明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



午前中小津像の仕上げを“ちょいと”(小津風)してから、小津の生誕地のプレートの前を通り、コーナンに金鋸の刃を買いに行く。『映像で綴る20世紀の記録』のDVDを売っていたので、1910~1919を買う。ニジンスキーが活躍した丁度そのころである。ディアギレフを作るにも気分が高まるだろう。 先日ebayに、ニジンスキーを撮ったと思われるネガがでていた。画像を反転してみると、本物のような気がした。それは客船の上で撮影したものだが、記者の取材を受けているようなカットもある。おそらく1910年~16年の、まだ正気を保っているツアー中のカットであろう。たまたま乗り合わせた一般人の撮影に違いない。珍しいニジンスキーといういと、必ず登場する某国の御仁が落札した。
未完成のソファーに大きな肥満体の男が座っている。先日、私の頭の中でソファーに座ってこちらを見ていたが、すでに実際、私に向かってデカイ態度でこちらを見ている。実物の人間だとしたら、4メートルほど向うからこちらを見ている感じであろう。ディアギレフが完成したらソファーに取り掛かろう。『人間椅子』で20センチほどの椅子を作って以来ということになる。

01/07~06/10の雑記
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