米中の領事館争いが面白くなって来ているようです。何と、Chinaの成都の米国領事館前に群集が数千人も集まって騒いでいるようです。
China政府が煽っているのかと思ったら、逆に反米騒動を恐れているのだそうです。そんなにアメリカが怖いのでしょうか。
宮崎さんが詳しく書いてくれています。何と、反米騒動こそが真珠湾だそうです。なる程、そういう考えもあるんですね。となると、群集に頑張って貰いたいものです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)7月26日(日曜日) 通巻第6598号
成都の米国領事館前に数千人の群衆。爆竹片手に愛国歌
反米暴動を極度に警戒する中国公安、厳重な警備体制を敷く
7月24日、テキサス州ヒューストンの中国領事館が閉鎖され、米国官憲が立ち入った。この領事館はかねてからスパイ網拠点として、FBIの監視対象だった。前日までに米国は四人の中国人をスパイ容疑で逮捕した。情報窃取の拠点を米国はひとつ壊滅させた。
ただちに報復措置を発表した中国は四川省成都の米国領事館閉鎖を通告した。
成都領事館はチベット、ウイグルにおける中国の弾圧をモニターし、監視する拠点でもある。また嘗ては王立軍(薄煕来の右腕だった)が女装して重慶から駆け込んで亡命を求めた所でもある。この事件を切っ掛けに薄夫人の英国人殺害がわかり、習近平最大のライバルだった薄煕来失脚に繋がる。
テレビで知った住民およそ数千名が米国領事館前にあつまり、爆竹とカメラを片手に、愛国歌を歌うなど、規制を挙げている。爆竹は祝福のサイン?
反米暴動に発展することを怖れる警備当局は、一帯に厳重な警備体制と敷いた。
同日、ニクソン記念図書館へ出向いて「中国との関係は終わった」と演説したのはポンペオ国務長官だった。かれは「中国共産党と中国国民は違う。国民は全体主義に立ち向かうべきだ」とし、「党」と「国民」を明確に峻別して、習近平と「主席」とは言わずに「党総書記」と呼称した。この語彙の選択は、あきらかに意図的である。米国は鮮明に中国への姿勢を転換したのだ。
すでに米国は戦前の@ハルノート」に匹敵する最後通告的なメッセージを送った。
となると、次の事態は、WAITING TO THE PAERL HARBOR?
成都で反米暴動が起これば、米国の思うつぼにならないか?
アメリカは群集を煽って反米騒動に持ち込みたいということですか。その程度で真珠湾になるのでしょうか。もし、それで充分ならやはり Chineseの騒動を期待したいですね。
Chinese頑張れ。