明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ライターのFさんから送られてきた画像を見ると、確かに私は始めてみる写真であった。親族から出たそうで、だからといって本物とは限らないが、犯罪ドラマでよくやるように既存の写真と重ねてみると、なるほど、かなり重なる。若い時代のもので、合致するのは顔の上半分で、顎のラインは未発達で重ならない。複写を重ねたのかディテールは飛んでしまって、幸か不幸か私の造形の助けになるものではなかった。
K本にいくと、常連席には一人、建設会社のMさん。毎年恒例の人間ドッグだそうで、この間は帝国ホテルに宿泊の決まりらしく、そこから抜け出してくる。結果がどうなるか、ためしに4日酒を抜いたそうだが、定年まであと3年ほどのMさん、4日抜いたのは、大人になってから初めてだそうである。15と聞こえたような気もする。 向かいでは、飲みすぎで体調を崩し、しばらく顔を出さなかった、常連から密かに小鹿番と呼ばれる小さな親爺。すでに朝から飲んでるようで女将さんに叱られている。この調子じゃ長くは生きないだろうが、火葬場じゃよく燃えそうである。人の話に横から口を出して叱られたりもしているが、今日もニコニコ嬉しそうであった。

01/07~06/10の雑記
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