明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

搬入  


銀座は距離的には近いので助かる。寸前まで色を塗っていてタクシ一で向かう、今回のグル一プ展は一点は“キャバレ一”というテ一マが与えられている。近所にある某店を昭和のキャバレ一と想定して、永井荷風を座らせ、両サイドに女性をはべらせている、そんな画を考え、協力してもらえることになっていたが、小津安二郎の制作で手一杯。今回は断念し旧作を。 小津を設置。煙草を持たせるのを忘れる。下にムシロを敷きたいが、青々としていて、少し汚したい。これも初日に。2階がキャバレー関連の作品で、3階がそれ以外、ということだそうだが、ゆっくり観たいので観ないようにして帰宅。 長年通った店を放り出された連中の“落ち武者会”(仮称)へ。

青木画廊サイト。小津安二郎像に写真2点出品。
開廊55周年記念「眼展2016Part1〜妄想キャバレー〜」銀座青木画廊
2016.11/05(土)~2016.11/18(金)

アートスケープ 展評『深川の人形作家 石塚公昭の世界』


HP 



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小津は地べたにムシロを敷いて、その上に座布団、という写真を見た気がする。そこでイグサで作られた小さな畳を下に敷くことにしたのだが、青々としすぎている。放っておけば古畳になるのだろうが、コーヒーを塗っていくらか古びさせた。それと小津に持たせるタバコを持って青木画廊に行く。幻想系画廊としてみると小津は違和感がある。そういう意味では2階に展示してある写真作品のエドガー・ポーであろう。今回の“キャバレー”というテーマには旧作の永井荷風は合っていた。ストリップ劇場のつもりであったが、グランドキャバレーといえばそう見える。一度帰宅する。 深川江戸資料館の『歌舞伎展』に貸し出す予定の掛け軸、色紙の類を引っ張り出す。そこでこれは何代目〇〇とそれぞれ書いておいた資料が、駄目になったPCの中だったことに気づく。これは少々厄介なことになった。 夕方、オープニングパーティーがあるので再び青木に向かう。眼展参加は二度目である。面識のある方もいたが、スコープを出品されている桑原弘明さんは初めて。作品を覗いたが凄い細かさである。私の展示でなければ画廊など縁がないような知人達にも、是非覗くようにいってある。自己紹介でキャバレーは行ったことがない、という作家が何人もおられたが、私は一度行ったことがある。それが画廊の並びにある『白いバラ』である。 今日は二往復したし、人見知りにはパーティーはしんどい。そこそこで帰り、地元の店に行くと、いつものトラックドライバー。連中もいつも観に来てくれる。日曜日の明日は二時ごろまでには在廊予定にしている。

青木画廊サイト。小津安二郎像に写真2点出品。
開廊55周年記念「眼展2016Part1〜妄想キャバレー〜」銀座青木画廊
2016.11/05(土)~2016.11/18(金)

アートスケープ 展評『深川の人形作家 石塚公昭の世界』


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