明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



夜中にTV東京『田原総一郎の遺言2012』を観る。かつてTV東京の社員であった田原総一郎が制作した、伝説のドキュメンタリー番組があった。水道橋博士が田原を日本初のAV男優だといっていたが、番組内でセックスする田原総一郎。出演者を追い込む様子など、今見ると考えられない過激さである。発売になるDVDの宣伝番組であったが、これはダイジェストではなくノーカットで観たい。そのまま新春ロードショー『お墓に泊まろう!』「テレビ東京のバラエティー制作陣が見るテレビ東京」をテーマに、激変するメディア環境下のテレビマンたちの葛藤と信念をユーモラスに描く」だそうだが、実につまらなかったが、私が始めてTVに出たのが忘れもしない東京12チャンネル時代の『麻世の真夜中デイト』という、川崎麻世が司会の番組であった。まだオールナイトフジ以前の深夜番組で、演歌のコーナーでは扇ひろ子が歌った。新番組でまだ誰も観ていないのに視聴者からのハガキが着ていた。収録は遅れに遅れ、私は出ないというのに、疲労感漂うスタジオで私とディレクターのやりとりを見つめるスタッフ。これに負けて出演させられた。そういえばこの時、人形運ぶのに付きあってくれたのが脳腫瘍になったSであった。サラリーマンなので遅くなって文句をいっていたが、三人組のアイドル『パンジー』のミニスカート姿を間近で見られたから良かっただろう。

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