明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

入稿  


アダージョ12月配布用の作品を入稿する。前の雑記を書いてから2日くらいかと思ったら1週間たっていた。我が家の給湯器は深夜電力を使う大きなタンクだが、業者が交換に来たとき、3年前くらいに換えたばかりだといったら8年経っていた。近所の橋を塗り替えていて、また塗り替えかと妙な気がしたが、そう思うと10年以上経ってるような気がして、K本などで、しょっちゅう塗ってますね、などといわないことにした。1週間の半分は気を失っているのではないか、というくらい時間が経つ。 誰を作っているか書けるのなら、ここをこうしたいとか、そうならなかった、くらいはあったが、あまり書きようがない。入稿から配布まで1ヶ月のタイムラグがあるので、前号では紅葉を捏造したが、今回は早々に雪を降らせてみた。作ったのは女性だが、男性を作るのとは勝手が違う。男の場合は、作っていて馬鹿々しければ可笑しいし、カッコ良ければ、それだって可笑しい。哀しかったら、それがまたどこか可笑しいから、作っていても楽しいが、女性の場合は笑える要素が皆無である。私がめったに女性を作らないことと、落語で女性が主人公にならないのと似たような理由であろう。

01/07~06/10の雑記
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