明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


6時半に田村写真の田村さんと銀座和光前で待ち合わせ、 BLD GALLERY 「写真屋・寺山修司/摩訶不思議なファインダー」展 の内覧会へ。寺山が撮ったポジフィルムからプリントした作品がならんでいた。田村さんがプリントした沢渡朔のプリントはまだ展示されていなかった。寺山自身が写った写真もみてみたいところだが、2回に分けて、来年まで開かれるので、さらに楽しみである。会場には三上寛や、元銀行員の歌手、今回出版された『写真屋・寺山修司』のAD祖父江慎などが来ていた。どこかで見たような人もいたが経年変化でよく判らず。『質問』が上映されるようだが、DVDで発売されるようだし、時間もないので後日改めて来ることにする。『質問』はどこかの屋上で、マイクを持った寺山が田中未知の質問に次々と答えるものだが、あの面白さは、映像で観てこそである。 一度新宿御苑に行き、再び銀座。閉店間際の山野楽器で人差し指用ピックを買い、さらに野暮用を済ませて木場についたのは11時近く。T屋をのぞくとK本の常連大手建設会社のMさんと小学校だか幼稚園勤務のHさん。私が来たから、もう少し飲んじゃおうなどという。店主のHさんは、検査が近いので禁酒のはずが、すでに酩酊ぎみである。私は疲れもあるし、ノリに付いていけないのでハイピッチ。地球上のあらゆる馬鹿々しい話しで終始し、最後は落ちも落ちたり、ウンコの話と、小学生並みになったところでお開き。2人が勘定を済ませ、私はその前にトイレに行くが、戻るとすでにグラスに注がれていた。「しょうがねえなァ」結局、それを3時過ぎまで繰り返し、店主Hさんの話を延々と聞くハメになる。私は注がれた酒が断われないのと、相槌のうち方が上手過ぎるのである。

01/07~06/10の雑記
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