隣近所の大人や子供達が全員顔見知りで大人達は何時も子供達を見守ってくれていたものですが、小学校に入ってから個人主義なんてものを教え込まれた所為もあるのか、何時の間にか近所付き合いは鬱陶しいものだと思うようになっていました。
今から考えればGHQによる家族破壊の企みの一環だったのじゃないでしょうか。今になって、大家族制や近所付き合いの大切さが分かってきても今更どうにもならないのじゃないかとおもってました。
ところが、ねずさんは諦めてないようです。日本は新しい時代の共同体を造るべきだと書いてくれています。
何時ものように全文をリンク元で読んでください。明治以後、日本がどうやって崩れてきたのかが良く分かります。
ねずさんの ひとりごとより 2020/7/16
新しい時代 の新しい共同体の創造を
・・・略
明治維新は、そうやって全国の諸国に別れていた地域ごとの社会共同体を、日本という国家ひとつにまとめるというはたらきをしま した。
これによって、日本全体がひとつの社会共同体となることが目指されたわけです。
ところが戦後になると、この日本国という共同体意識、別な言い方をするならば日本全体がひとつの家族となるという国家意識が崩 れました。
それでも高度成長の頃までは、会社がひとつの共同体を形成しました。
これら共同体は、「恥」という概念でも存在を見出すことができます。
江戸の昔なら、地域の恥、家の恥、親族の恥。
明治以降なら、帝国臣民の恥。
戦後の高度成長の頃は、会社の恥です。
ところが平成から令和の時代となり、会社共同体も、いまや崩壊したといわれています。
会社は永続して働くところではなく、単なる腰掛けとなっていきました。・・・中略
日本の元首が天皇なのに、天皇の大御心に反して大戦争を行う。
こんなありえないことが起きたのが、実は先の大戦であったわけです。
明治の開闢以来、日本は統一国家としての日本、つまり日本国というひとつの家族国家を目指しながら、同時に不平等条約の改定など を目指して国がひとつとなってきたのに、いつのまにか日本は、日本という統一国家ではなく、海軍村、陸軍村、政友会村、民政党村 などの村社会におちいってしまっていた。
それでいながら、開戦の責任者が誰もいないという、まさに不思議の国日本になっていたわけです。・・・以下略
少し鬱陶しいところはあるものの、家族・近所が和気藹々と暮らす生活も捨て難いものがあるようです。と言うか、ねずさんが言われるようにこれを捨ててきたことが今の日本の劣化に繋がっているようです。
もう一度考え直す必要がありそうです。