明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



列仙伝・神仙伝を読んでいるところだが、モチーフとして日中の絵師に選ばれてきた話は、選りすぐりの話であることが判る。読んで面白くても、絵にして面白くなければ意味がない。というのは先達も私も、何世紀経とうが同じなんだな、という気がした。虎渓三笑図などは、特に名作というのは見覚えはないが、話を読んだだけで作る気になった。せいぜい今ある頭部の精度を上げながらモチーフを選んで行こう。 豊干禅師の乗る虎は本物を使ったり、作るにしてもリアルにしたくないが、だったらガマガエルも作るか? ホントとウソ、乱歩チルドレン?としてはあくまで面白い方を取るべきであろう。



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