明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ラブレターは即投函せず、一晩寝て頭を冷やすべきである。見直して見ると、ここはこうした方がよかつた、というところが出てくる。二点で迷っている。締め切りまで日があるので迷うことにする。 これでまた仙人な日々に戻ろう。おおよそ頭部が出来ている鉄拐仙人、に続き蝦蟇(がま) 仙人こと劉海蟾(りゅうかいせん)の頭部にかかろうか、と思っていたらヤフオクで鉄拐仙人の掛け軸を550円で落札した。ウォッチリストも私だけ。中国の作だと思われるが、出品者が何も判っていないリサイクル業者で、こんなのが一番良い。どうやらクロネコの経営するリサイクルショップらしい。蝦蟇仙人の頭部が出来たら、そろそろ虎に乗る豊干禅師に行くか。せいぜい自分を焦らしながら、良きところで、やおら襲いかかるように、個展タイトルになるであろう寒山と拾得を作るか。私は何をいっているのであろうか?”何故だか一休宗純の頭部もすでに出来ている。何処へ行くのかは、行けば判るさ、と誰かがいっているが、そんなことはいわれなくても知っている。下手な頭さえ使わず衝動に従っていれば道は外すことはない。



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