明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



〝考えるな感じろ”その心持ちといえば、人間ダウジングロッドと化し、ユラユラと水脈を探索する。そんな感じだろう。遠藤周作は〝何かやらなければならない時、他のことをせずにいられない人を怠け者という”といっていた。確かに大事なことは一切してこなかったかもしれない、その代わり何かを作って来た。つまり寝ていた訳ではないので、結果としては大して違いはないだろう。ということにしている。二十代までは、自分のことは自分が決める、と思っていたが、ことごとく外して来ると、よほどのバカでない限り、気がつく訳である。考えたって何も上手く行かないし、思ったところにたどり着けない。そこでダウジングロッドに任せていると、水脈が向こうからやって来る。 その挙句が寒山拾得ということになろうが、なんで寒山拾得だったのか?必ず聞かれるが、さっぱりわからなくなっている。まぁいいや、ということで。



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