明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


焼き鳥のK越屋には、最近なかなか顔をだせない。K本は息を止めたままでもたどりつける距離で、ちょっと顔を出して、常連席に挟まって馬鹿話して帰ってくればよいが、K越屋は親爺さんと飲んでると長くなるので、時間がない時は、親爺が飲み始める前の明るいうちに出かけ、新聞でも読みながら一人飲んで帰ってくるしかないが、最近はそれすらできないでいる。  K本には私が店内で撮影した永井荷風古今亭志ん生が飾られていて、荷風はいつココへ来たんです?などと女将さんと客の間で、しばしば話題になってるのをみていて、K越屋にも何か一つと思っていた。どうせなら親爺さんのキャラクターからして笑える物でないといけない。そこで先日、文化センター搬入の帰りにK越屋の前を通り、店先で焼き鳥焼いている親爺さんに、あのあたりを見てこんなポーズを、といって撮ったものを届けた。店内にある、何かのロケのおりの記念撮影、若山富三郎と地井武男の写真と並べて飾ってくれることだろう。  

01/07~06/10の雑記
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