明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



江戸時代の絵草紙に、虎に乗った仙人を見つけた。豊干禅師と紛らわしい。その仙人は東照宮の陽明門にもいる。夫婦の虎に二匹の子虎がいたが、母親は殺され、不憫に思った鄭思遠(ていしえん)は二匹の子虎を飼うことにし、それを見た父虎は鄭思遠のもとに現れ以来、鄭思遠を乗せ、子虎は仙薬や衣服を運んだ。鄭思遠に拾われた二匹の子虎が寒山と拾得に見えなくもなく紛らわしい。 食料がほぼ尽きたので砂町銀座へ買い出し。帰宅すると粘土が届いていた。食料があり、粘土もある。他に何がいるというのか。これさえあれば問題はない。明日からもう一段ギアを入れ、明日中に次のターゲットも決めたい。 我が家の水槽は寒山拾得の出演メンバーを模した連中を集めるつもりが予定を外れ、カオス状態。まさか仙人だらけになるとは思わず。飼い主の状態を反映するらしい。



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