明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



地元の『タウン誌深川』の連載が終わった。キリが良いところで、と考えていたが、たまたま沈没する前に、かろうじて昔の姿を留められた。続いて何か、という話をいただいたのだが、地元のことといっても、出不精で狭い範囲をウロチョロしているに過ぎず、登場人物も限られており、タウン誌にふさわしい連載は、と思っていたら「あの酔っ払いのオジサン面白いですね?」とのこと。『えっあんなのでいいの?』連載が居酒屋についてだったものだから、つい私の知っている酔っ払いについて書いてしまったのだが。私は以前から、ブログでは読んでいただいている人がいることを考えずに随分書いてしまったが、オジサンのイニシャルが検索に引っかかる、と知人から聞いて慌てて書くのを止めた。 タウン誌深川には酔っ払って転んで頭をぶつけ気絶し、とても中身が入っているとは思えない音がした、みたいなことを書いたが、オジサン岡惚れしている孫みたいな居酒屋の店長に、そんな内容でも見せたい。私に66歳ってバレちゃうじゃない、と怒るのである。そっち?中身が入ってない、は気にならないらしい。歳の部分を切り取って店長に渡したそうである。 それはともかく。内容はなんでも良い、といっていただいたのでやらせていただくことにした。タイトルは『明日できること今日はせず』。安易にも程がある。

アートスケープ 展評『深川の人形作家 石塚公昭の世界』


HP

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