明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



朝から来年2月の中央公論アダージョの画を考える。1枚の画のために人形を造形するため、シチュエーションなど、今から考えておかなければならない。それにしても構図が決まらない。必要なものすべてをどう画面に収めるかが思いつかないのである。午後、撮影予定地へ行って考えることにする。出掛けに長崎の方から電話で、佐世保銃乱射事件について、まだ報道されていない事実を伺う。なるほど。妙だと思ってたんですと私。 ようやくパソコンが到着。梱包も解かず玄関にそのままにし、同時に届いたサドルを自転車に装着して出発。ゲル入りなのですこぶる快適。サドルばかりは合わないと悲惨である。現場に着き、撮影はここでと決める。しかし無茶なシチュエーションではあるので構図は相変わらず思いつかず。 7時に麻布十番。写真の古典技法のオフ会である。オフ会は数年前に、昭和プロレスのオフ会に出席して以来。みなさんの様々な工夫を伺う。その最中突然アイディアが沸き、メモ用紙をもらって描く。結局私の場合、本当はそうしたいのにかかわらず、スケッチブックに試行錯誤は向いていないのであった。

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