団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★マイケル・フリンの告訴取下げ

2020年05月11日 | アメリカ

 

アメリカの民主党の腐敗は凄まじいものがありますね。トランプさんを落とす為のロシア疑惑の闇が明らかになるにつれオバマ・クリントン質の悪辣さがはっきりしてきます。

  宮崎さんがアンディ・チャンさんの通信を取り上げてくれています。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)5月9日(土曜日) 通巻第6492号 <前日発行>

  AC 論説  アンディ・チャンのアメリカ通信

 マイケル・フリンの告訴取下げ

 5月7日、司法部はマイケル・フリンの告訴を折り下げると発表した。
フリン将軍の裁判はマラー特別検察官のグループが始めたのだが、司法部が3年続いた告訴を取り下げたので、ようやくフリン将軍(星3つ)の無罪が確定した。
司法部のTimothy SHeaは、「このケースを継続するのは司法の目的ではない」と述べた。法律上の弁解は意味不明で説明が難しいが英語では「Continued prosecution of this case would not serve the interests of justice]つまり、これ以上続けるのは司法の正義に悖るというわけだ。
報道によると発表の直前に裁判を主宰していたBrandon Van Grack検察官がケースから退出した。

 Grack検察官はマラー特別検察官の下で本件を扱った際に息子を起訴すると脅してフリンに無理やり罪を認めさせた検察官である。
Deep State のトランプ弾劾陰謀の証拠がぞろぞろ出てきたのでフリンを有罪にすることができなくなったのだ。
 トランプが選挙で当選する前からDOJ/FBIの高官たちは信憑性のないSteele文書を使って彼とロシアの癒着を弾劾する陰謀を企てていた。
この陰謀の一環がトランプの部下を有罪で起訴することである。一週間ほど前にフリンの弁護士が要求した6000件以上のDOJ/FBIのメール交信資料が公開されたのでDeepStateの陰謀がわかってきた。
Bill Priestapの手書きノート、「調査しろ、嘘をつかせろ、有罪か免職かにさせろ」が公開されてフリン裁判は彼らの仕組んだ罠だと判明して裁判を続けられなくなった。
 陰謀に関わった人物はかなり多く、しかもほとんどがDOJ/FBIのトップである。
6日に新しく公開された衝撃的な資料によると司法部のRod Rosenstein副部長がトランプのロシアゲート調査のマラー特別検察官に与えた要望書(Scope)で、調査の目標をCarter Page、Paul Manafort、Michael Flynn、George Papadopoulos、及びもう一人の名前を消去した人物に絞れと書いていた。

 つまり司法部の副部長が弾劾陰謀の計画書を書いていたのだ。この要望書は2017年8月2日に書かれたもので結果として彼らはみな調査、逮捕、起訴された。つまりマラー検察官だって決して公明正大ではなく彼も一味だったことがわかる。

 マイケル・フリンのでっち上げ罪状は彼がキスリアック元ロシア駐米大使と会談したことでロシア癒着があったという疑惑だが、2017年1月4日にはすでにフリンのロシア癒着はないと結論したはずなのにPeter Stzrokがこれを認めず、コーメイFBI長官も同意のもとで1月24日、ホワイトハウスに赴いた二人のFBI調査員がフリンを尋問した。
この尋問の際に調査員はフリンに弁護士の同伴は無用と述べたという。しかも調査員が作成した報告(F-302)を誰かがフリンに不利なように改竄したことが判明している。
改竄したのはStzrokと言われているがいずれ本物と改竄された文書が公開される。

 カーター・ペイジの調査はなんと彼がロシアのスパイという疑惑であった。
ところが事実はカーター・ペイジはアメリカの任務を帯びた反スパイだった、しかも彼らはこの事実を隠して罪をでっち上げたのだ。もう一人のパパドポロスはイスラエルのスパイだった嫌疑で起訴されたというが、今日まで正式な起訴状は発表されていない。I

 DOJ/FBIが懸命に隠していた資料が公開され、Deep Stateの仲間はローゼンシュタイン司法部副部長をはじめ、コーメイFBI長官、マッケイブFBI副長官など大物がぞろぞろ出てきた。
これはアメリカの有史以来の大事件だが、今の時点ではまさに氷山の一角に過ぎない。トランプ弾劾の陰謀はDOJ/FBIに止まらずCIA /NSAからオバマとオバマの部下まで繋がっていると言われている。正義がどこまで糺せるかはわからない。 (アンディ・チャン氏は在米評論家)

  何とも恐ろしい国です。アメリカ有史依頼の大事件と雖も日本のマスメディアは報道しない自由を行使しています。やはり、トランプさんが嫌いなのでしょうか。
  それにしても、民主党の腐りっぷりは凄まじいものがあります。


★全世界マスク難黒幕は誰だ

2020年05月11日 | ソフトバンク ロッテ イオン パチンコ

 孫のおためごかしの日本へのマスク売却を、4月28日、第2513回の「★孫のマスクの怪しさ」で、取上げました。

  その怪しさが早くも証明されたことを、今日の、第3010回 の「★米国FDA、検査不合格マスクをブラックリストへ BYD製も」でも取上げました。

  そのマスク問題を下のアイヌの模様入りマスクでも取上げた大高未貴さんが「虎ノ門ニュース」で、取り上げてくれています。  


  このChinaの人間とは思えない所業に乗って日本人を騙そうとしている孫の悪辣さに騙される首長も同じ穴の狢でしょうか。
  何時まで孫に虚仮にされたら目が覚めるのか。


★米国FDA、検査不合格マスクをブラックリストへ BYD製も

2020年05月11日 | 中国

 

Chinaのマスクの素晴らしさが明らかになっているようです。何と、アメリカでは86社から合格が14社もあったそうです。合格があるだけ凄いですね。

  宮崎さんが報告してくれています。それにしても、輸出する方もする方ですが、輸入する方もどうかしているのじゃないでしょうか。それだけ足りないということなのでしょうか。それでも輸入すると言うのは甘いのじゃないでしょうか。
  アメリカがこれですと、日本は殆ど不良品なのでしょう。と言うか、まだChinaから輸入しているのでしょうか。
   
  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)5月9日(土曜日) 通巻第6492号 <前日発行>

 米国FDA、検査不合格マスクをブラックリストへ
  86社から合格は14社へ激減。どんなマスクを作っていたのか?

 FDA(米国食品医薬品局)は中国から輸入された医療用マスクを抜き打ち検査し、品質調査を進めてきたが、5月7日、中間報告をまとめ「95%が検査不合格なので、医療関係、ヘルスケアの人々は中止するように」と通達をだした。

 これまで中国製マスクの製造元は86社、このなかには防毒マスクも含まれており、コロナ災禍発生以来、数え切れないほどの中国企業がマスクの生産に参入し粗悪品を輸出にまわしていた実態の一部が掌握できた。
 合格品メーカーは僅か14社。残り72社の製品は医療用基準の「N95」基準を満たしていなかった(ウォールストリートジャーナル紙は80社のうち14社とした)。   
 なかには3Mのミネソタ工場、深センのBYD製品も含まれるとサウスチャイナモーニングポストは報じている。BYDは自動車のバッテリー企業。電気自動車の生産でまっさきに名乗りを上げていた。

 これならDIYのほうがよっぽど良いぞ、との関係者のコメントもでている。ようするに市販のマスクより、自宅で手縫いででも作ったマスクのほうが上出来かも。

 ホワイトハウス内では新しい中国制裁が討議されていて、とくに医療品の不良品に対してのアメリカ人の怒りを背景になんらかの措置をとることが予測されている。
 議会では上院マルコ・ルビオ議員がまとめ役で、制裁法のほかにウィグル族弾圧制裁法案を11日の議会再開をまって満場一致で可決させる方向にある。
 この制裁法は、弾圧に拘わった個人に焦点をあてており、陳全国書記がブラックリストの筆頭にあがっている。

 ウィグル問題はきちんとやっているようですね。その割にはこのマスク輸入には納得が行かないものがありますが、それだけアメリカのChina依存が凄まじいところまで来ている証拠なのでしょう。

  それにしても、孫のマスクの製造元BYDも不合格とは、日本に売りつけるのはその製品でしょう。


★菅さん、アイヌの模様入りマスク

2020年05月11日 | 政治の崩壊

 一時は次期総理のトップを走っていた菅官房長官ですが、大臣に押した仲間の相次いでの辞任で完全に目が無くなってしまったようです。
  その上に、もしかしたらこの方が原因かもしれないアイヌ問題でのチュチェ思想汚染の不勉強を大高さんに指摘されたことで反省しているのかと思ったらやはり、甘かったようです。

  9日、第1863回の「★北海道が中国の32番目の省 になる日」でも取上げたように、やはり確信犯かもしれません。

  そうでなければ、こんなことしないでしょう。何と、アイヌの模様入りマスクで登場だそうです。

 小野寺さんが怒りのツイートをしてくれています。

  やはり、菅・二階・公明党の売国トリオの北海道をChinaに売却は生きているようです。何とも、情けない奴等です。と言うか、もう引き返せないのでしょう。


★ロシア、ネムツォフ暗殺から五年の歳月が流れた

2020年05月11日 | 国際

 

やはりプーチンは恐ろしいようです。安倍さんの歯が立つ相手ではなさそうです。

  何と、5年前の暗殺が迷宮入りになっているうえに、5月6日にも怪しい死があったようです。
  宮崎さんが取り上げてくれています。やはりプーチンの命令なのでしょうか。何とも恐ろしい国です。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)5月8日(金曜日) 通巻第6491号 

 ネムツォフ暗殺から五年の歳月が流れた。犯人は挙がらず迷宮入り
  今度は財閥(世界ランキングにも入る)のボゾフが謎の「拳銃自殺」。

 2015年2月27日、モスクワの中心街。クレムリンに近い橋のうえ、ウクライナ美人のファッション・モデルと手をつない で歩いていた男は、後ろから六発の銃撃を受けて死亡した。

 撃たれたのはボリス・ネムツォフ。エリツィン政権で第一副首相をつとめた。ロシア政界の有力者でもあり、若く、しかも長 身、ウクライナの政治にも深く関与していた。
そしてネムツォフはプーチン最大の政敵であった。プーチンはただちに「全力を挙げて犯人を追及する」とした。 

 かれは政治以外にも有能で、エネルギッシュだった。豪華別荘を保有していたうえビジネスでも成功したとされた。女性関係が 「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)5月8日(金曜日) 通巻第6491号 激しく、正妻との間に一 女、愛人ふたりに、三人の庶子。しかし暗殺後、ロシア各地で追悼集会が開催された。あれから五年がたった。

 2020年5月6日、ロシアの大富豪が拳銃で「自殺」した。
ドミトリー・ボソフは、フォーブスの財閥ランキングの常連。資産は11億ドル。何が彼を「自殺」に追い込んだのか?
1997年にクラスノヤルスクのアルミ工場の共同経営者となったボゾフは、2000年のアルミ戦争を経て「アルテック社」を 立ち上げ、ガスと石炭企業も傘下に収めた。

 一時はプーチンが立ち上げたホッケーチームの胴元でもあり、政権との密接度が見られたが、不法な石炭採掘で、FSBの内偵捜 査を受けていた(英文プラウダ、5月7日)。
奇々怪々。終身皇帝を目指すプーチンに逆らうと、どうなることやら。

  修身独裁ですか、やはり習皇帝と同じですね。似た者同士で仲が悪いのでしょうか。と言うか仲良くなって欲しくないですね。
  やはり、北方領土の返還なんて到底無理のようです。


★いよいよグローバリズムの終わりが来るか

2020年05月11日 | グローバリズム

 1%の金持ちと99%の持たざる人達というどう考えても歪なグローバリズムの世界がいよいよ変る時が来るのでしょうか。
  そんな嬉しい話をねずさんが書いてくれています。もし、そんな時代が来るのなら見てみたいものですが、こればっかりは無理ですね。
  しかし、そんな時代が来るという夢を持てるだけでも嬉しいものです。

  これもねずさんが教えてくれた米がお金だった時代に戻れるのでしょうか。これは地域通貨にも繋がる考え方です。

  何時ものように全文をリンク元で読んでください。

  ねずさんのひとりごとより     2020/05/4

  富本銭 (ふほんせん)と新しい時代

 ・・・略

 大昔、人類がまだ貨幣を用いていなかった時代。
その時代における人々の目的は、貨幣を得ることではありませんでした。
もちろん今後貨幣がなくなることはありませんし、生きる上で一定の貨幣が必要なことも事実です。
ですから、貨幣が必要ないと言っているのではなくて、その使われ方が変わってくるということを申し上げています。

 1%の大金持ちが、発行された貨幣の50%を吸い上げ、7度生まれ変わってもまだ使い切れないほどの年収を得る一方で、多くの人々が貧困下に置かれる。
そういう社会が崩壊し、発行された貨幣が、人々の生活の向上のために使われる。
政治的には、そういう時代がやってくるということです。

 このことは、個人消費の分野で使われるお金の増加の時代の到来を意味します。
つまり人々は、今後、これまで以上に豊かになっていきます。
そして豊かになった消費者が求めるものは、価値ある人生、希望の持てる人生への投資に向かいます。

 未来は明るい。
ただし、これまでうまく行ったから、そのまま行けるという状況は、おそらく今後はもうありません。
形を変えないと生き残れない。
もともと何をしたかったのか。
自分たちの組織には何があるのかを、いまいちど根本に帰って考え行動するところに活路があります。


  それにしても、1%の金持ちの人達は本当にそれで満足しているのでしょうか。四六時中金のことばかり考えている人生なんて面白くもなさそうですが、持ったことがないだけにその真理が理解できません。持ってみたいとも思いませんが。


★朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏

2020年05月11日 | 中・韓

 今日、宮崎さんの書評が取上げてくれた石平さんの本を取り上げましたが、こちらは同じく宮崎さんが取上げてくれた宮脇淳子さんの本です。

  これが、偶然でしょうか石平さんの三国志のような歴史本がChinaやKoreaでどういう考えで作られるかを書いてくれたものだそうです。
  特亜3国では歴史は捏造するものだそうです。と言うか捏造しなければ、恥ずかしくてとてもじゃ無いが人様に読ませられないのでしょう。
  その点、世界に誇れる歴史を持つ日本人は幸せです。

  こちらも、宮崎さんの体験談が主の書評で面白い。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)5月3日(日曜日)弐 通巻第6450号  

  書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 

 中国が「黄帝陵」をコンクリートで造ったら
  北朝鮮は檀君陵墓をこさえて、三メートルの人骨がでてきたとか

 宮脇淳子『朝 鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏』(扶桑社新書)

 歴史は捏造するに限る、というのが中国と北朝鮮、韓国に共通する。
 日本人のように合理的に説明ができて、証拠文献など客観的証明があって歴史がはじめて叙述されるという理性のくにとはこと なり、中国にとっての歴史は徹頭徹尾、プロパガンダである。韓国にとっての歴史はファンタジーである。
両国にとっての歴史認識とは客観的事実などどうでも良いし、そのときどきの支配者のご都合主義が投影される。各王朝の『正 史』は史実が疑わしい。『魏志倭人伝』を信頼している日本の歴史家がまだいるが、バカとしか言いようがない。
 評者(宮崎)が三十数年来、講演のたびに言ってきたことがある。
「中国語には『嘘』とう言葉はありません。漢字で『嘘』はありますが、日本とは意味がことなり、『シーッ、お黙り』という意 味です。そうでしょ。口が虚ろなのですから。なぜ中国語に『嘘』がないか。答えは簡単です。中国人はみな嘘つきだから、必要 がないのです」。
爆笑の後、聴衆から必ず質問が飛んでくる。
「『嘘つき』のなかにも天才的な嘘つきが居ますね。その人達を表現するときはどうするのですか?」
「詐欺師の『詐』を用いて『詐話』、あるいは詭弁の『詭』を用いて『詭話』と呼ぶことがあります」
さて、それならばミニ中華思想を体現する韓国と中国はお互いが嘘つきだから、滅茶苦茶な創作競争が起こるのである。
タモリがでていたCMに「ユンケル黄帝液」があった。
陝西省の山奥になぜか「黄帝稜」があって、十年以上前、高山正之氏らと見学に行ったことがある。四階建てのコンクリート作 り、最初から嘘だと言っているようなものだ。裏山には黄帝が用いた杖とか、黄帝が座った石とか、展示してあって笑い転げた。 存在しなかった歴史の捏造に基づき、それをバーチャルからリアルに転換するのだ。こんなことは二重の歴史改竄だが、良心に恥 ずかしいという感覚がない。

 この発想の延長が南京大虐殺記念館である。
なかったことをでっち上げたため、証拠も資料もない。嘘報道を拡げた外国人は米国が派遣した宣教師を仮面とした反日宣伝隊の 工作員か、国民党に雇われた自称「ジャーナリスト」だった。この嘘つき達を英雄視して大袈裟に写真を飾り、くわえて関連写真 をパネル展示しているが、すべてがインチキ写真であることはすでに証明されている。しかし、客観的事実などどうでもよく中国 はプロパガンダ教育として、展示を続ける。日本の抗議など屁でもない。これが中華思想である。
げんに天安門事件はなかったことにして国内教育をしているし、隠そうとした新幹線事故では、車両を穴を掘って埋めようとし た。コロナウィルスは米軍が持ち込んだ。第二次感染はロシアからだと嘘放送を百回言えば責任逃れが出来ると思いこんでいる。
さて本書の58ぺージに宮脇さんが、北朝鮮が檀君神話に基づき、檀君稜をこさえたとする箇所で、笑いがこみ上げてきた。

 日本のテレビが報じた「韓流ドラマ」なるものは時代考証がおざなり、というより歴史的証拠を無視した、始めから終わりまで創 作であり、ファンタジーだった。
 檀君は歴史上、存在しない。そもそも檀君神話なるでっち上げは十三世紀に創作された、朝鮮人の歴史改竄願望の表れである。 だが、驚くなかれ、北朝鮮も韓国も歴史教科書で教えているのだ。
こういう国々とまともに付き合う必要はない。福沢は「悪友を絶て」と『脱亜論』に書いたではないか。

  やはり、こんな特亜3国とは付き合う必要はないというか付き合っては害悪しかないのが確かでしょう。やはり、未来永劫国交断絶を憲法に書き込む為にも憲法改正が必要です。


★『石平の裏読み「三国志」

2020年05月11日 | 中国

 石平さんが面白い本を出してくれたようです。現在の世界のリーダー達を三国志の英雄達と比較して書いてくれているようです。
  読書量の極めて少ない中でも辛うじて血沸き肉踊る思いで読んだ内の一冊が吉川英治さんのそれでした。
  只し、一度しか読んでないので中身は殆ど忘れています。日本人らしく関羽が一番好きでした。

  その石平さんの本を何時もの宮崎さんが取り上げてくれています。やはり、何時ものようにご自分の経験からの解説は分かり安くて面白い。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)5月4日(月曜日) 通巻第6485号  

  書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW   

 乱世には旧秩序を破壊し、新世界を構築する英雄が登場する
  三世紀のシナから、現代21世紀の世界をみてみよう

  石平『石平の裏読み「三国志」、英雄たちに学ぶ乱世のリーダーシップ』(PHP研究所)

 タイムカプセルに乗って三世紀の古代シナの世界へひょいと溯ると、シナ大陸は三国志の乱世である。
魏・呉・蜀が入り乱れての大乱戦、その武闘、暴力、戦争、諜報のかけひきの現場から、はるか後世の21世紀をながめると、どういう風に映るのか?
 なぜ、この試みをコロナウィルスが猖獗をきわめているタイミングで果敢に展開するのか、その執筆動機を石平氏は次のように言う。
「乱世というのは秩序と価値崩壊後の混乱期であると同時に、新しい秩序と価値観再建への過渡期でもある。だから乱世の指導者は古い秩序と価値観の破壊者であると同時に、新しい秩序と価値観の再建者あるいは創健者である」(84p)。
 『三国志』ファンが多い。日本では吉川英治の翻案小説もあれば、横山光輝の漫画もあるほど人口に膾炙している。北方謙三も三国志に挑んだ。いずれも日本人にわかりやすいように翻案されている箇所が多い。そういえば司馬遼太郎の『関羽と劉邦』にしても、史実からはぶっ飛んで日本の浪花節的な心情の襞を縷々綴っている。
 さて日本人が『三国志』と思っているのは、じつは小説『三国志演義』のほうで、史実とはかけ離れた物語である。
 典型例が不出生の英雄=曹操が悪人となって邪険に扱われており、優柔不断の劉備は、日本人の好む英雄に美化された。軍師だった諸葛孔明が、失敗した作戦が多いのに天才軍師と描かれている。
 大暴れを演じた関羽、いつしか中国では「金儲けの神さま」となって、各地に関羽廟が建てられ篤く祭られている。いずれも勘違いから生じたことだ。
 それはともかくとして、石平氏は孔子の『論語』に通暁し、儒教に造詣が深い。北京大学で哲学を学んでいる。
 トランプと曹操は似ており、劉備は日本人的だという。
 ならば習近平は誰に似ているのか? この謎解きをここで種明かしすると営業妨害になるかも知れず(苦笑)、回答は本書にあたっていただきたい。
 さて中国史の特質のひとつ。疫病の流行はかならず大乱を惹起することである。
 「平和な日常と安泰が姿を消して、まるで戦時状態のような混乱と恐慌が」目の前に出現し、「かつて経験したことのない世界規模の大乱世の到来」だと石氏は言う。
 マスクを外国に寄付したら、不良品、欠陥品だったので送り返された。
 ところが中国国内では「地方政府同士の間でマスクやクスリなどの緊急物資に対する争奪戦が堂々と展開され、A地の公安局が警察装甲車を出動させてB地警察の手から救援物資を奪い取る、というような事件まで」起きている。
 乱世にはリーダーシップの質が問われるのは古今東西変わりがない。アベノミクスは、乱世でアベマスクとなった。まさにリーダーシップの弱さが露呈したが、習近平に対して中国はどうしたのか。
 「求心力の低下と中央政治の乱れは、各地方政府の独断行為をさらに助長し、全国における地方分裂の趨勢に拍車をかけることになろう。中国はもはや『一つの中国』ではなくなる」と予測するのだ。(19p)
 曹操は言った。「わしが人を裏切ることがあるとも、他人にわしを裏切らせはしない」。モラルの欠片のない指導者、まさしく「道徳心のない」曹操といまの米国大統領に似ていると指摘されて、なるほどそういう一面もあるな、と思った。
  
  さて、China肺炎は何時終焉するのでしょうか。その後、日本人が嫌う曹操に擬せられたトランプさんが習皇帝を叩き潰してくれることを待ち望みます。
  ちなみに、宮崎さんが避けた習が誰に擬せられているかは、上の出版元の解説にありました。興味のある方は覗いて見るのも良いかも。
  

さて、世界はどうなるでしょう!