明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

再開  


自殺の名所になってしまった地元の駅で、幼稚園からの付き合いのYと会う。5年ぶりぐらいであろう。これから、ジムに行くというのでちょっとお茶でも。彼はゲイであるが、昔いいたいことがある。と一日かけて私に告白したが、私に飛びかかってくる、というならともかく、そんなことどうでもよい。 ボディビルを始めた頃、サプリメントに詳しくなり、盛んに自説を唱えていたが、小学校の金魚がビタミン不足で病気になった時、水槽にレモンを絞ってたな。と思いだしていた。中学の飼育部が予算を取りすぎ、と生徒会で問題になった。好きな熱帯魚の買いすぎであった。そこで文化祭で、オス同士だと死ぬまで戦うと聞いていた闘魚ことベタとアストロの金魚丸のみショーを企画。残酷趣味に教室は満杯。しかし両方仲良く泳ぐばかり。部長を一人残し、我々は教室から逃走。 武道館でT・REXを観た鴇、C席にミッキー・フィンがなげたタンバリンが目の前でカーブしていった話など近況を交えながら。おおよそは、小学校時代の我々がいかに馬鹿だったか、という話であった。20数年前、4時から河本で2人でズラリと炭酸の空き瓶を並べたが、思えば最強の時代であった。彼は美容院をやっているが、そろそろ引退するそうである。インターン時代、実験台になり迷惑したものである。

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