明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ここ数年、眼鏡を作ろうとしたら、裸眼との差がない。眼科で見てもらったが、眼鏡で視力はもう出ないらしい。乱視が酷くなり、しかも左右が随分違う。モニターを見ながらの撮影が苦手で、ファインダーを覗かないとダメ、とつい最近まで言っていた。なのでスマホ写真が下手くそである。 今の手法は切り抜き前提なので、人形の向きさえちゃんとてしていれば、モニター内の構図は関係ない。今回初めてモニターのみで撮影している。私の視力に手法が間に合わせたかのようである。脳が補正しているのか、文字は裸眼で読めるし、(左右、片方だと無理)人形も作れる。 先日、イチローの「合理的になるには無駄なことをたくさんしないとだめ」に納得した。私には無駄に関しては、人が後退りするほどの貯蓄がある。後はただ合理的に進むだろう。 竹竿にシャレコウベ掲げて立っている一休禅師は、シャレコウベにカラスがまとわり付き、タイトルを正月の季語である『初鴉』としたい。『貝の穴に河童の居る事』の時に撮ったカラスのデータが出てきて完成。



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