明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日の蝦蟇仙人、後頭部にモジヤモジヤした毛を貼り付ける予定である。この蛙じみた仙人の顔は実はモデルがいる。今から20年以上前だろう。東京駅から発車した車中から見た、一車線置いた向かいのホームに立つ人達の二列目にオールバックの男を見た。人の隙間から見えたのは2秒位だったろう。妙な男が居る。いつか何かの機会にこの男の顔を使ってやろうと思ったが、ようやくその機会がやって来た訳である。勿論そのままではなく蛙が混ざってはいるけれど。そんな訳で、もし犯罪を犯そうと思ったなら、私に現場を見られない方が良さそうである。   まだ寒山拾得を手掛けるのは早い。もう少し、ランカークラスとの試合をこなしておきたい気がしている。しかし間違いなく射程圏内に入って来た。
 
 


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