英国に続いてカナダがファーウェイを5Gプロジェクトから排除を決めたようです。何と、あのANTIFAのスポンサーとも言われているソロスが英国やEUに訴えたのだそうです。
宮崎さんが詳しく書いてくれています。やっと足並みが揃いだしたようです。やはり、一度入り込まれると排除はなかなか難しいようです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)6月4日(木曜日) 通巻第6521号
カナダ政府、ようやく重い腰を上げたようだ
英国につづいて「ファーウェイ」を5Gプロジェクトから排除
ジョージ・ソロスはリベラル派を代表する論客でもある。
左翼のユダヤ人投機家として世界的に有名だが、トランプを罵倒する一方で、中国批判の激越さはトランプを越える。
要は全体主義への嫌悪、資本主義の基本にある自由の尊重である。だからソロスはEU諸国のリーダーにも訴えたのである。
「中国の5G製品や基地局を使わないで、EUはノキア、エリクソンなどのEU製品を奨励すべきではないのか」と。
このソロスの主張を取り入れるかのように、コロナの元凶・中国への賠償を要求する英国は、ファーウェイ排斥を決めた。
引き続き大英連邦の有力メンバーであるカナダも、ファーウェイ排斥を決める方向にある。なにしろファーウェイのCFOの孟晩 舟を二年近く拘束し、中国と鮮明な対立関係にあるカナダは、トランプ政権とはそりが会わず、たとえばG7にロシアを加えると するトランプ構想には反対している。
しかしカナダの通信大手二社は、カナダ政府の内心を読み取るかのように、5G基地局プロジェクトでは中国のファーウェイを排 斥し、ノキア、エリクソンを採用するとした。
こうなると大英連邦の主要メンバーのなかで、まだ態度未定はニュージーランドだけとなった。
ニュージーランドですか。規模的には余り影響が無さそうにも思えますが、情報の問題ですから大小は関係ないのかも。
いずれにしても、Chinaの手が隅々まで入り込んでいるということですね。もう少し遅かったら手がつけられなかったのかも。
トランプさんの登場はギリギリ間に会ったということのようです。とは言え、まだ油断は出来ないようです。やはり、勝負はChinaの崩壊待ちでしょう。