明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


午後、木場デイナイス東京1Fにて、神保町の古書店での渋澤龍彦の写真展示の打ち合わせ。人形は、作家シリーズの最初に作った1体で、妖精が現れたかのように、様々なところに置いて撮影しようと考えていたので、思いっきり小さく、今見ると展示には適さないので、写真を数点ということに。  夕方地元に帰る。極近いのに、帰ることなく元旦以来の休みである。母と食事。脚は頼りないが、今年80だというのに風邪一つひかないのがあり難い。小学校の低学年の頃、風邪ひいた私と枕並べて寝込んだ記憶が、というと、あれは腰痛だったという。 母を先に返し、小岩のお茶屋でコクトー研究家の藤沢さんといつもの喫茶店で会う。ディアギレフの頭部の改良版を見せながらバレエ・リュス100周年などの話。世界で様々な催事があるようだが、ロシアの某コレクション展の話も、日本には相応しい会場がないので実現しそうになく、今のところ寂しいことになりそうである。奥さんも合流し、しばらく話した後、実家に帰る。 母は携帯、パソコンでメールは出来るようになったので、グーグルでの検索を教える。今年中に、デジカメ画像の送り方、プリント方法、アメリカの孫等とのTV電話をマスターさせる予定。ただし、TV電話は私自体がやったことがない。それにしても母を見ていて、人間好奇心が大事と改めて。 結局今年は、餅を一つも食べずに終りそうである。

01/07~06/10の雑記
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