共産主義を信じてしまった人格者なの か。やはり、詐欺師でしょうね。

やはり、世界は腹黒い!